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2008年9月30日 (火)

ストーンヘンジ診療所説に田端環状積石遺構を思う

800px2_320 最近の興味深いニュースに、英国の巨大な環状列石遺跡であるストーンヘンジが、病人や怪我人を治療する場所だったとの新説が紹介された事です。
毎日新聞の記事から抜粋します。

「英国BBC放送が22日伝えたとして、新説を唱えたのは、英ボーンマス大学のティム・ダービル教授らの研究チーム。報道によると、遺跡のそばにある墓地から、大けがなどの痕跡が有る遺骨が見つかり、歯の分析によって、遺骨の半分は地元住人のものではないことが分かったという。研究チームは、環状列石に使われている巨石「ブルーストーン」に特別な力が宿っていると信じられ、多くの病人やけが人が遠くから運ばれて治療を受けたと分析している」

Tabata2このニュースを聞いて、真っ先に浮かんだのは、東京都町田市の「田端環状積石遺構」です。
日本にも英国とは規模こそ違え、有名な大湯環状列石など、多くの環状列石遺跡が存在します。
(大湯環状列石遺跡は、随分前に見学に行き、始めてみる石柱群に興奮した覚えがあります)

 その中で、田端環状積石遺構が真っ先に思い浮かんだのは、東京都にある近さと、墓地と祭祀の場とされていたことです。

 積石の付近から土器や土偶、すり石や石斧、石棒などの石器、さらに耳かざり、大珠などの装身具、また骨粉もが出土していて、その説を裏づけています。
ストーンヘンジ診療所説を聞いて、ここにはストーンヘンジのような特別な力が宿っている神秘的な大石こそありませんが、墓地と祭祀の場所以外に、重い病人や怪我人をここに運び、何らかの祈術、祈祷などで治療、または家族との別れが行なわれていたのかも知れないと想像してしまいました

 なお、他の環状列石遺跡と同じように、ここでも季節の節目に太陽の運行が観測できるとされ、丹沢山塊の最高峰である蛭ケ岳頂部に冬至の夕陽が沈む様子が確認でき、いまでも冬至の日には、観測写真を撮る人が集まります。
僕は、ここから見る蛭ケ岳があまりに遠望であることや、蛭ケ岳には大日如来が祭られている、蛭は昼に通じるなどの説に素直に納得できないものがあるので、冬至日の蛭ケ岳山頂への日の入りと、この遺跡の結び付き説は疑問視しています。
  
   (写真上、英国のストーンヘンジ遺跡、  写真下、田端環状積石遺構)

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2008年9月28日 (日)

ダンロップ製のテントVL21に注文

Dscn2961_320 登山装備やその軽量化の検索で、訪ねてくれる方が多いので、僕が使っている装備のことをもう少し書き続けます。
今日は、1~2人用テントです。
以前は、モンベル社のムーンライト1型を使っていました。
張るのも簡単で、使いやすかったのですが、そこは狭い1人用のこと、居住性が悪く、まあ寝るだけといった感じでした。
特に困るのが雨天の撤収です。
テント内ですべての装備をザックに収納するわけですが、身を屈めながらやる作業は苦痛でした。

そんなわけで、現在主に使用しているのは、ダンロップの2人用テント、VL21です。
重量的にも、ムーンライト1型とそう変わりません。出来も良く、使いやすいので気に入っています。
さすがに2人用の大きさがあると、1人で使うと嬉しくなるほど広いし、入口のファスナーの開閉方式も使いやすい作りです。

このテントに注文をつけるとすると、次の2個所です。
ひとつはフライシートの短辺側に、シートをぴんと張るためのロープ用のループが付いていれば良いと思います。
現状は短辺側のフライシートを引っ張ることが出来ないので、フライシートがインナーテントにくっついてしまい、雨に弱いのです。
ペグダウン用ループはシート下部でなく、シートに余裕を持たせて、その中央部分にループが欲しいのです。
それと、インナーテントのベンチレーターですが、換気のために開けおくと、虫が入ってきて不快です。
防虫網が付いていればと思います。
 
 (写真は、利尻島の「ファミリーキャンプ場ゆーに」でのVL21。
雨が降りそうなので、短辺側のフライシートの下に、近くにあったコンクリートブロックを置いて、フライシート下部を受け、インナーテントから離れるようにした。(うまい具合にブロックが2個あったのです。)
ただ、シートに余裕が無いので、インナーとの離れは少ない。夜半から風雨が強くなったが、このブロックはかなり有効だった。入口と反対側のフライシートも、写真ではわかり難いが、少し溝状になっている部分に張り出して雨対策をしている。
水さえ染みてこなければ、雨も恐くは無いが、雨具を着ての撤収はいやですね。雪の上に張ったテントで雨に逢うと、地獄だ。エヤーマットが浮いたことがある。)

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2008年9月27日 (土)

多数のアクセスを頂き、ありがとうございます

 2006年の3月から、このブログを書き始めましたので、今月で2年半続けてきた事になります。
いつも拙いブログを読んで頂き本当にありがとうございます。
お蔭様で、アクセスカウンターの数も、最近50、000を超えました。
書き始めた最初の時期は計測していませんでしたので、多分もう少し多い数になると思います。
多くの方に読んで頂いていると思うと、書き続けることへの励みになります。

幅広い知識があるわけではないので、興味のある事を思いつくまま書いていると、資料探しなどにかなり時間がかかる事も多くなりました。
でもその課程が面白くもあり、勉強になりますので楽しみつつ書いており、更新をあせる、義務感のようなものはありません。

山登りや旅行、映画、芝居、建築、工業情報、地域の事など、書いていることに、まとまりがありませんが、最近、政治、経済、防衛問題なども多くなりました。
本来、この問題を書くのは、得意でもなければ、好きでもありません。

不遜にも、「草の根ジャーナリズム」などど気取ったことを書いた記憶がありますが、本意ではありません。
日本で云うジャーナリズムという言葉が好きではありません。
あまりにも幅広い分野を包括してとらえようがありません。
また、ジャーナリズムを担う組織や、ジャーナリストと称する人達が、本来そうであってはならないと思うのに、真実を隠し、一面的論旨を展開し、世論誘導をしたりすることがあまりに多く見られるからです。

 物事にたいして賛成、反対があり、正論、反論がある事は、当然のことです。政治的右派、左派しかりです。

 しかし、報道に携わったり、要職にあったり、論客と呼ばれたり、影響力のあるジャーナリストと思われる人達が、意見の違いはあっても、真実と異なる論旨を展開するのはどうしても見過ごせないのです。
これは政治家や行政機関、官僚に対しても同じです。

幸い、少しでも真実を探り、論旨の矛盾を調べる為の時間を持つことは出来ます。この問題を書くのは好きではないといったのは、あまりに時間を取られるからで、持つことは出来ると書く、矛盾と葛藤はあります。
でも、なんとか底の浅い理論には対抗できる、このへんが「草の根」の強みです。
ジャーナリズムの本質が、権力の監視とするならば、この「草の根」はなんだろうか。
書き続けながら、考えます。

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2008年9月26日 (金)

いやな予感!

小泉純一郎元首相が25日、今期限りでの政界引退を表明したとの報道です。
頭の片隅をよぎったいやな予感。

それは最近、年金積立金の運用による巨額の赤字などが小出しに報道されるようになったからです。
リスクが高くても利益の出る運用の割合を増やす事も考えるなどの発言が出てきました。
事によると平成19年の運用赤字5兆円などは氷山の一角、実際には超巨額の評価損が出ているのではと勘ぐりたくなるのです。
(しかし国民に知られる前に、少しでも損を埋めようなどと考えたら、結果は明らかです。)

同じことが345兆円ある筈の、郵貯と簡保にも云えるのではないか?
ここにも、直接ではなくとも、アメリカ金融危機の影響が何らかの影を落としている?。
345兆円は、実際はどうなっているのか。
この問題で、責任を追求されかねないとみた小泉元首相は、一抜けたと行動した。

あまりにも、突然の引退表明なので、小泉チルドレンなどとの、選挙のごたごたからの逃亡との考えも浮かんだのですが、後継に次男を指名し、自分も政界に隠然たる勢力を残したい野望が見え隠れしますので、そんな単純な動機ではなさそうです。

郵政民営化の功罪の、影の部分が明るみに出る事を予感しての、生臭い行動との思いがよぎるのです。これがいやな予感です。
改革を掲げた一政治家の引き際が、実に古いタイプそのものだったというだけの事であり、僕の思い過ごしだと良いのですが。

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2008年9月24日 (水)

墓参の帰りに、服部半蔵の墓に寄る

Dscn3084_320昨日は、秋のお彼岸の中日でした。
四谷東福院へ墓参した後、近くの西念寺にある服部半蔵の墓 に寄りました。
四谷は寺の多い町です。東福院の前の東福院坂も、近くの寺に墓参に訪れた家族が引きも切らずに歩いて行きます。
この東福院坂を下りて、左に曲ると次の坂道があり、この観音坂を上った右手に西念寺があります。
寺の正門は、反対側に廻り込まねばなりませんが、大きな寺です。江戸時代には、この坂に面した方に正門があり、観音坂は西念寺坂とも呼ばれていたそうです。

この寺の墓地の中に、服部半蔵の墓があります。
かなり大きな墓で、史跡めぐりのコースにも、紹介されていて、訪れる人も多いのです。
昨日はお彼岸とあって、きれいに掃除され墓には花が手向けられていました。

Dscn3085_320

さて、秋のお彼岸でもありますので、今日はお経の話です。
東福院は新義真言宗の寺です。お彼岸に寺に行くと「ともしび」という新義真言宗の小冊子を頂けます。
昨年、頂いたその13号に、「お経の功徳」というお話が書かれていました。
これを読んで、お経とは、こういう気持で読むものだと知りました。
良い文章なので、書き写させていただきました。これも功徳になるでしょうか。

「お経の功徳」 
なぜ、お葬式にお坊さんにお願いしてお経を読むのでしょう?

お坊さんは生きているうちに、頭髪を剃って出家得度をします。
そのとき、お師匠さまより仏弟子としての名前(法名)をいただき、修行を
始めます。
これと同じように、仏教徒であるわたくしたちは亡くなると、ご縁の深い菩提寺の
和尚さまから、「引導」を授かり、その証としてお戒名をいただくのです。
引導とは、亡者に仏道修行者として守るべき十ヶ条の戒を説き示し、大日如来から
弘法大師、そして興教大師と、連綿として継がれる密教の神髄である秘印をお授けする
ことを申します。
その後、七週間(四十九日)の間、お釈迦さまをはじめとする多くの仏さまに
教えをいただきながら修行をすることになるのです。

お経を読むいちばんの目的は、その修行に旅だった故人の応援です。
仏さまは誰でも、自分の教えであるお経を読む者に、ありがたい功徳を授けてくださいます。
修行を積まれたお坊さんにお願いをしてお経を読んでもらうと、施主となってお願いをした人に、その功徳がいただけるのです。
そのいただいた功徳を、自分のためでなく、亡くなった故人の修行が無事成し遂げられますようにと願う(このことを「廻回」といいます)ことが、まさにお経を読む目的なのです。

さて、それではお経はお坊さんだけが読むものでしょうか?
たとえお坊さんといえども、最初からスラスラお経が読めるわけではありませんし、初めて読んだときから、すべての意味を深く理解しているわけではありません。
すべてはくり返しお経を読むうちに少しずつ学びとったものなのです。

最初はまったく意味がわからず、つっかえつっかえであっても、お経にふれて、読んでみようという気持こそが大切なのです。
読むことによる功徳はもちろんのこと、何度もくり返し読んでいるうちに、なんとなく1日が落ち着いて過ごせるとか、この言葉はどういう意味なんだろう?という気持が起こってくれば、それはあなた自身の修行が進んだことにもなります。

昨日まで一緒に暮らした家族が、急にいなくなって逢えなくなることは、とても悲しいことですし、生きているうちに、もっとああしてあげればよかったといった後悔は、誰にもあるものです。
そんなときにもお経を読むことは、故人の供養にもつながりますし、寂しくて仕方のないあなた自身の癒しにもつながるのです。

このように、お経ははるか遠くにあるものではなく、ニ千年以上の間、インド・中国・日本と、歴史も文化も違う国で、たくさんの人に読まれ、心を動かしてきたものです。目に見えない不安を取り除く心の薬として、まず手にとってみてはいかがでしょうか。

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2008年9月20日 (土)

本屋がなくなると、寂しい!

Dscn3079_320 我家から、歩いて数分のペアモール商店街にあった「みやかわ書店」が、閉店して3ヶ月たちました。
ちょっと立ち寄って本をパラパラと見る事が出来ないのは、なんとも不便です。
不便というより、とても寂しい。
以前は、ニュータウン居住者を主な顧客として、2軒の本屋がありました。
しかし柳瀬川駅前ビル内の大型書店が大分以前に撤退し、残っていたみやかわ書店も閉店したので、近くにはもう本屋がありません。
近くにというより、人口7万人を擁する我が志木市には、現在書店が2店舗しかないのです
同じみやかわ書店経営者による本店と小さな支店のみです。
柳瀬川駅前に展開するニュータウンだけでも、世帯数3000、人口1万人の町です。
その商店街でさえも、本屋1軒が成り立たなくなった現状があります。
CD販売店、ビデオ、DVDレンタル店、ケーキ屋、酒屋、玩具店、スポーツ用具店、小さなレストランなどが皆消えました。
かっては、市の税収のドル箱といわれたニュータウンも高齢化が進んでいます。

 市の玄関口である東武東上線の志木駅ビルには、大型書店の旭屋書店があります。(志木駅と名がついていますが、所在は新座市で新座市の表口でもあるのです。)
 大阪に本社があり、全国展開する旭屋書店でさえも今年、都内の銀座店、水道橋店が営業不振で閉鎖になり、ほかにも各地で支店の閉鎖が続いています。
僕が良く利用する池袋の東武デパート内の店舗も縮小され、建築、土木関係などの理工学書のスペースは半分になりました。
大型店といえども、生き残り競争が激化しているのです。
最近の書店数の減り方を調べてみました。

書店数の推移 2001年から2007年 (アルメディア調査)
2001年  20,939店
2002年  19,946店
2003年  19,179店
2004年  18,156店
2005年  17,839店
2006年  17,582店
2007年  16,750店
2008年  16,404店 ※2008年2月末現在


 この10年で6000店もの書店が減りました。この推移で行くと向こう10年間で1万店を切るだろうと予想されると書かれています。
身近にある書店が減ると云う事は、読書環境が大きく変わるのだという事を実感しています。
購入する事が決まっている本は、外出した際に大型書店で購入しても良いし、インターネット販売のamazonでも簡単に入手出きます。
しかし、散歩の途中などにちょっと寄り、立読みする楽しさが失われた事は、実に寂しいのです。
読書環境が変わると書きましたが、身近にある書店が減る事は、雑誌の販売数が減る事に直結すると思います。
事実、雑誌の売上は減少し、今年になってからでも廃刊、休刊する雑誌が相次いでいます。
最近、驚いたのは「月刊現代」の廃刊のニュースです。えっ!、という感じです。
立花 隆氏の「私の護憲論」が読みたくて、この16ヶ月間続いて購入していたからです。
10月1日発売の、11月号が最終号との事ですが、連載はどうなるのでしょう。

志木ニュータウンのペアモール商店街で、小さな書店を開店してくれる奇特な方はいらっしゃらないでしょうか?。
  (写真は、書店が閉店して3ヶ月、いまだシャッターは閉まったままで、次の店舗開店の予定も無い、ペアモール商店街の一角)

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2008年9月19日 (金)

日経平均は10、000にはならない!!

世界的金融不安は、ますます絶望的な状況に追いこまれるのは必至と見ています。
勿論、日本も例外ではないわけで、いや、日本の借金900兆円という財政状況をみれば、将来的には日本の破綻が引き金になる事さえあり得ると見ています。
しかし、ここにきて、短期的には少し考え直してみる気が起こり始めました。
日経平均株価のことです。
一昨日、日本の証券関係者八氏が皆、10000円から11100円と予想していたからです。
確かに米国のダウ平均が9000ドルくらいにはなりかねない状況では、まったくそのとおりなのですが、あへてへそ曲がり的に予想します。

 今までの長い経験から、株価見通しで証券専門家の予想が当たるのは、50パーセントもなかったからです。単純にその面からだけなので、冗談かと思われても仕方がないのですが、もうひとつだけ僕の考えを付け加えてみて、事によると、そうならない(日経平均10000円)のではと、かんぐり始めました。
今はニュウヨーク市場が下がれば、日本も一斉に下がる。
本来は下がらなくても良い株式まで、右へ習えの状況です。

 しかし、ここまで下がると、もう一度見直そうという、まっとうな動きも出てくる筈です。
米国の金融不安とは少し距離感のある銘柄などが、買い戻されるのではないかと思います。
それと、高配当銘柄続出の現状があります。株価下落により一流企業で配当が2.5%から3%などという銘柄がごろごろとあります。4%以上も少なからずあります。 
配当だけではありません。株主優待でも、配当に順ずるものがあります。
一例を挙げましょう。
日本航空です。
もちろん業績うんぬんを言える状態ではありませんから、無配当です。
しかしこの会社は、株主優待で国内線の株主優待割引券をもらえます。
もし、3000株所有していると、3月(中間)と9月にそれぞれ2枚ずつもらえ、これをインターネットのチケット安売り店に郵送すると、多分1枚7000円くらいで買い取ってくれます。
4枚で28000円です。
現在の株価が220円位ですから、配当に換算すると4.2パーセントになります。
これは、一例ですが、同じような銘柄を探してみるのも面白いでしょう。

アナリストが皆下がると予想せずに、下がると想定する人と、少し展望ありと想定する人が半々であれば、予想率50パーセントとしてもどちらかが当たります。
しかし皆が皆、10000円もありうると言うと、これはちょっとちょっかいを出してやれと思ってくるのです。これだけ予想意見が揃うのは珍しいことですから。
皆さんは、どう思いますか。
頭であれこれ考えるより、自分なり文章ににまとめてみて、その後の経過なり結果なりと比べてみると頭の体操になります。
ただ、これはあくまで短期的な想定です。長期展望についていえることは、ただ「絶望的」の3文字です。

  日本航空株主優待   http://www.jal.com/ja/ir/yutai/yutai.html

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2008年9月17日 (水)

愛宕山に登るーー寛永三馬術を知っていますか?

Dscn3072_320  14日、虎ノ門のホテルで行なわれていた友人の陶芸展に行くため、地下鉄銀座線の虎ノ門駅から休日で車の通行も少ない愛宕下通りを、ぶらぶらと歩いて行きました。
ジョギングや散歩している人に、外人が多いのでちょっとびっくり。
まもなくホテルという右手に、NHK放送博物館の看板がありました。
 実は放送博物館も初めてなら、建っている愛宕山も今まで登ったことがなかったのです。そうだ、寄っていこう。
標高26.5m都内では最高峰だそうで、何かの資料にうれしや独立峰と書かれていました。
確か急な階段があったはずと思いながらだらだら坂を上り詰めると、そこが愛宕山山頂であり、NHK放送博物館と愛宕神社が立っていました。
博物館を見学してから、愛宕神社に参拝し、帰りは表からにしようと鳥居をくぐると、そこは驚くほどの急階段。
Dscn3066_320そうか、これが寛永三馬術で有名な曲垣平九郎出世の階段か。しかしその急なこと、転んだら怪我では済みそうもありません。ここを馬で!。いや、立派。
男坂と書いてあるから、さっき反対側から登って来ただらだら坂が女坂だったのだ。

 さて、話しは飛びますが、パンパン!と講談調で。

 家に帰りしこの家の主、家の者二人に愛宕山の寛永三馬術を知っておるやと尋ねしや、それはなんだと知らぬを恥らうこともなし。
お主ら、愛宕山をも存ぜぬとは、徳川家の禄を食んだるご先祖の末裔なりやと、主は多いに嘆きたる。
それではと、井伊大老を桜田門に襲った水戸の浪士が、ここ愛宕神社に集結したのは知らいでか。なんとそれも知らぬとぬかすなら、勝海舟と西郷隆盛が江戸城明渡しの会談前に、この山より江戸の町をば眺めたるはいかがと、重ねて強く尋ねしも、それさえ知らぬとはDscn3067_320何たることよ、なさけなや、なさけなや、江戸は昔の時代なり。

 さて、講談で有名な、寛永三馬術の曲垣平九郎、筑紫市兵衛、度々平、実は向井蔵人のお話は、こんどまた、書きますね。えっ講談を知らない!うそ!

(写真上、愛宕山男坂、下から見上げるより、上から覗くと82段の急階段に、足がすくむ)

(写真中上、山頂にある、愛宕神社)

(写真中下、曲垣平九郎が、見事階段を登りきり、馬上から手折って徳川家光に差し上げた手折りの梅。かなりの老木である)

(標高26mの愛宕山の横に、聳え立つ愛宕グリーンヒルズの2棟のタワー。町に多い外人はここの住 Dscn3069_320人?右下の建物がNHK放送博物館)

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2008年9月16日 (火)

緊急事態ーーリーマン・ブラザーズ破綻

  緊急事態ーーリーマン・ブラザーズ破綻

9月6日のブログに、次のように書きました。
「その先、すなわちこれからですが、神のみどころではなく、猿でもわかる株価下落です。多分、近いうちに11、700円まで下げるでしょう。近いうちというのは9月19頃までとしましょう。」

これは、米国証券会社大手4位のリーマン・ブラザーズの経営破綻を想定して書いたものです。
まだ、情報が少なく、まとまり難いのですが、追記としてちょっと書いてみます。

米政府の救済、大手銀行の買収、援助などがあるとの説が一般的でしたが、僕はある情報により、9月18日がブラック・チュースデイと思っていました。
日本の休日に、発表してくるとは!.

米国証券会社の破綻と云っても、その影響は日本の山一証券の比ではありません。
すでに発表されていますが、リーマンの無担保債権所有銀行の大口は、米国シティグループ、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、に次いで、日本のあおぞら銀行、みずほファイナンシャルグループがあげられています。
あおぞら銀行(債権所有額約、500億円、これ、とてつもない額です)は1年間で、株価が半値の200円まで下がっていました。多分今日は、30円は下げるでしょう。危機的状況です。

追記(10.00):これ、まさか、
郵貯や年金資金とは関係ないでしょうね?。
まず、その心配はないです。
心配なのは
ファニーメイ、フレディマックへの資金提供です。前、前総理の小泉純一郎が知っています。)

日本の山一証券は、負債総額、約3兆5000億円、関連会社を含めた従業員数は、11、000人で、会社の事実上の倒産の規模としては、戦後最大でした。
リーマン・ブラザーズの従業員は約24、000人、負債総額はわかりません。(18.00追記  毎日新聞夕刊に、6130億ドル(約64兆3600億円)と報道されました。)
リーマン・ブラザーズの従業員の困惑は、自社株で報酬の一部がが支払われており、今までの株価下落で、持ち株が数兆円の損害を出していたと思われる中での倒産ですから、泣きっ面に蜂なのです。

リーマンの破綻について、米国政府は救済しない方針であったと発表していますが、もう事実上お金がないのです。
前にも書きましたが、米連邦住宅抵当会社(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当会社(フレディマック)の救済も、赤信号が点滅中です。株価は、一般的尺度でいえば、倒産整理会社的価格で、事実上紙くずでしょう。
米保険大手、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)も黄色信号点滅、いや、赤信号に変わりました。
ともかく、日本の日経平均下落も、僕が考えた11、700円は現実のものとなりました。

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2008年9月13日 (土)

とちの実が頭の上に落ちてきた!

Dscn3061_320  志木ニュータウン横のマロニエ通り自転車で走っていたら、おりから吹いてきた風とともに、頭の上にとちの実がパラパラと落ちてきました。
近くにいた、ちいさな子が歓声をあげ、兄妹で実を拾い集め始めました。
僕も自転車を止め、いっしょに拾ってやります。
そばについていた若いお母さんが、僕に聞きます。
「この実は食べられるんですか?」
僕は、以前ブログに書いた時調べた事を、さも知っていたように話します。
「とちの実は、栗のようには食べられまDscn3060_320せん。普通は粉にして、お餅にいれてとち餅にして食べるようです。でも、好き好きですが、ぱさぱさしてあまり美味しくはありません。おせんべいにいれるところもあるようです。売っていますよ。」お母さんは「それでは、これは子どものおもちゃかな。」
「クリスマスツリーの飾りに使う事もあるようです。でもどんぐりと同じように、虫が出てくる事もあるから、気をつけてくださいね」

マロニエ通りのとちの実が落ち始めると、もう秋です。
今年は北海道では紅葉が早く、大雪山の旭岳では、一部でもう見頃だとか。9月も中旬、もう少ししたら、僕も紅葉の山歩きをしたいです。

 とちの実の中にいる虫の話ですが、インターネットで調べていた時、冷凍庫に一晩いれて、それを天日干し、また冷凍庫に入れてやると、時間が経っても虫が出てこないと書かれていました。凍死させるわけですね。
僕は以前ブログに写真を載せたとちの実は、透明のラッカーでコーティングしたら、虫もわかずに、きれいに保存してあります。

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2008年9月11日 (木)

2001.9.11の野球ボール

Dscn3059_320  7年前の今日、僕はかみさんと東京ドームの一塁側内野席で日本ハム対西武戦を観戦していました。
試合経過は忘れましたが、西武は松坂投手が投げていました。捕手は伊東でした。
松坂はピリッとせず、確か8回で交代したような覚えがあります。
9回裏の日本ハムの攻撃中、打者の打ったファールボールが一塁側の観覧席上部のコンクリート壁に当たり、大きく跳ね返り、なんとダイレクトで飛んできて僕の膝の上に置いたバックにちょこんとのっ911たのです。
424px1_320そう、この写真のボールです。少し汚れているのは、コンクリート壁に当たった時の擦傷です。
それまで、ホームランボールは勿論、ファールボール球さえ拾う事の無かった僕は、プレゼントのように飛びこんできたボールに、ファンだった西武の伊東捕手のさわったボールだと感激しました。
このボールが、あの9.11テロの夜(日本時間)とを結び付ける事になるなど知る由も無く、「面白くない試合だったね」などと云いながら、家路についたのです。
その時刻、世界を震撼させたニューヨーク、世界貿易センタービルの大惨事が起きていたのです。
家に着いた僕は、丁度息子が見ていた、特徴ある世界貿易センターのツインタワーが激しく黒煙を噴出しているテレビ映像を見て、「なんの映画」と聞きました。
その答えは驚くべきものでした。

しばらくテレビにくぎづけになっていましたが、次にこれはいかん!いかん!と思いました。
ビルが倒壊する!。勿論、あのドミノ倒しのようにビル全体が崩落すると考えたわけではありません。
先ず、思ったのが、大型旅客機の重量に、ビルの床が絶対に耐えられるわけは無いという事。
ましてや火災です。
僕は高層ビル建設中の中間階で、仮設工事事務所から失火し鉄骨梁が熱で大きく変形した事や、鉄骨組立て中の10階建てのビルが台風で倒壊し、まさに鉄骨が飴のように曲る様を見たことがあります。

旅客機が突入したビルの柱と床が破壊され、飛行機の残骸が傾いたビルから滑り落ちて外部に落下する。次の破壊された個所から上層部分が、旅客機が突入した方に大きく傾きながら倒壊する。

この世界貿易センターを設計したミノル・ヤマサキ事務所は、早く危険を知らせなくてはいけない。
事務所はどんな対応をしているのか?、心臓がドキドキしたのを覚えています。
しかし、短い時間にどんな情報が交錯したかわかりませんが、ビルは、内部に多くの人達を残したままで、最上部の尖塔を最後まで直立させた形で、スローモーション映像を見るように内側に崩落してゆきました。

日系建築家、ミノルヤマサキ事務所が設計し1973年に竣工した世界貿易センターは、倒壊したのち、その構造の特殊性について多くのメディアにより紹介されました。
外壁のカーテンウォールのように見える細い多数の柱と、エレベータシャフト、階段、設備スペースなどのある中心部のコア部分を一体化させた構造体とする事により、柱の無い広い事務所スペースを作り出したのです。

しかし、旅客機の激突と火災により、内部のコア部分の構造体が破壊され、上層部の柱荷重と旅客機の荷重により、床と外部柱が連鎖的に破壊され外部柱が内側に引かれるように内部に巻き込まれつつ一気に倒壊したといわれています。

もし、あの鳥かごといわれる特殊なチューブ構造でなかったら、どんな結果になったか?
事件後、多くの検証がなされたと思うのですが、僕はその後を知りません。
今、云えることは、もし霞ヶ関ビルのような多数の柱が立つ剛構造のビルであったら、僕があの映像を見ながら感じたような、破壊された部分から傾き、旅客機の残骸を落とすような形で破壊され上層階は外側に倒壊する。

旅客機突入部分の階より5、6階下から下部の部分は残るのではないかと考えます。
建物倒壊とは別ですが、高層ビルは火災、地震時の避難を考えると階段は四隅に分散され避難路が確保されるような平面計画が望ましいでしょう。
ただ、通常、設計時に大型旅客機の衝突などは考慮しませんので、一概になんとも云えないのです。

世界貿易センターの場合、大型機の衝突も考慮に入れて、それでも破壊しない構造計画であったととも伝えられましたが、僕はまったく信じていません。
旅客機の激突により、多数の人命とともに、まさに完全な形の崩壊をしたのですから。


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2008年9月10日 (水)

海上自衛隊インド洋給油その7(8月) あれ、給油してない?

005004003  先月に続き海上自衛隊ホームページの8月分補給支援活動報告から引用します。

8月1日から31日までの、給油状況です。 ( )内は給油再開の2月21日からの合計
パキスタンフリゲート艦     2回 (18)  200KL (2290KL)
  フランス駆逐艦       0回 (10)     0 KL (1215KL) 
  ドイツ駆逐艦                  0回 (3)       0KL  (  730KL)
  
カナダ駆逐艦        2回 (7)   485KL (1515KL)
  米国駆逐艦         0回 (2)        0KL  (  800KL)
  英国駆逐艦         0回 (2)     0KL  (  295KL)
  ニュージーランド駆逐艦  0回 (1)     0KL (310KL)
                       合計  685KL (7605KL)

8月は、カナダ駆逐艦が2回と、パキスタンフリゲート艦が2回だけという実績で、1ヶ月の給油量685KL(乗用車1万台分)と、僕の知る限り過去最低量でした。
2003年には1ヶ月の給油総量が20000KL(乗用車30万台分)(殆ど米国と英国海軍艦艇)といった月もあったのですから、今の補給活動は低調です。

 相変わらず8月も米国、英国、ドイツ、フランスといった海上阻止活動の主要国は給油に現れませんでした。米国、英国はテロ対策海上阻止活動を休止中なのかもしれません。
今月、パキスタンをのぞくと唯一の補給国であるカナダ海軍も、2004年1月からは活動から撤退していたのですが、今年の給油再開以来、海上阻止活動に戻ったようです。
 カナダ海軍の復帰をみると、先月も書きましたがパキスタン海軍を除くと海上阻止活動は当番制になっているのかも知れないのですが、この辺、情報が入手出来ません。

 8月の給油実績を見る限り、インド洋における日本の給油活動は曲がり角にさしかかっているのかと思います。
 はるばる遠い日本から、莫大な経費をかけて、遠いインド洋に、補給艦、護衛艦を常駐させている対費用効果に疑問符が付くからです。給油の燃料油単価が高くつきすぎています。
現在の日本の政局からして、テロ対疎法の延長は不可能とみますので、インド洋給油活動はまた、中止の事態になると思います。
なんとか、それを防ぎたいと、政府、自民党から活動延長の声があがり、評論家諸氏も国際貢献を訴えています。
気になるのは、給油活動よりも、日本のエネルギー供給路を守るシーレーン防衛にシフトした論調が目立つ事です。
海上自衛隊の宣伝活動も、8月、9月と支援活動の動画、パンフレット、宣伝ポスターと矢継ぎ早に公開し始めました。(写真は防衛庁ホームページからダウンロードできるポスターやパンフレットの表紙)
 そこにもシーレーン防衛の蔭がちらついています。

僕は、憲法解釈、自衛隊の国際貢献活動などに、賛否両論があるのはしかたない事だと思います。どちらが絶対に正しいと結論づけらないからです。

ただ、テロ特疎法の給油活動を、シーレーン防衛などと簡単に結び付ける論調や、日本の石油供給を守る事は国際協力といった底の浅い理論には納得できません。
シーレーン防衛とはなにか、日本はどういう事をするのか、各国との連携はどうか、自衛隊の役割はどういったものになるのかなど、一度も具体的な構想や議論を聞いたことがありません。
多数のタンカーそれぞれを、海上自衛隊がどう護衛するのか、船団方式をとるのか、乗船護衛するのかなど、案を聞いてみたいものです。
それと、同じようにタンカー輸送している韓国との連携なども、防衛構想に入っているのでしょうか。国際連携が必要との論調に、韓国の名が出た事はありません。

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2008年9月 8日 (月)

OSPREYザックとハイドレーション・システム

Osprey1_320 山の装備関連で、このブログを訪ねてくれる方も多いので、引続いて軽量装備などについて書いてみます。
前回8月25日の、折りたためるサブザックに続いて、今日は装備軽量化のため愛用しているオスプレーアトモスザックハイドレーション・システムです。

写真を見れば、おわかりになると思いますが、アトモスシリーズの25、35、50、60リットルザックには、ハイドレーション装置がザックの内外2ヵ所に格納できるポケットがついています。
オスプレーのPACK CTTALOG、並びにホームページの写真では、ややわかり難いので、僕の使用しているHydrapakの給水システムを写真に撮ってみました。
(写真上、アトモス50。重量1.3kgと軽量ですが、荷物は最大でも11~12kgが限度.これ以上詰めるとザックが壊れそうな感じがする)

(写真中上、背中面には、曲面のアルミフレームが付いている。背中に当たる面はメッシュで、ザック本体との間に空間が出来て風が通る。)

(写真中下、ザック内部の背中面側に、ハイドレーション・システムを収納できる袋がついており、ハイドラパックを入れて、締め具を締めて安定させる。チューブはザック上部の左右にH2Oの表示ある取り出し穴が付いている。)

(写真下、ザック背面のアルミフレームと背中面のメッシュの間の空間にハイドラパックを収納したもの。こうするとザック内の収納容積が増える。メッシュ内に収納する場合もザック内上部のファスナーのついた開口部からハイドラパックを下ろしてやる。ザック外からは取り出す事は出来ない。上部のファスナー部分に吊り下げる留め具が2ヵ所ついているが、ハイドラパックには穴が無いので使えない。僕は、両端にわに口の付いたひも(帽子止めを短くしたようなもの)2本で吊り下げている。夏などは、背中にハイドラパックが当たっているので、水は温まってしまう。)

Osprey2_320

Utigawa_320

Sotogawa_320

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日経平均12624円 前日比+412円!! 土曜日の続き

今日の日経平均は、米政府による住宅金融公社への公的資金注入情報を受けて、信用不安が後退したと前日比412円高となりました。

確かに、米国最大規模の政府による救済で、設定された計2000億ドル(約21兆6000億円)の資金枠は、信用不安の一時的気付け薬にはなると思います。
ただ、もう少し深読みすると、状況はそんなに甘いものではありません。

今日の日経平均の前日比+412円ははしゃぎ過ぎです。


土曜日のブログに、じりじりと下げる局面ながら、何か無理にでも展望をつくって少し値上がりさせる。そしてまた下がる。このくり返しが最近、規則的に動くので、資産減少のストレス解消法として、ある枠内の売買をしてみたらと書いたのです。

米政府の救済策は、かなりのインパクトがあり、いままでの無理にでも何か良い材料を見つけ出して買い材料にしたものと比べたら、株式市況に与える影響は大きなものがあります。
しかしです。サプライムローン問題の現実は、そんな生易しいものではありません
具体的にどんな使われ方をするかわかりませんが、2000億ドル程度の金額は、米住宅金融会社2社の抱える負債総額のほんの一部にしかあたりません。

2社の保証、保有する住宅ローン関連し資産の残高は6兆ドル近くもあり、発行済みの債権だけでも1兆6000億ドル(173兆円)もあり、ほとんど全額が日本を始め、世界中の中央銀行や金融機関が買っています。(日本の金融機関の損害も多額ですが、日本政府も小泉政権以来、対米協力でかなり購入していて、恐ろしくて発表できないという説まであります)
米政府の公的資金注入後は株券は紙くずとなり、債権もどこまで政府保証がされるか、いや出きるのかがまったく不明です。
この全貌が明るみになってきた、聞くだに恐ろしい米国サプライムローン問題は、昨日の米政府の救済策発表を含めて、とりわけ今後の日本との係りについて、後日また書く事にします。

本題です。
そんなわけで、今日、日経平均が大幅に上がったからといって、土曜日に書いた流れに変わりはないということです。
明日も、多分日経平均は上がると思います。米政府の情報がアジア始め諸外国に向けて先行して流されたので、米国株式は遅れて今夜、政府救済を歓迎して300ドル程度上がるでしょう。その先はまた、米政府の救済の限界説などで大幅な値下がり、そしてまた上がる、また下がる。公的資金注入は、好材料ですが、米国はプライムローン以外にも、失業率の増大など、悪材料は多々あります。
土曜日のストレス解消作戦に向いた状況が続くでしょう。

今日、大きく戻すと、また明日も上がるのではないか、その後も上昇して少しでも買値に戻ってゆくのではという心理が働き、結局模様眺めで、気がついたらなにも変わっていないのです。
明日、上がったところで、買値よりはるかに安いが、ともかく売る。(結構勇気が要ります。たいてい売れば上がる、買えば下がるの法則が自分だけに適用されるからです。)
そして同じ株が売値より少しでも下がったら買い戻す。繰り返しますが、持ち株の一部のみ、そして2銘柄程度に限定です。
結果は、わかりませんが、ストレスが解消する方向に向くことを神に祈ります。そしてーーー。
(これ、自分にたいしての独り言ですから、参考にしないで下さい。株式投資は自己責任で)

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2008年9月 6日 (土)

日経平均12212円!

土曜日の夜、遠くで聞こえる打上げ花火の音を聞きながら、株式市況について考えました。
かなりの悲観論です。
専門的知識を駆使しての読みなどではなく、そんなものは無い素人が、自分の今後の展開を探る羅針盤として、あえて想定したものです。
まったく参考にならない、独り言です。
8月20日のブログで、日経平均はこの先、12200円くらいまで下がるだろうと予想しました
すると、なんと2週間であっさりと予想線まで下がってしまいました。
その先は、神のみぞ知ると書こうと思ったのですが、やめて良かった.

その先、すなわちこれからですが、神のみどころではなく、猿でもわかる株価下落です。多分、近いうちに17700円11700円まで下げるでしょう。近いうちというのは9月19頃までとしましょう。
その後は、アメリカ景気の先行き懸念、サプライムローン、韓国の通貨危機などは大きな不安要因です。
しかし、それ以上に日本の政局不安が株価低迷に追討ちをかけるでしょう。
臨時国会での衆議員解散、そして選挙。
自民党は議席を大幅に減らし、公明党との連立であっても国会運営は厳しいものとなるでしょう。
また、たとえ民主党が勝利して政権をとったとしても、これまたどこかと連立しなかったら、政権は維持できないでしょう。下野して野党になった自民党は、ねちっこいですよ。
自民、民主のどちらかが政権をとっても、政策はまとまらず、外交、経済、財政、防衛、福祉とどれをとっても、ある期間は、展望無き迷走状態が続くと思います。
構造改革、財政再建が後退すれば、諸外国は日本を見捨てるでしょうし、資金も引き上げられるので、株価の上昇は望めません。

 持ち株のポートフォリオに赤字が並び、含み損は増大し、財産が全部無くなった夢を見た人も多いのではないでしょうか。
 少し上がっては、また大きく下がるくり返しで、呆れるほどニュウヨークのダウ平均とよく連動しながら、下がり続ける悪夢の毎日が続くのです。
 そんなわけで、この先の展望が悪いとすると、このまま含み損を抱えて、いつか買値に戻すまで気長に待とうという消極策はでは、命が先に尽きてしまう恐れがあります。
 そこで、損を切る覚悟を決める。
 損切りといっても、売ってまた他の銘柄を選んでいたら、また高値をつかむ事になります。
そうではなく、このところの日経平均の動きからみて、大きく下げた後、底硬いだの、景況感に展望だのと、一過性の理屈をつけて戻そうとする動きがあります。
そこで、下がった時に売った、いつも馴染んでいる銘柄を、売値より少しでも安値で買い戻す。その買値より少しでも上がれば売る。なんだ当たり前の売買だといえば、そのとおりです。
ただ、下がってはまた意図的とも 思える戻しがあり、また下げる。この規則的に繰り返される状況がある今だからこそ、効果的だと思います。
デイトレードで一喜一憂する事ではなく、また銘柄も手持ちの2銘柄くらいが限度です。
手持ち株の損解消には、殆ど寄与しない僅かな売買です。
でも、又下がったかと政府の無策を嘆き、いらいらするより、ゲーム感覚でのストレス解消になるのでは?。

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2008年9月 4日 (木)

拝啓、民主党様そして鳩山由紀夫幹事長様

民主党の鳩山幹事長は、福田首相辞任に伴う自民党総裁選により、民主党が埋没するとの見方に対し「その危機感を持って臨んでいる。メディアジャックされた中でわれわれの存在感をどうやって示すかということは大きな命題だ」と語ったとのことです。

心配しないで大丈夫です。
自民党総裁選を華々しく行い、論争で開かれた自民党を国民にアピールするつもりでしょうが、候補者擁立の混乱、経済政策の対立などが、昨日の議員総会などのドタバタなどに見られるように、かえって国民の信頼を失わせる結果になるリスクが高いのです。

麻生氏に禅譲されることは既定の事実であるにもかかわらず、地方票を増やすべきだと、まじめに選挙に取り組もうと考えている若手議員達との軋轢も表面化してくるでしょう。民主党の選挙準備が、着実に行われる様をみれば、自民党の議員諸氏は、混乱してきます。それでなくとも、小泉チルドレンなど、まだ選挙区も定まらない議員が多いのです。

こういう時こそ、小沢代表をしっかりと盛りたて、緊急の課題である選挙マニフェスト作成を急ぎ、政権構想を取りまとめるべきです。

自民党がマスコミを利用して見せかけの開かれた総裁選を、宣伝しても民主党は、どんと構えていれば良いのです。今こそ、先んじて党の広報と、地道な有権者との語らいを、どんどん進めて選挙選を有利に進めれば、自民党議員は麻生氏に決まっている茶番総裁選などより、自分のことが心配になって浮き足立ちます。

民主党のホームページにある、陰の内閣人事も、このところ更新されていないようです。本当に政権を手中にできるかもしれない情勢ですから、具体的な陰の内閣人事をまとめることも、国民にわかりやすいでしょう。(本物になりそうとなると、陰の内閣人事が揉めるようだと、民主党も心配です)

自民党総裁選でしばらくはメディアが騒ぐでしょうが、小泉首相のもとでの前回の選挙では、少し惑わされた国民は、こんどはちゃんとみています。
もう一度云います。民主党は衆院選での選挙が下手です。こんどこそ、自民党に先行して勝てる選挙選略をしっかりとたててください。
毎日、テレビがアメリカの大統領選挙で、共和党、民主党の両大統領候補が、論戦を繰り広げている様は、日本の選挙にも影響を与えるでしょう。これもうまくとりこんでください。

自民党応援紙、読売新聞などは誘導的設問での意識調査などで、今後の国政には自民党が望ましいとの論調を展開し、読者を混乱させるでしょう。
しかし自民党総裁選候補予定の麻生、谷垣、小池、石原氏達は、他のメディアがどう取上げようとも、今日のTBSラジオ番組の聴取者意識調査で、70~80パーセントの高率で首相にふさわしくない人達と一蹴されました。国民の偽らざる気持でしょう。
それでは誰が望ましいかより、自民党の政権が信頼されていない表れだと思います。

拝啓、民主党様、鳩山幹事長様。 自民党の総裁選などに惑わされずに、選挙に勝つ事も大事ですが、これからの国政をどうするか、日本をどうたて直すかを真剣に国民に示してください。そうすれば選挙での勝利は、おのずとついてくる事でしょう。
今日は、末期症状の自民党でなく、民主党を応援してみました。

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首相の資質

Taroaso  アメリカの大統領選挙戦は共和党のジョン・マケイン氏と民主党のバラク・オバマ氏両候補による激しい戦いが続いています。
 どちらが次のアメリカ大統領になるにせよ、絶大な権限と権力を手中にする大統領に対するアメリカ国民の要求や、資質に関する思いは、日本の首相に対して日本国民が持つ期待とは次元が違うのでしょう。
 アメリカ大統領の場合、知性と見識、品格が求められ、外交、経済など国政に対する経験も重要視されます。
そのうえに最も大事なこととして、ブルドックの忍耐と云われる精神的なタフさ、打たれ強さを併せ持つ必要があります。
加えて、嘘もつけなくてはいけないというジョークもあります。

 日本では、2人の首相が相次いで、国政のリーダーの座を放り出しました。やる気を見せるような言動をしながら、手のひらを返すようにいともあっさりと。
この2人には知性と見識、リーダーシップ、国政への責任感など、難しいことを求める以前に、最も幹になる精神的強さが、いたく欠落していたのです。
 
残念ですが、雪山で遭難したとすると、まず生きては帰れないタイプです


さて、それでは、次の国政のリーダーを狙って、自民党総裁選挙に名乗りをあげている諸氏をみて下さい。
その前に、昨日の自民党議員総会を報道するテレビを見ていて、わかってはいた事ながら、それでも更にがっかりしました。
麻生氏に禅譲(さかんに使われますが、辞書的にはこの言葉が適当とは思えないのですが)される事は、既定の事実であるののに、そのあたりのきな臭い部分には一切触れず、ただ選挙を戦うのに都合の良い方向を探り、政策論争に持ちこんだ振りをしようとしているだけです。

 若手議員の求める選挙投票の地方票を増やす事など、所詮、民主党に対する優位性を示したい擬似選挙ですから、そんな面倒な事はしても意味がないわけです。
ただ、麻生氏が出ればもめると云われるように、この政治家にも求心力がなく、ただ、あいつだけはいやだという思いを持つ者が少なくないのです。

 選挙では政策論争を華々しくやって、小沢氏の無投票3選となるであろう、民主党に一矢を報いたいとの思惑は、多分成功しないでしょう。
政策論争など、深く詰めてやる余裕も準備もないし、論争の焦点も定まらないでしょう。
ただ、争点があるとすれば、麻生氏のような財政がバラマキになっても予算配分を進めようと考える、「景気対策派」と、改革の継続を進め民間活力を中心に経済成長をすすめ、財政再建を図りたい反麻生派の「上げ潮派」との論争があります。

ただ、候補者を立てての論争だけなら良いのですが、この両派の争いになるようだと、自民党が割れている印象ばかりが目立ち、選挙にマイナスだとのジレンマがあります。
所詮、2派の論争に見られるように、基本政策が大きく異なる議員が同じ政党に所属して、1人のリーダーを担ぎ上げる矛盾が、日本の政治を大きくゆがめていると云えます。
これは、仮に次期政権をとったとしても、民主党にも同じ事が云えます。


サミットを終らせたばかりの国、国連の負担金がアメリカの次に多い国の首相が辞めても、アメリカ以外の国からは、ほとんど反応がないほどに、存在感の薄い国になってしまったこの国を、内政、外交、国際協力など全ても面で、前進させようとの気概のある指導者が、自民党総裁選挙に立候補を表明している麻生、小池、石原、与謝野氏などのなかに見つける事が出来るでしょうか。このあたりのことは、次回に。

アメリカ大統領の理想像は、強さと温かさと指導力を兼ね備えたワシントン、リンカーン、少し次元が異なるがケネディといわれています。
さて、歴代日本の首相に理想像を求めることが出来る人物がいたでしょうか。
 「政権とは国に尽くすための手段なり」の姿勢を貫いた石橋湛山氏をあげる人もいます。 他には????。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E 麻生太郎

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2008年9月 2日 (火)

日本の首相、またも「ハラキリ」ーーアメリカメディアより

 9月1日の昨日は、「防災の日」でした。
ブログにも地震関連の事を書こうと、数日前に少し触れた地震予知について、対立する地学系研究(公的機関や行政)電磁波系研究(主として民間研究者)の問題、それに異端視される宏観異常現象研究を取上げて書き始めていたら、突然の福田首相の退陣表明でした。
テレビ、ラジオから流れるニュースに、地震予知どころではなくなり、ブログも書き上げられませんでした。そんなわけで地震関連は、また後日まとめる事にします。

福田首相の辞任は、政治の停滞などより、選挙を優先する自民党の作戦とみますが、もう少し状況を見守ります。

もし、麻生新首相のもとで開かれる臨時国会で、08年度補正予算が、赤字国債発行つながるようでしたら、日本の危機的財政状況は破滅に向かって加速度がつく事でしょう。
日本の抱える大借金、「財政危機現状」を、いつまでも国民に隠しとおせるものでなし、もし選挙で民主党政権が誕生したら、この問題はどんな展開を見せるのでしょうか。

ホームページで、日本の借金時計を公開しながら、圧力によりたった1日で消し去ってしまった財務省の官僚達は、自民党政権の消滅もありうる状況に直面し、どんなシナリオを書いているのでしょうか。
今後の国政の最大の問題が、いまだなおざりにされています。

もうひとつ、審議日程から考えて、自民党があれほど固執した重要案件、インド洋給油継続は、事実上不可能となったとみます。
このところ、毎月の給油実績をレポートしてきましたが、来週始めには海上自衛隊からの8月の実績も発表されるでしょう。
多分パキスタン海軍への給油がもっとも多い実績に変わりはなく、政府が最近の給油状況をどう分析しているかわかりませんが、多分、継続はしなくとも打開策はあるとの情報もあがっているのかもしれません。
官僚はアフガニスタン支援の次なる展開も模索している事でしょう。
海上自衛隊は、次の交代のため、10月にインド洋にむけ出航する補給艦と護衛艦が最後の給油活動任務とみて、経験をつませる為、なるべく多くの初参加要員の人選をしています。

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