« これが夜祭りの傘鉾と屋台---秩父まつり会館へ | トップページ | 志木駅前の駐輪施設 »

2009年5月17日 (日)

作男、インゲンマメのありがたいお話を聞く

Dscn4026_320_2 舞台中央に、小さな畑が出来ている。作男、下手より登場。

作男
「つるありインゲンが、大きくなってきただで、今日は支柱を立てるでござる。」
「支柱は、インゲンの数だけ14本、頭つなぎが2本、ブレース4本と準備は万全、さてさて仕事にかかるでござる。」

作男、慣れた手つきで、合掌式の支柱を立てている。頭に横つなぎの支柱を入れ、ブレースも取り付けて完成させる。寸法を測り、角度を決めていつもながら几帳面な仕事ぶりである。

作男「よしよし、これで完成だべ。
なんかブレース入れたら香港上海銀行みてえでないかい。我ながら良い出来栄えじゃ。農園内支柱コンテストがあったら、まんず入選確実だべ。ヘッ、ヘッ。そうだネットも張るべ。」

作男、去年、キュウリの支柱に使ったネットを支柱両面に張る。

作男「さて、ツルが伸び始めているだで、支柱にまいてやるべか。あれま、もう巻き付き始めているだよ。まだ、支柱さ立てて1時間もたってねだよ。なんとめんこい奴よ。
こっちの奴も巻きつけてやるべ。
あれ、ツルはみんな左巻きだか?。 
渦巻きとおなじでねえか。北半球は左巻き、南半球は右巻きだちゅうが、あれは嘘だとも云うべさ。 
赤道の上で、洗面器に穴さ開けて、こっちは右巻きだ、こっちさくりゃ左巻きだと見せちゃ、小銭稼いでいる奴がいるだそうだが、おら、それさ好きだな。
友達さなりてえだよ。
インゲンは、ちゃんと左巻きでねえか。たいしたもんだ。」

女農園主、舞台上手より登場。日除けのつば広帽子を被っている。

女農園主
「何をぶつぶつ言ってらっしゃるの。Pなる重さのインゲン豆に、曲げモーメントはかかるのかしら。あら、上手に支柱が出来ましたね。でも、また新しい支柱をお求めになったのね。まあいいわ、ご苦労様。隠元禅師さまもお喜びよ。」

作男「あれま、いつのまにいらっしゃっていただか。支柱の支払いはよろしくお願げえすますだよ。だどもインゲンゼンスさまちゅうのは、なんだべ。」

女農園主「ご存知なかったのですね。インゲンマメは、1654年に日本三禅宗のひとつ、黄檗宗(おうばくしゅう)の開祖として知られる隠元セ禅師さまが、中国から渡来した時にお持ちになったそうよ。」

作男
「そんな、偉い坊さまが持ってきただか。インゲンゼンシさまにインゲンマメか、えらくわかりやすいでねえか。」

女農園主
「それで隠元禅師さまの、ご命日の4月3日がインゲン豆の日に決まったのよ。」

作男
「こったら豆に、記念日さあるだか。驚いただよ。
だども、インゲンゼンシさまがお持ちになったのは、つるありだか、つるなしだか、どっちだべ。」

女農園主
「-----???。良いお天気だこと。本当はお持ちになったのはフジマメだったという説もあるそうよ。」

作男
「農園主さまでも知らないことさあるだね。ヒッ、ヒッ、ヒッ。」

女農園主
「下品な笑いはお止めなさい。トマトの支柱もお願いしますね。」

作男
「げっ。」

舞台暗転
Dscn4027_320

(写真上、支柱を立てる前のツルアリインゲン。小さな種からこんなに成長した。)

(写真中、作男さん、ご自慢の立派な支柱が完成。V字型のブレースが入り、ネットが取りつけられた。)

(写真下、ぶつぶつ云いながらも、トマトの支柱も頑丈に作った。)

Dscn4029_320

|

« これが夜祭りの傘鉾と屋台---秩父まつり会館へ | トップページ | 志木駅前の駐輪施設 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170544/45048503

この記事へのトラックバック一覧です: 作男、インゲンマメのありがたいお話を聞く:

« これが夜祭りの傘鉾と屋台---秩父まつり会館へ | トップページ | 志木駅前の駐輪施設 »