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2008年9月30日 (火)

ストーンヘンジ診療所説に田端環状積石遺構を思う

800px2_320 最近の興味深いニュースに、英国の巨大な環状列石遺跡であるストーンヘンジが、病人や怪我人を治療する場所だったとの新説が紹介された事です。
毎日新聞の記事から抜粋します。

「英国BBC放送が22日伝えたとして、新説を唱えたのは、英ボーンマス大学のティム・ダービル教授らの研究チーム。報道によると、遺跡のそばにある墓地から、大けがなどの痕跡が有る遺骨が見つかり、歯の分析によって、遺骨の半分は地元住人のものではないことが分かったという。研究チームは、環状列石に使われている巨石「ブルーストーン」に特別な力が宿っていると信じられ、多くの病人やけが人が遠くから運ばれて治療を受けたと分析している」

Tabata2このニュースを聞いて、真っ先に浮かんだのは、東京都町田市の「田端環状積石遺構」です。
日本にも英国とは規模こそ違え、有名な大湯環状列石など、多くの環状列石遺跡が存在します。
(大湯環状列石遺跡は、随分前に見学に行き、始めてみる石柱群に興奮した覚えがあります)

 その中で、田端環状積石遺構が真っ先に思い浮かんだのは、東京都にある近さと、墓地と祭祀の場とされていたことです。

 積石の付近から土器や土偶、すり石や石斧、石棒などの石器、さらに耳かざり、大珠などの装身具、また骨粉もが出土していて、その説を裏づけています。
ストーンヘンジ診療所説を聞いて、ここにはストーンヘンジのような特別な力が宿っている神秘的な大石こそありませんが、墓地と祭祀の場所以外に、重い病人や怪我人をここに運び、何らかの祈術、祈祷などで治療、または家族との別れが行なわれていたのかも知れないと想像してしまいました

 なお、他の環状列石遺跡と同じように、ここでも季節の節目に太陽の運行が観測できるとされ、丹沢山塊の最高峰である蛭ケ岳頂部に冬至の夕陽が沈む様子が確認でき、いまでも冬至の日には、観測写真を撮る人が集まります。
僕は、ここから見る蛭ケ岳があまりに遠望であることや、蛭ケ岳には大日如来が祭られている、蛭は昼に通じるなどの説に素直に納得できないものがあるので、冬至日の蛭ケ岳山頂への日の入りと、この遺跡の結び付き説は疑問視しています。
  
   (写真上、英国のストーンヘンジ遺跡、  写真下、田端環状積石遺構)

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