石器か、ただの石ころか?
10日程前に行った蓼科からの帰りに、また茅野市にある「尖石縄文考古館」に寄ってきました。
一緒に行った友人達に国宝土偶「縄文のビーナス」と重要文化財土偶「仮面の女神」を見てもらいたかったのです。
この考古館と素晴らしい土偶については以前にブログに書きましたので省略します。
帰ってから、考古館で見てきた土器や石器に刺激をうけたのか、長い間忘れていた石器?を思いだし、倉庫の中か
ら取り出してみました。
この自然石か礫石器か判断できない石は、20数年前に近くの小学校の新築工事現場で採集したものです。
小学校敷地に遺跡があったので、教育委員会が発掘調査をした後、埋め戻す前に一般解放して土器片の表面採集を許したことがありました。
子供やその友人達と楽しく土器片採集をしているとき、縄文時代の住居跡近くに、ぽつんと落ちていたのがこの石でした。
始めはただの石ころだと思ったのですが、手にとって握ってみると実に持ちや
すく感じたのです。
手の中にピタリと収まる感じです。
自然石と区別しやすい加工石器と違い、このような自然石のままの石器?は、石器かどうか判別し難いそうです。
ただ、石の長辺側の一端が、長い間何かを叩いたか、磨り潰したかのように磨耗しているように見えます。
これが使用痕だと考えると、やはり石器だろうと思うのです。
それ以上に、専門家に云うと笑われそうですが、手の指の跡がそのまま磨耗したようにへこんでいる握り具合から、絶対に古代の人が使用した道具だと信じています。
(写真上、石の上部が、手の指の跡のように凹み、握ると手の中にピタリと収まる)
(写真中、手前側が磨耗しているような平坦面)
(写真下、志木市は縄文、弥生時代の遺跡が多数分布している。今でも畑の脇や道路工事の残土から、土器片が表面採集できる。写真の土器片は、最近道路工事現場で拾ってきたもの)
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