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2008年9月 4日 (木)

首相の資質

Taroaso  アメリカの大統領選挙戦は共和党のジョン・マケイン氏と民主党のバラク・オバマ氏両候補による激しい戦いが続いています。
 どちらが次のアメリカ大統領になるにせよ、絶大な権限と権力を手中にする大統領に対するアメリカ国民の要求や、資質に関する思いは、日本の首相に対して日本国民が持つ期待とは次元が違うのでしょう。
 アメリカ大統領の場合、知性と見識、品格が求められ、外交、経済など国政に対する経験も重要視されます。
そのうえに最も大事なこととして、ブルドックの忍耐と云われる精神的なタフさ、打たれ強さを併せ持つ必要があります。
加えて、嘘もつけなくてはいけないというジョークもあります。

 日本では、2人の首相が相次いで、国政のリーダーの座を放り出しました。やる気を見せるような言動をしながら、手のひらを返すようにいともあっさりと。
この2人には知性と見識、リーダーシップ、国政への責任感など、難しいことを求める以前に、最も幹になる精神的強さが、いたく欠落していたのです。
 
残念ですが、雪山で遭難したとすると、まず生きては帰れないタイプです


さて、それでは、次の国政のリーダーを狙って、自民党総裁選挙に名乗りをあげている諸氏をみて下さい。
その前に、昨日の自民党議員総会を報道するテレビを見ていて、わかってはいた事ながら、それでも更にがっかりしました。
麻生氏に禅譲(さかんに使われますが、辞書的にはこの言葉が適当とは思えないのですが)される事は、既定の事実であるののに、そのあたりのきな臭い部分には一切触れず、ただ選挙を戦うのに都合の良い方向を探り、政策論争に持ちこんだ振りをしようとしているだけです。

 若手議員の求める選挙投票の地方票を増やす事など、所詮、民主党に対する優位性を示したい擬似選挙ですから、そんな面倒な事はしても意味がないわけです。
ただ、麻生氏が出ればもめると云われるように、この政治家にも求心力がなく、ただ、あいつだけはいやだという思いを持つ者が少なくないのです。

 選挙では政策論争を華々しくやって、小沢氏の無投票3選となるであろう、民主党に一矢を報いたいとの思惑は、多分成功しないでしょう。
政策論争など、深く詰めてやる余裕も準備もないし、論争の焦点も定まらないでしょう。
ただ、争点があるとすれば、麻生氏のような財政がバラマキになっても予算配分を進めようと考える、「景気対策派」と、改革の継続を進め民間活力を中心に経済成長をすすめ、財政再建を図りたい反麻生派の「上げ潮派」との論争があります。

ただ、候補者を立てての論争だけなら良いのですが、この両派の争いになるようだと、自民党が割れている印象ばかりが目立ち、選挙にマイナスだとのジレンマがあります。
所詮、2派の論争に見られるように、基本政策が大きく異なる議員が同じ政党に所属して、1人のリーダーを担ぎ上げる矛盾が、日本の政治を大きくゆがめていると云えます。
これは、仮に次期政権をとったとしても、民主党にも同じ事が云えます。


サミットを終らせたばかりの国、国連の負担金がアメリカの次に多い国の首相が辞めても、アメリカ以外の国からは、ほとんど反応がないほどに、存在感の薄い国になってしまったこの国を、内政、外交、国際協力など全ても面で、前進させようとの気概のある指導者が、自民党総裁選挙に立候補を表明している麻生、小池、石原、与謝野氏などのなかに見つける事が出来るでしょうか。このあたりのことは、次回に。

アメリカ大統領の理想像は、強さと温かさと指導力を兼ね備えたワシントン、リンカーン、少し次元が異なるがケネディといわれています。
さて、歴代日本の首相に理想像を求めることが出来る人物がいたでしょうか。
 「政権とは国に尽くすための手段なり」の姿勢を貫いた石橋湛山氏をあげる人もいます。 他には????。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E 麻生太郎

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