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2008年8月27日 (水)

牛が地磁気を感じている?

 今日の毎日新聞朝刊に「放牧中の牛、北か南向くーー地磁気感じる?」という記事が掲載されていました。
ドイツとチェコの研究チームがまとめたそうで、衛星からの画像をインターネットで公開している「グーグルアース」を使い、放牧牛の頭を向けている割合を調査した結果だそうです。
 この記事を読んで、僕もあり得る事と思いました。
山への行きかえりに、牛が放牧されている近くの場所を通る事があります。また、群馬の武噂牧場など、冬のスキー場の夏山リフトから、放牧されている牛を見下ろしたりする機会もあります。
前から、牛が牧草を食べている方向に、規則性のようなものがあるのではないかと思っていました。牧草の生えている方向性なのか、牧場の傾斜なのか、風向きなのか、または親分牛の頭の向きに習うのか良くわからなかったのですが、頭の向きのおおよその方向性のようなものは見て取れたのです。

こんど発表されたデーターは、五大陸308ヵ所の牛、8510頭を調べた結果、頭を向けている割合は南北になるほど高かったとのことです。ある程度信頼のおける調査と見てよいと思います。
はたして、哺乳動物の牛に、地磁気を感知する体内磁石のようなもの、または器官があるのかはわかりませんが、地磁気に反応するなにかを持つようです。

実は人間にもこの地磁気を感知する能力があるのではないか、現代では忘れ去られていても、古代の人類はより強く持っていたのではないかと説を読んだことがあります。
古代人の東西南北へのこだわりや、風水、気などの方角説などを書くと長くなりますが、現代でも、寝る時、頭を北に向ける、すなわち南北方向に横になると、熟睡できるし、身体に良いとして実践している人達がいます。
また、背中で北を感じると言う説や、背中を北に向けた姿勢が、精神を集中できて強いエネルギーを放出できると言う説もあるようです。
その場合の、北とは地球の地軸の真北であると言う説と、真北とは偏差のある地磁気の北方向をさすと言う説もあります。
こんどの研究では、方位磁石の指す地磁気の南北に強く同調していたとの事です。この方向が、牛にとって快適ななにかをもたらすのでしょうか。

余談ですが、山で地図を読むとき、この磁北の偏差は大事で、高緯度ほど両者のズレが大きくなります。
先日登った最北の山、利尻岳の25000分の1地図に、「磁針方位は、西偏約10°0′」書かれていて、本州の山で6度から7度の偏差に慣れていた僕は、流石に北端の山と妙な感心をしたものです。
さて、牛の頭の向きについては、今後磁石と見比べて観察して見る事にします。ちょっと楽しみです。

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