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2009年3月23日 (月)

商船三井の自動車運搬船が、海賊に襲われた!

商船三井のホームページの今日(23日)のプレスリリースに、次ぎのように報告があります。

「自動車船“JASMINE ACE”ソマリア沖 海賊による襲撃の件 」
 
 当社が運航する自動車運搬船“JASMINE ACE”(ジャスミン エース)が、日本時間3月22日(日)22時10分ごろ(現地時間22日16時10分ごろ)ソマリアの東方480マイル(約900Km)の海上で、高速艇2隻に乗った海賊から銃撃を受け、船体に損傷を受けました。同船はスピードを上げジグザグに走るなど約40分の回避行動をとった結果、22日(日)22時50分ごろ海賊の襲撃を自力で振り切りました。

 襲撃による負傷者はなく、油等の流出もありません。また、同船は、操舵室の窓ガラス等に損傷を受けましたが自力航行に支障はなく、安全な海域に向けて航行中です。

<“JASMINE ACE”明細 > 総トン数: 13,038 トン
全長: 126.75 m
船籍: ケイマン諸島、英領(CAYMAN ISLANDS)
建造年: 1995年
乗組員: フィリピン人 18名
積荷: 中古車 377台


 本船は、3月17日(火)にアラブ首長国連邦(UAE)シャルジャ(SHARJAH)港で中古車を積み、ケニア(KENYA)モンバサ(MOMBASA)港に向け航行中でした。

国土交通省のホームページに報道資料として、次ぎのように報告されています。
(海上自衛隊、海上保安庁のホームページには、まだなにも書かれていません。)

日本関係船舶に対する襲撃事案の発生情報について平成21年3月23日

 標記について、以下の事案が発生したとの情報を得ましたので、お知らせします。
 なお、2008年の世界における海賊等事案の発生件数は293件となっており、うちソマリア周辺海域での発生件数は111件となっています。
また、3月23日現在、本年における日本関係船舶のソマリア周辺海域での海賊事案発生は、今回が1件目です(別紙参照)。
1.事案概要
 ソマリア沖にてケニア・モンバサ港に向け航行中、日本関係船舶(※)(自動車運搬船)が、2隻の小型船に追跡され、
銃火器らしきものによって発砲を受け、船橋付近等に被弾したが、該船のジグザグ航行などの回避操船により、小型船は追跡を断念した。

 乗組員(邦人船員はいない)に被害なし。船体の被害は、操舵室の窓ガラス、天井、レーダーマストに数発被弾した模様。

 該船は入港地を変更すべく検討中。

 (※)日本関係船舶: [1]日本籍船舶、[2]日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船舶

2.発生日時(日本時間)
 平成21年3月22日(日)22:10頃(日本時間)

3.発生場所
 ソマリア沖


この事件、報道各社もこぞってニュースを流していますが、詳細はこの発表を超えていません。

20社ほどの報道内容を比較してみましたが、朝日新聞が「海賊から数発の発砲」と書き、銃火器を重火器と書いたマスコミもある程度の違いです。
 
 テロ対措法のインド洋給油で、政府や海上自衛隊の発表、マスコミ報道を、全てが正しいものとは信ずることができなくなっていますので、この海賊襲撃事件、海上自衛隊の護衛艦2隻が、ソマリア沖に向けて航行中の事でもあり、ちょっとタイミングが良すぎるのではと思って疑ってしまう悪い癖が出ています。

実は3月14日の読売新聞朝刊の一面に、「ソマリア沖ルポ」と題して、デンマーク海軍フリゲート艦(?)アプサロン」に同乗しての記事がありました。
一面に大きく掲載するほどの内容とは思えませんが、護衛艦派遣報道に熱心な読売新聞のことですから、目くじらたてていたらきりがないのですが、記事が新人記者が書いたかと思われるほどお粗末(失礼!)なのです。その記事に似たような報告があります。
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090318-OYT1T00115.htm   読売記事

 漁船を装った2隻の船からロケット弾攻撃を受けているという、ベトナム船籍の貨物船からの緊急通信を受けての、対処行動が書かれているのですが、記者が乗船している艦とヘリコプターがどんな行動をとって対処したのかが、記事からはほとんど理解できません。本当に襲撃報告を受けての行動記事なのか疑問に思えるほどです。

 今日の、国土交通省の発表とその報道を聞いて、ついこの読売新聞記事を思い出してしまったというわけです。

昨年の産経新聞の海賊襲撃に関するニュースも、襲撃された状況と追跡をかわした状況が、今回とよく似ています。
<参考までに>
2008年8月25日 産経ニュース
23日にアフリカ東部ソマリア沖のアデン湾で日本の企業が運航する貨物船が海賊に襲われた事件で、同船が船橋に被弾していたことが25日わかった。運航会社の日之出郵船(東京都千代田区)が明らかにした。

 同社などによると海賊の襲撃を受けたのはパナマ船籍の貨物船「AIZU」(1万4103トン)。鋼材などを積んでシンガポールからサウジアラビアに向かう途中、日本時間の23日午後5時50分ごろ、アデン湾をイエメン寄りに航行中、高速船2隻の追跡を受けて発砲されたという。「AIZU」はジグザグ航行で追跡を振り切り、乗っていたいずれもフィリピン人の船長と船員計20人は無事だった。しかし、その後の調べで船橋付近に複数、被弾していたことがわかった。同船は現在、サウジアラビアに向けて航行中という。

「3月14日の読売新聞記事(アプサロン同乗記)については、記事はお粗末(失礼)と書きましたが、内容に間違いや、気になる事、参考になる情報も含まれていますので、もう少し続きを書いてみることにします。」

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