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2008年5月11日 (日)

年金特別便

Dscn2564_320 やっとか、とうとうか、どう言ったらよいかわかりませんが、届きました「年金特別便」
 友人2人から、年金特別便が届いたが、お前のところはどうだの電話連絡をもらい、僕にもそろそろ来るなと思っていたところでした。
 見たところ、思っていたよりわかりやすく書かれているなと感じました。
「年金記録のお知らせ」の見方も理解出来るし、僕の記録も厚生年金、国民年金の加入期間も間違いなく記録されていました。
しかしです。
Dscn2565_320これほど、はっきりした記録が提示できるなら、何故、60歳になった時、社会保険事務所の係員は、あれほど誠意のない対応しかしなかったのでしょう。
今、思えば年金加入期間は提示できても、それ以上の詳細の提示は、実は自信がなかった。
現在、問題になっている「宙に浮いた年金」「消えた年金」が多数存在する事を認識していて、下手に加入記録などを提示したら、大きな問題になる。
なるべくあいまいにして、「ご自分で過去の記録を確認されたらどうですか」、「加入期間に疑問があるようでしたらまた来て下さい。」といった対応マニュアルがあった。こう考えるのが正しいと考えます。
届いた年金加入記録には、「厚生年金」「国民年金」「船員年金」等の区別、勤め先の名称、資格を取得した年月日、資格を失った年月日、加入月数がはっきりと書かれています。
これは考えてみれば当たり前のことで、これらの記録データーを保険加入者に定期的に確認をするなり、情報を開示して対応すべきものでした。

なぜ5000万件にも上る消失、不明記録が発生したのか。
なぜ50年前に、整備不能、整備不全、不明の台帳が多数あることが判明し、改善を指摘されていながらそれを実施しなかったのか。
当時の厚生省は「記録事項を検査するのは膨大なので、皆様から受給の申請があったときにチェツクします」などという出鱈目な解答がまかり通ってしまったのか。
そして、受給申請時に、この約束が守れなくても平気だったのか。
年金データー管理より、集めた金の運用を優先した政府と官僚達。
社会保険庁職員による、着服・不正受給がどのくらいあったのか、内部でも闇という実態。
グリーンピア(大規模年金保養基地)や「財政投融資」等への年金資金の運用や損失、不良債権が開示されない底知れぬ闇、
天下り先の確保しか考えていない官僚達、
国民年金の4割に近い未収状況、
保険料として集めた原資より支払いが確定している年金が3倍も多く、その額600兆円といわれる年金財政の借金、闇と疑問の年金制度です。
今のままでは、間違いなく「破綻」。そしてやってくるのが、「背に腹は変えられない、こうなった以上、こうするしかない」というパターンに行きつくのです。ああ、書き出すと切りが無い。
1通の郵便物から、さまざまな思いが浮かぶ配達された「年金特別便」でした。

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