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2008年12月11日 (木)

給油延長法案は明日可決ー海上自衛隊インド洋給油その10(11月)

0811031_320  昨年は成立までに、あれほど騒がれた新テロ対措法案ですが、今年はマスコミもほとんど取上ませんでした。

そして今日、参議院の外交防衛委員会で民主、共産、社民各党の反対多数で否決されたたものの、明日の参院本会議で野党の反対で否決されても、与党は同日中に衆院本会議で3分の2以上の賛成多数で再可決し、成立することになるでしょう。
衆院本会議で3分の2以上の賛成で再可決してして法案が成立するなど、考えてみればおかしな事が当たり前のようにまかり通るところが異常です。
このところの給油活動は、僕が給油延長法案の成立後押し工作かと疑った9月の5ヶ国への給油以外は、8月はカナダ、10月はデンマーク、そして11月は米国と常連のパキスタン海軍を除けば常に1ヶ国だけです。
なぜか、強行採決しても成立させたい重要法案なのに、国民にはほとんど情報が公開されず、その給油実績も、最近ははるばるインド洋まで出かけて行う国際貢献の意味合いが問われる実情です。

それでは、11月の実績を見てみましょう。
11月1日から30日までの、給油状況です。 ( )内は給油再開の2月21日からの合計
パキスタンフリゲート艦     3回 (28)  280KL  (3580KL)
  フランス駆逐艦       0回 (12)    0KL  (1315KL) 
  フランス補給艦       0回 ( 1)    0KL  ( 450KL) 
  ドイツ駆逐艦                  0回 ( 3)      0KL   ( 730KL)
  カナダ駆逐艦        0回 (8)    0KL  (1915KL)
  米国駆逐艦         2回 (6)  1570KL   ( 3280KL)
  英国駆逐艦         0回 (3)    0KL   (  375KL)
  ニュージーランド駆逐艦  0回 (1)     0KL  (310KL)
  デンマーク艦         0回 (3)     0KL   (920KL)   
                                                   合計 1830KL (12880KL)

9月よりCTF-150の指揮権をもったデンマーク艦艇が給油を受けませんでした。
先月も書きましたが、デンマーク海軍は主として沿岸警備型の海軍で、海軍人員も総数3,770名で所有艦船も少なく、どの艦が参加しているのか不明です(未確認ですがHDMS Absalon (L16)という情報を見つけました)

Absalon_320
常連パキスタン海軍については、海上阻止活動との関連が今一つわかりませんが、不穏な国内情勢とインドとの関係悪化があり、万が一、インドと事を構えるような事態になると日本の給油活動が海軍支援というとらえ方をされ、これがインドとの問題に発展しかねない恐れがあります。
今回2回の給油を行った、米国艦艇の給油量は1570KLとかなり多量です。
 調べてみると1回当たりの給油量約800KLは、給油再開以来の最大量で駆逐艦1隻への給油にしては多すぎる量です。
 CTF-150活動範囲の艦艇なのか、疑問も残ります。これも今後の毎月の実績や米国海軍HPなどで解明されるかも知れません。

いよいよ、明日には1年間延長の新テロ対措法案の成立ですが、来年は与党が衆院本会議で3分の2以上の賛成多数で再可決などが出来る議席数をもてる状況にはないでしょうから、継続が微妙になるでしょう。
それ以上に、新大統領を迎える米国とパキスタンとの関係、アフガニスタンの国内情勢など、今後の海上阻止活動がどんな状況になっていくのか、予断を許しません。
ともかく、海上阻止活動が曲がり角に来ている感はあります。そんななか、政府の説明責任は完全に欠如しています。    書きかけーーー続く

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