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2009年9月 8日 (火)

秋の気配に山を想う

Dscn4442_320 朝晩はだいぶ涼しくなりました。窓の外からうるさいほど聞こえる虫の音を聞きながら、キーボードを叩いています。

山はもう秋の気配でしょう。
今年の秋は、八ヶ岳の赤岳と阿弥陀岳に登る予定です。
6月に乾徳山に一緒に登った友人が会員になってよく利用している蓼科のリゾートホテルの窓から、まさに、真正面にこの二つの山が見えるのです。
僕も一緒に利用させてもらう事があるので「ここへ来るたびに気になってしかたがないから、登ってしまおうよ」僕の誘いに彼が乗ったのです。

友人は八ヶ岳は始めてです。僕は書いたら切りがないくらい、いろいろの思い出がある山ですが、それでも赤岳に登るのは数十年ぶりです。多分、今度の山行きが赤岳への「さよならの山」になるのかもしれません。
「さよならの山」といえば、雪の来る前にできたら、甲斐駒ケ岳と千丈岳も登ってしまいたいと思っています。
北沢峠にテントを張れば、どちらもわりと楽に登れる山です。
赤岳と阿弥陀岳は、行者小屋付近にテントを張って登るつもりです。
きっと星空がきれいでしょう。

Dscn4440_320 このところ毎晩、月がきれいに輝いています。
これまた、秋を感じさせるきれいな、少し寂しくなるような月夜です。
こんな時、僕は井上靖が、作家・安川茂雄のことを書いた追悼文の文章を思い出します。

井上靖は小説「氷壁」を書くときに安川茂雄と知り合い、以後交友が続き、毎年「穂高の月見」として仲間達と穂高岳に行っていました。

安川茂雄が晩年、病に冒されて体調が悪くなり、涸沢からの奥又白谷経由の下山で、グループより遅れ一人ビバークした時の事を井上靖が書いたものです。
徳沢園に到着しない安川を心配した井上が、捜索隊を出そうと提案するが、山仲間は彼は羽毛服も持っている、それは登山家たる安川にかえって非礼なことになると止めるのです。

「深夜、奥又白の本谷の磧近いところに倒れ伏し、ごうごうたる風の音を聞いていた安川君の、その時の心情を思うと、私はいつも襟を正さざるをえない思いになる。大きい感動で心が塞がるのを覚える。」
今夜はなんだか山のことを、いろいろ考える夜になりました。

(写真上、今日、ニュータウン内を散歩していて見つけた、小さな秋。どんぐりが沢山落ちていました。写真写りを考えて、ちょっとどんぐりを寄せる<やらせ>をしました。)
(写真下、我家の庭から見た月です。)

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