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2009年9月25日 (金)

けじめを求められる人達その3‐‐‐‐天下り臨時列車に飛び乗った人達

連載企画「けじめを求められる人達その3です」 まだまだ追記中です。時々覗いて見て下さい。

「柳瀬川通信:報道部」 

デスク「この連載企画も、五百旗頭 真防衛大学校長、農林水産省 井出道雄次官と続けてきたが、今日は男川記者の担当だね。」

作山記者
「本来は、漆間巌官房副長官森本敏防衛相補佐官を取上げる予定でしたが、漆間氏は9月16日付で、森本氏は9月11日付でそれぞれ辞任退職しましたのでリストから外しました。」

デスク
「漆間さんは、今年3月、西松建設の違法献金事件の捜査に関し「自民党議員には波及しない」と発言し、物議をかもした当人だね。その時点での引責辞任も考えられたのだがね。」

作山記者
「その後の捜査も、漆間氏の言ったとおりになりましたし、問題の根は深かったのですが結局うやむやにされてしまいました。辞任は当然とみられています。」

デスク「防衛相補佐官は、防衛省で続いた不祥事を受けて新設されたポストで、森本さんは今年の8月1日に就任したばかりだったね。」

作山記者「はい、拓殖大学大学院教授の森本氏の日頃の言動からいえば、民主党政権下では、絶対に合い入れないものですから政権交代での辞任はやむをえないでしょう。」

デスク「二人とも、けじめをつけたと考えてよいのかな。」

作山記者「止めざるを得ない状況での辞任は、我々が論ずる潔さとは若干ちがうような気もしますが、それでもけじめをつけたほうのリストに変えましょう。」

男川記者「私はこの二人を担当していたのですが、そんなわけで急遽、天下り官僚と渡り官僚を書く事になりました。」

デスク「そうだね。民主党政権発足前に何とかしてしまえと、僅か1ヶ月くらいの間に凄い勢いの駆け込み天下りだったが、すぐに忘れられてしまうだろうから、しっかり書いておこう。」

作山記者「参考までに天下りについて、衆議院議員(みんなの党)の元通産官僚 江田憲司さんの話しを書いておきます。(毎日新聞9月18日夕刊「霞ヶ関のサガ」からの抜粋です。)」

江田さんは天下りを「一生安泰のシステム」と呼ぶ。
縦割りで、各省庁にOBの互助会、ネットワークが存在するという。
「OBは民間人だから役所は関与しいていないと口裏合わせをする」。「〇〇氏」就任ではじき出された人には次ぎに渡るべきポストが用意されている。

高い報酬と個室に車に秘書という三種の神器。
しかも「ところてん方式」なのだそうだ。
「私が若い時は、純粋に政策を練ると、幹部か圧力がかかった。『それを遂行したいなら財団を作って専務理事の椅子を置き、国の補助金を付けろ』と。
組織を守った人、天下り先を設けた人だけ偉くなる。行革なんてやったらアウトだったね」。
では自民党はなぜ、そのシステムを放置してきたのか。「見返りですよ。許認可権の差配次第で、企業から献金が入るから」

衆院調査局によると、天下りの受け皿である独立行政法人などは4504団体。2007年度には国から12兆1334億円が交付され、うち9兆円は人件費などの運営費と推定される。一方自民党は「国が支出する法人は1606、OBの人件費は試算で1026億円」と主張していた。

男川記者「政権交代が確実視されるにいたり、7月末から天下り臨時列車に飛び乗った官僚を挙げてみます。ついでに横滑りも列挙します。
天下り根絶を公約に掲げる民主党政権が動き出す前に、よくもまあこんな事ができるかと心底驚いています。天下り先の報酬と退職金の合計が2億9千万円という事務次官がいましたが、これらの人達も皆、億以上の収入を目論んでいるはずです。」

作山記者「天下り先の独立行政法人について書いておきます。
独立行政法人とは、行政の効率化を目的として、2001年、省庁再編とともに創設された。病院や研究機関など国が担っていた業務の一部を分離して独立の法人格を与え、業務の質や効率性、透明性などの向上を目指すとされたが、天下りや随意契約のほか、給与水準の高さなどが問題視されています。現在99法人あり、09年度予算では国から補助金など計3兆4200億円を支出する。特殊法人は、特別立法により公共目的で設立される法人。」

デスク「この独立行政法人の随意契約において、天下りしたOBが在籍する公益法人や関連法人1法人あたりの契約金金額が、在籍しない法人の約28倍に達している。」

民主党政権発足前駅発 「天下り臨時列車の乗客の皆様」 

 (但し、グリーン車乗客のみです。普通車両にお乗りの一般官僚の皆様は省略しました。)
◎印は、民主党政権による国家公務員の天下りあっせん全面禁止により、天下り人事が凍結される見こみの乗客です。

岩崎貞二 前海上保安庁長官---→国土交通省所管の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」副理事長
この人は、あれ前海上保安庁長官がなぜと思われそうですが、その前職はもちろん国土交通省の自動車交通局長でした。
民主党政権発足前に天下りすべく、8月12日に前任者を任期途中ではじき出しての交代人事でしたので、9月末で任期満了となり、もちろん再任される事が決まっていたのです。
しかし、人事凍結指示で、この人事の先行きが危うくなりつつあります。しかし、あらゆる手をつくして天下る仕組みを存続させたい官僚組織ですから、まだどんな抜け道を作るかわかりません。

〇峰久幸義 元国土交通省次官---→独立行政法人「住宅金融支援機構」副理事長(年収1870万円)

〇銭谷真美 前文部科学省次官---→独立行政法人・国立文化財機構東京国立博物館館長

〇鈴木隆史 前特許庁長官   ---→独立行政法人「日本貿易保険」理事長

〇内藤邦男 前林野庁長官   ---→独立行政法人「農畜産業振興機構」副理事長(年収約1700万円)

〇白須敏朗 前農林水産省次官、
(事故米の不正転売問題で昨年9月に引責辞任その前は水産庁長官だった---→同省所管社団法人「大日本水産会」会長(任期は2年、但し留任は慣例 年収1860万円)

任期前に、玉突きで辞任させられた中須勇雄前大日本水産会会長は、元林野庁長官と発表されているが、この方も
元水産庁長官だった。ここの会長席は水産庁長官の天下り指定席である。
「大日本水産会」の
平成19年度の水産庁からの補助金は、182億9千万円で、収入199億7千万円の実に91.6%が補助金で賄われている。

〇伊藤茂 国土交通省前海事局長   ---→同省所管の民間法人「日本小型船舶検査機構」理事長 

〇青柳親房 元社会保険庁運営部長
(社会保険庁の年金記録漏れ問題に絡み、厚生労働省九州厚生局長に事実上更迭されていた。)  ---→同省所管の独立行政法人「福祉医療機構」理事
 
この人は「郵便不正悪用に絡む公文書偽造事件で任意聴取され、7月18日付で一身上の都合を理由に理事を辞めた同省元障害保険福祉部長の後任ということになる。
理事を辞めた同省元障害保険福祉部長の渡り先は不明」


〇柴田雅人 旧厚生省保険局企画課長を経て、前内閣府審議官  ---→厚生労働省所管の社団法人「国民健康保険中央会」理事長



□高橋賢二 農畜産業振興機構副理事長(元農林水産技術会議事務局長)→→→財団法人日本食肉流通センター理事長 *(渡り)(年収1600~1900万円)
内藤邦男 前林野庁長官にはじき出された事による渡り。

□山本徹 財団法人日本食肉流通センター理事長(元林野庁長官)→→→財団法人「日本穀物検定協会」会長 *(渡り)(年収1600~1900万円)
高橋賢二氏にはじき出された事による渡り。

□浜口義曠 財団法人「日本穀物検定協会」前会長(元農林水産省次官(76)---
退任(8年近く在任した浜口氏の年収は1600~19000万円、退職金は2910万円。)
山本徹氏にはじき出された事による退職。農林水産省次官退官後の、収入は2億円に近い。

□矢野重典 文部科学省所管独立行政法人「日本学生支援機構」理事(元文部科学審議官)→→→同省所管「公立学校共済組合」理事長 *(渡り3度目)
(日本学生支援機構からの退職金数百万円を後日返還)   
これ以前に2004年7月に文部科学省を退官後、国立教育政策研究所長に就任していた。


 郵政事務次官退官後、8億円の収入を得たと報道され、渡りの帝王と呼ばれる
人事院の総裁だった谷公士(まさひと)氏と同じく、矢野氏もまた「渡り鳥官僚」の典型と呼ばれる。

□近藤信司 国立教育政策研究所前所長(元文化庁長官)→→→独立行政法人「国立科学博物館」館長

いやいや、この臨時列車にはたくさん乗っていましたね。調べ中なので若干未整理です。しかし、任期中の人を、民主党政権になると退職金が少なくなる恐れがあるから、今辞めたほうが良いと辞任させ、その後釜になりふり構わず、また官僚が天下るとは、まさに世も末ですね。

毎日新聞さえ、彼らを
「破廉恥」と書いています。「破廉恥」以外の当てはまる熟語をたくさん見つけてみましょう。ひとつは「厚顔無恥」かな。 書きかけ---続く  (この臨時列車には、まだまだ乗っていたようです)

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