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2009年4月 3日 (金)

何を迎撃する事になるのか?ーーー北朝鮮ミサイルその2

173_320 デスク「さて、昼飯もすんだし、午前中の続きを話そうか。最後に作山くんが記事にまとめてくれたまえ。」

作山
ロケットと、人口衛星のことは、超くんの話しで理解できたよ。残るは大騒ぎになっている日本のミサイル迎撃問題Wakataka_320 ですね。」

デスク
「その前に、この話しは、最後でも良いのだが、やはり日本側の迎撃態勢を語る前に、ニュースとして取上げておかねばならないと思う。」
作山「北朝鮮の対応ですね。」

デスク朝鮮中央通信は2日に次ぎのような発表をしている。」

 軍総参謀部の「重大報道」として「日本が迎撃行為を敢行すれば、我が軍隊はすでに展開している迎撃手段のみならず、重要対象にも断固たる報復の火の雷を浴びせる」
「日本が無鉄砲に平和目的の衛星を迎撃するなら、朝鮮人民軍は慈悲なく、日本の迎撃手段だけでなく主要な対象にも壊滅的な打撃を加える」

作山最も悪辣に行動しているのが、我が人民の百年来の宿敵である日本だと言うように、日本を強く意識していますが、、韓国、米国に対しても警告ですね。」

デスク北朝鮮の言う迎撃行為がどんな場合の迎撃行為を指すかわからないが、長距離弾道ミサイル(ロケット)が問題無く発射されて、1000kmもの高高度に上昇してしまえば、迎撃する必要も無いし、また迎撃もできない云われている。

しかし何らかのアクシデントが発生して、万が一日本側が迎撃ミサイルを発射しなければならない事態になったとしたら、北朝鮮はどんな対応に出るのだろうか。
今は、落下物が日本側に被害を生ずる恐れが発生した場合、それを排除することに注意が向けられているが、日本政府の最大の心配は、実はこの脅しとも取れる警告にあると思うんだ。打上げのカウントダウンが始まれば、日本政府の落下物迎撃のテンションはさがり、国民の心配を排除する対策とといった感じのスタンスに変わるじゃないかな。」

超美仁「狙われる日本の迎撃手段といえば、ミサイル防衛(MD)海上配備型迎撃ミサイル(SM3)地上配備型の迎撃ミサイル(PAC3)になるわけです。しかし主要な対象、重要な対象とは何を指すのかですね。」

作山「日本政府は、重要対象が何を指すのか不明と言っていますが。」

デスク「無論、不明というのは表向きで、北朝鮮が日本に向けて照準を合わせている190~210基といわれるノドンミサイルの標的がなにかは想定しているさ。」

超美仁「米軍、自衛隊の軍事施設は勿論、日本の政治中枢を狙う。しかし私が一番恐れているのはーー。」
デスク「口にするのも恐ろしい!。」

作山「恐ろしい?。現在配備されているノドンは核弾頭ではないのだからーー。わかった、原子力発電所ですね!。」

デスク「超くんは前から警告しているが、ノドンミサイルの一部は日本海側の原子発電所を標的としてセットしている。これは、今回だけでなく、今後、常に防衛の重要課題として考えて行かねばならない。」

超美仁「ミサイルに核弾頭が装着されているなら、話しは違ってきますが、ミサイルに通常爆弾だけと言うのは、破壊力も少なく、経費対効果からみても得策ではない。相手に心理的恐怖感は与えられますが。しかし標的が原子力発電所であればそれは、恐ろしい攻撃力となる。」

作山「報復の火の雷は、航空機攻撃ではなく、ミサイルだと、デスクはそれが言いたかったのですね。」

超美仁「ノドンミサイルではなく、今回のテポドン2の落下物でも、原子力発電所は被害がでる。地上配備型のPAC3は、軌道から遠い東京に3基置くなら、もう少し考えたほうが良い。」

デスク「東京の市ヶ谷に配備されたPAC3は、今回発射されるロケットが迷走したり、落下物を破壊する為のものじゃないよ。報復の火の雷、すなわちノドンミサイルから、皇居と政治中枢、防衛省を防御する為の配備だよ。友人の友人の話では、隊員は、標的は低い高度から飛来する飛翔体の迎撃だと考えているそうだよ。勿論、今回、そんな情報の開示は無いのだが。」

作山「そのへんが建前と本音の使い分けで、北朝鮮が人口衛星といっても、結局は長距離、いや、大陸間弾道ミサイルの誇示であるように、日本政府は、国民の安全を守る事を全面に押し出しているが、実は今後1兆円も必要と云われるミサイル防衛システム(MD)がいかに日本に必要であるかをデモンストレーションする事に熱心です。危機管理の脆弱性が良く現われてしまって、心配の種は尽きないといった心境です。でも、これはあまり露骨に書けない悩みもあります。」

デスク「ジャ-ナリズムは権力の監視であり、自己規制してはいけない。太平洋戦争中、マスコミは軍部の圧力を理由に、自己規制した検閲のとおり易い記事を書き、また、軍部が喜びそうな、事実でないおもねく記事まで書いた。この事はまた、皆で話し合おう。
話しが脱線したが、そんな火の雷攻撃の心配はないと思いたいが、万が一にも避けなければならないね。」

(写真上、日本海に配備されているイージス艦の1隻「173こんごう」)
(写真下、同じく高速ミサイル艇「825わかたか」)

何を迎撃する事になるのか?ーーー北朝鮮ミサイルその3に続く

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