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2008年12月 7日 (日)

月刊「現代」の廃刊

Dscn3503_3202009年1月号、月刊現代の最終号です。「42年間、ご愛読ありがとうございました」とあります。
今後、この雑誌を読む事が出来なくなると思うと寂しいかぎりです。
総合雑誌の休刊(実際は廃刊)が相次いでいます。今年だけでさまざまな分野の約80の雑誌が廃刊されるそうです。
実際には、創刊される雑誌も同数あるようで、総数では減っていないようですが、総合雑誌「論座」や「現代」のようなノンフィクション分野のジャーナリズムが消えていき、「世界」「文芸春秋」も安泰ではないようです。
以前、鳥越俊太郎さんが毎日新聞の「ニュースの匠」に書いていました。
「一つ例を挙げます。ジャーナリズムの本場、アメリカでは、この仕事の本質は税金を使って仕事をする”権力の監視”にあるといわれます。だから彼らは徹底的に在野であり、アウトサイダーです。」

 月刊現代の記事が、全てその立場で書かれていたとは言いませんが、権力と距離をもった視点で書かれた多くの記事を読む事ができました。他に変え難い存在でした。
 最近では、読み応えのある記事として、立花隆氏の「私の護憲論」が19号にわたって連載され、最終号で未完のまま終ってしまいました。
憲法改正を当然とする政治的社会的風潮に抗せんとして書き始めたと述べられているように、改憲論者の安易な論拠を一蹴するにたる力作でした。
練達の執筆者が時間をかけて取材、調査し、実証的データーによりまとめあげられた論文の凄さをあらためて認識させられました。
月刊現代の廃刊は残念ですが、継続を願って奮闘してきた編集者達の志が受け継がれ、何らかの形で復活する事を願っています。

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