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2009年5月10日 (日)

「雪の降る町を」と「笛吹き童子」

Kouhideo_320 連休中、外出が多かった為に、昨日、新聞をまとめて読んでいたら、シャンソン歌手の高英男さんが亡くなられた事を知りました。

 特にファンだったということではなく、ラジオやテレビでの活動から、美しい歌声を聞いただけですが、そのヒット曲のなかで忘れる事が出来ない曲があります。

 子供の頃、キャビネットも壊れて、時々同調のずれる古い並4ラジオに、しがみつくようにして聞いていたラジオ放送劇がNHKの新諸国物語シリーズでした。
1953年(昭和28年)は、その第2作「笛吹き童子」でした。
確か、その放送が1月に始まってしばらくして聞こえてきたのが、ラジオ歌謡の「雪の降る町を」でした。
笛吹き童子は、毎夕6時30分から45分までの放送でした。
この「雪の降る町を」が取上げられていたラジオ歌謡の時間が、その前だったのか、後だったのか思い出せないのですが、哀愁のあるメロディと美しい歌声に、なんて素晴らしい歌なんだろうと子供心にも感動し、歌詞もすぐに覚えてしまいました。
その後、高さんの他のヒット曲とともに、この「雪の降る町を」を何度も、何度も聞く機会はありましたが、僕には最初のラジオ歌謡の時間に聞いた歌声が忘れられないものになりました。
笛吹き童子の「ヒャラーリ、ヒャラリコ---」の主題歌とともに、常にセットで頭に浮んでくるのがこの、高英男さんの歌う「雪の降る町を」です。

4,5年ほど前、月山に登る際に鶴岡市内を観光していたら、この曲を作曲した中田喜直氏が、雪降る町の光景から曲想を得たという立派な記念碑が建っているのを見つけ、とても驚いたものです。
そうか、この町から生まれたのか。この街の雪の景色を想うと、曲が流れてくる気がする、鶴岡市はそんな雰囲気を持つ優しい街でした。

.雪の降る町を 雪の降る町を
  想い出だけが 通りすぎてゆく
  雪の降る町を 遠い国からおちてくる
  この想い出を この想い出を
  いつの日か包まん
  あたたかき幸福の ほほえみ

2.雪の降る町を 雪の降る町を
  足おとだけが 追いかけてゆく
  雪の降る町を 一人心に満ちてくる
  この哀しみを この哀しみを
  いつの日か解(ほぐ)さん
  緑なす春の日の そよかぜ

3.雪の降る町を 雪の降る町を
  息吹(いぶき)とともに こみあげてくる
  雪の降る町を だれも分らぬわが心
  この空しさを この空しさを
  いつの日か祈らん

  新しき光ふる 鐘の音

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