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2008年7月27日 (日)

利尻山へ その2

Dscn2933_320  利尻空港の小さなターミナルビルから外に出ると、搭乗していた殆どの乗客はツアー旅行の人達で、待機していた2台のバスに分乗して出発して行きました。
 その後には、ぽつんとタクシーが一台だけ停車していました。

 1日1便の飛行機の乗客を待っていて、近くのコンビにまででは、申し訳ないとしばらく待っていたのですが、もう誰も乗車する様子が無いので、鴛泊のフェリー乗り場付近のコンビにまでと告げると「今日は皆ツアー客だったね」と、笑って快く乗車させてくれました。
Dscn2935_320運転手から、利尻島はこのところ、悪天候続きで、昆布が干せないで困っている、今日は久しぶりの晴れだと教えられました。
僕はついているようです。
コンビにまで、約10分で到着。
都会と変わらない店内で食料などを購入してから、近くの海辺まで歩き、日本海の海水に手を入れて、さあ、海抜0mからの出発です。
前方に写真で見た、ペシ岬が海に張り出して聳えています。利尻島に来た実感がわく光景です。
今日は、徒歩70分ほどの利尻北麓野Dscn2960_320営場まで行けばよいので、のんびりです。
2車線の舗装路をが、緩やかな勾配で山の方に向っています。
ザックは、飛行機の重量制限15kg以下に押えてきたのですが、食料、飲料などの積み増しで18kg位でしょうか。やや、重荷が堪えます。
途中で、ガスカートリッジを買い忘れてきたことに気付きました。
飛行機には、ガスボンベ類は持ちこめないので、利尻島で購入するつもりだったのです。
いまさら、戻るのもいやなので、登り続けました。いざとなれば、2日間くらい、カロリーメートとチューブ飲料でなんとかなります。
途中、利尻山神社の立派な鳥居があったので、登山の安全と、それ以後の旅の無事を祈り参拝しました。

 なんと、ご利益は、嘘のように直後に現れました。
神社からしばらく歩いていると、追い越していった軽自動車が止まり、自分は北麓野営場の管理人だという男の人が、この先は、道路工事中で、砂ほこりを浴びて歩くことになるからキャンプ場まで乗りなさいと言うのです。
理由がつけば、歩き通すこともないかとすぐに妥協して、乗せてもらう事にしました。
そのかわり、帰りは海まで歩こうと心に誓いました。
そのうえ、管理人は、ガスボンベもあげるというのです。
まさに、利尻山神社様様です。
車は早い。
到着した利尻北麓野営場は、森の中の静かな場所で、小さな管理棟と清潔な水洗トイレ、炊事場を囲むように幾棟かのバンガローがあります。
テントのフリーサイトが幾つかあり、数張りのテントが張られていました。
この環境で、1人300円の利用料は感激です。
いつものように、他のテントから少し離れた場所に、ダンロップ製VL-21をしっかりと張りました。
後は、やる事もなし。明日の登山ルートを確認しに10分ほど登り、涌き水「甘露泉水」のうまい水を飲んで戻りました。
この涌き水は環境省の「日本名水百選」にも選ばれたそうです。
夕暮れの森のテントサイトからは、鴛泊のフェリーの汽笛がボーッと聞こえ、山と海の狭間の不思議な雰囲気を味わいました。
夜、テントの中で寝袋に入り、天気予報を聞こうとラジオのダイヤルを廻すと、隙間のないくらい中国語、ロシア語、韓国語が聞こえます。
日本最北端の地にいることを感じました。
天候は、早くも悪化し始め、明日の夜からは風雨の予報です。明日がチャンス。いよいよ利尻山に登ります。

Dscn2939_320

(写真上、コンビに近くの海岸で、海水に手を入れた。前方はペシ岬)

(写真中の上、ご利益をありがたく頂いた利尻山神社)

(写真中の中、利尻北麓野営場の快適なテントサイト。花を踏まずに歩くのに苦労した)

(写真中の下、登山現地で購入が難しいイワタニ・プリムス純正のガスカートリDscn2763_320ッジでなくとも、一般のガスボンベが使えるようにスパイダーキットに変換アダプターを取り付けた。つめかえ君、NタイプとNジョイントの組み合わせである)

(写真下、最近はボンベ横置きタイプも有る。脱着式の足が付いている優れもの。ボンベの転倒を気にしないですむのは嬉しい) 

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