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2008年7月10日 (木)

えぶり差岳の2つの山小屋

Dscn2892_320 日本200名山、えぶり差岳登山の、ガイドブックのコースタイムは、奥胎内ヒュッテから往復14時間20分です。
 これを日帰り、往復10時間程度で、楽々こなす登山者もいますが、普通はえぶり差岳山頂近くの避難小屋に泊まる2日行程です。
 ちなみに僕達が登った7月2日にも、日帰り山頂往復だけでなく、水場のある頼母木小屋にもちょっと寄ってきたと言う超健脚登山者に2人も会って、びっくりしました。
頼母木小屋まで往復1時間以上の寄りDscn2888_320道です。(ガイドブックコースタイムは登り50分、下り40分)
僕達は、2日行程として、1日目はえぶり差岳避難小屋に泊まる予定で、足の松尾根を登りました。
途中で下山してくる登山者から、今日の避難小屋には、縦走のツアーグループが20人以上向っているとの情報があり、その他にも7、8人の宿泊者がいるらしいとわかってきました。
 僕達は避難小屋に30人はいやだなと話し合い、予定を変えて今日は、大石山分岐から、飯豊山への縦走路方向に向かい、頼母木小屋に泊まることにしました。
Dscn2904_320 頼母木小屋には、1日前の7月1日に水が引かれ、パイプから冷たい水が流れ出ているとの話しを聞かされては、なおさらです。
足の松尾根を登りきり、大石山分岐から、えぶり差岳山頂に行く道と別れて頼母木小屋に向いました。
飯豊山に向う縦走路方向です。
さて、頼母木小屋(正確には頼母木山避難小屋)に着いてみると、聞いたとおり、上部から引かれたパイプの吐水口から水が勢いよく流れ出ていて大感激です。
Dscn2907_320こんな尾根道の頂上のような場所に、これほどまでの流量の水が出るとは驚きました。
小屋は2階建で、30人以上は泊まれる広さですが、宿泊者は僕達以外には広島から来たと言う登山者1人と、小屋の関係者である今井貞介さんが写真を撮るために登ってきていましたので、合計4人です。
(今井さんの撮影した美しい山と花の写真は、奥胎内ヒュッテの玄関ホールにも飾られていました。)
管理人室に泊まる今井さんを除くと、3人では広すぎる1階ですから、きつい梯子で登る2階には上がりませんでした。

翌日、7月3日の早朝、快適に過ごした小屋で、飯豊山方面に縦走すると言う広島からの登山者と別れ、付近で写真を撮ってから、奥胎内ヒュッテに戻ると言う今井さんに挨拶して、大石山分岐まで戻り、ここに荷物をデポして、えぶり差岳山頂を往復しました。
えぶり差岳避難小屋は、規模は頼母木山避難小屋と同じくらいですが、こちらの方がややきれいで、内部には2階に登る階段もついていました。
ただ、いかんせん水場がありません。近くの雪渓の雪を溶かして水にします。それと、トイレは頼母木小屋がエコトイレで清潔なのに比べ、ここはいけません。
 そんなわけで、小屋の快適さを比べると、えぶり差岳登山では、足の松尾根を登り、大石山分岐に荷をおいて、空身でえぶり差岳を往復し、頼母木小屋に泊まって翌日下山するというやり方も良いのではないかと思いました。
頂上付近の小屋に泊まるのも魅力ですが、夏の暑さの中、頼母木小屋の豊富な水量は捨てがたいものがあると思います。
それと、大石山から鉾立峰を越して頂上の見えている長い登りを、軽い荷物で往復してしまうのはかなり楽です。
僕達は、翌日頂上往復の後、下山しましたが、前日に往復してから、頼母木小屋に向えば、下山が楽で、早い時間に奥胎内ヒュッテまで戻ることが出来ます。朝、小屋から30分程度の頼母木山に足を伸ばせば、頼母木山の陰になって見ることのできない飯豊の連山を見る事が出来ます。
今回は、そんな山小屋の利用について、考えさせられた登山となりました。

 (写真上、頼母木山避難小屋。奥の建物はエコトイレ)
 (写真中上、大石山分岐から、頼母木山避難小屋を見上げる。はるか前方、雪渓のあ   る右上の小高い場所に見える白い点が小屋。見た目ほどには時間はかからず、アップダウンはあるが、約40分強程度で到着できる)
 (写真中下、えぶり差岳避難小屋、手入れの行き届いた立派な小屋です)
 (写真下、えぶり差岳山頂付近から見た、えぶり差岳避難小屋。小屋から頂上まで10分もかからない)

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コメント

あら不思議、自転車漕いで、雲を消す

投稿: エコ之助 | 2008年7月11日 (金) 09時30分

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