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2008年5月30日 (金)

クラスター爆弾

 クラスター爆弾の禁止条約作りを進めてきた軍縮交渉「オスロ・プロセス」のダブリン会議で、即時全面禁止となる条約案が合意されたとの報道です。
クラスター爆弾については、詳しく書きたいと思っていたのですが、それは後日にするとして、この問題にたいする、今日の午後からの日本政府の対応には失望しました

 現地での報道陣のインタビューでは、日本首席代表の中根猛・外務省軍縮不拡散・科学部長がなんとも情けない顔で、本国の指示待ちだと、もぐもぐとしゃべっているし、国内では町村官房長官、高村外務大臣が、これでも独立国の責任者かと思わせる主体性のない事を辛そうに発言していました。
米国からの凄い圧力と、海岸線防衛に責任が持てないと強がる防衛省の抵抗、しかし、事実上の全面禁止という予想外の合意内容に困惑する政府、しかも世界の趨勢には逆らえない状況に、うろたえる様がテレビから伝わってきました。

日本が保有するクラスター爆弾は、旧型、改良型と呼ばれるもので、合意された条約内容からすると、使用、製造、移転などは即時に禁止、在庫分も発効後8年以内に廃棄となります。

現在、日本の航空自衛隊が87~02年度の16年間で総額約148億円分購入し、これが約6700発、その後陸上自衛隊も含めて、128億円追加されて改良型を3300発4300発程度保有しているものと考えられます。調達総額は国会で、276億円と答弁されています
米国価格だと、この金額では、1万数千発くらい購入できますが、国内3社?のライセンス生産のようで、ご存知高値購入ですから、この数字程度になります。
「参考までに国会での質問と政府答弁」
http://www.mod.go.jp/j/sankou/touben/2003/156kai/15r8a.htm 質問
http://www.mod.go.jp/j/sankou/touben/2003/156kai/15r8b.htm 答弁

今晩はここまで。 また書きます。
日本政府がいくら賛否を表明しないで、なるべく先送りしようとしても、国際的には厳しい状況に立たされ、福田首相の決断により明日にも合意することになるでしょう。本来なら、英独仏などより進んで全面使用禁止を促進すべき国だと思うのです。それが国際貢献です。
それと、国内海岸線防衛などに必要とは、あまりにもこの爆弾の性能、危険度などを理解していない疑問だらけの兵器配備に276億円も使い、これからも多額の処分費用がかかることになってしまった事に対して、防衛省の責任も問われて然るべきと思います。

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2008年5月27日 (火)

柳瀬川の釣り

Dscn2606_320 「柳瀬川」「釣」の検索でこのブログを訪ねてくれる方も多いので、今日は柳瀬川釣情報です。
 柳瀬川では、今、ヤマベとアユがよく釣れています。
しかし、アユについては、埼玉県漁業調整規則で、1月1日より5月31日までは、禁漁と定められています。

 この規則は漁業権の有無に係わらず埼玉県内の全ての川に適用されているのです。
これ、案外知らないで釣っている人も多いのです。また、アユは共通遊魚釣券Dscn2611_320の対象外でもあります。
そんなわけで、今は柳瀬川駅近辺で釣をしている人達の写真は掲載できません。
竿を出している釣り人は、禁漁の対象ではないヤマベを釣っていたら、その針にアユが掛ってしまったという事になります。
実際には、間違って掛るアユのほうが圧倒的に多いのです。どこからこんなに遡上してくるのかと思うほど、沢山のアユがいます。
水もここ数年で、随分綺麗になりました。僕は住んでいる土地を流れる川に、Dscn2614_320アユが遡上してくる事にとても感激しています。
型も大小で、大きなものでは20cm近い型も上がっていますが、平均して10~15cmのものが多いようでした。
数も数十匹釣り上げている人もいました。
ただ、ほとんどの人が返しのつかないものや、削り落とした針を使ってキャッチアンドリリースをしています。
皆、秋の産卵が無事終り、稚魚がまた柳瀬川を遡上してくる事を願っているようです。
今週末の日曜日からは、晴れて解禁です。こんどは川で遊ぶ釣り人の写真を載せることにします。

       新河岸川流域「アユの産卵」連絡協力のお願い
     http://plaza.geic.or.jp/event/event_syo.php3?serial=10451 

 (写真上、釣れたヤマベ、きれいな色をしているので雄か?)
 (写真中、これは禁漁期間中のアユ)
 (写真下、僕が写真を撮りたいとお願いしたら、釣り人の数人が、川の流れを石でせき止めて、生簀を作ってくれた。釣れているのは殆どアユ。生簀から下流方向に逃げ道を作ってもアユは逃げない。小石を掘って上流に向けて浅い魚道を作ると、小石に腹をこするようにして、元気よく流れに戻ってゆく。遡上本能だろうか。)

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2008年5月25日 (日)

自転車はどこを走ればよいのだろう

Dscn2618_320 「自転車は原則的には、車道の左側を通行するべきもの、しかし、指定された標識のある歩道は通行可」と道路交通法に決められています。

これ、ほとんど知られておりません。自転車は歩道を通行しても良いと思っている人のほうが多いと思います。
これが、6月1日から改正規定により次のように変わります。

自転車は
(1)子どもや高齢者、買い物目的などで の利用の場合
Dscn2603_320(2)交通量が多く車道が特に危険な場合 の二つの場合に限り、
歩道での通行 を認める。

もう少し詳しく書くと
1. 普通自転車の歩道通行に関する規定
(1)  普通自転車は、
歩道通行可を示す標識等がある場合のほか、
普通自転車の運転者が児童、幼児、70歳以上の者、身体障害者であるとき
・車道又は交通の状況に照らして自転車の通行の
安全を確保するため歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき
Zitensyaには
歩道を通行することができるようになります
 ただし、警察官等が、歩行者の安全を確保するために必要があると認めて歩道を通行してはならない旨を指示したときは、指示に従ってください。

自転車は、歩道か車道か、どちらを走ったらよいのか、 今までも曖昧でしたが、今度の改正規定でもすっきりしません。
要は自転車が車道を走るには全国の道路がまったく整備されず、「狭い、段差、側溝」などが沢山ある危険な道路が多いので、ともかく歩道も走ってよい事にしようとしただけです。

歯止めない高速道路と巨大横断道路など、利権がらみの道路建設を止めて、自転車で、また歩いて安心な生活道路整備を最優先にお願いしたいものです。

(写真上、我家の廻りでも、一般生活道路はこんな道が多いのです。左右どちらに倒れても危険、自転車で走るのは命がけです。)

(写真中、現在の僕の愛車。折りたたみ型。20インチタイヤサイズは、操作性がよく走りやすい。大分古くなってそろそろ買い換えたい気分。)

(写真下、近くの商店街、ペアモール内の自転車店「サイクルボーイ」さんから、勧められているBruno製のroad mixte。なんとも魅力的。)

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2008年5月22日 (木)

作男、支柱立てをする

Dscn2600_1024

女農園主「お疲れさま。トマトの立派な支柱が出来ましたね。」
作男「トマトが6本だで、支柱も簡単だ。だどもアネハさんと違いしっかりと構造計算しただよ。」
女農園主「あらまあ、たいへんだこと。ウフフ。」
作男「疑っていなさるだね。トマトの枝は複合荷重で、トマトの重さをPとすると、曲げモーメントはーーー」
女農園主「わかりました、わかりましたよ。要はお値段の高い支柱を沢山使ったわけですね。」
作男「まあ、そうだども、使ったというより、必要本数をデザイン的に美しくまとめただよ。」
女農園主「Pなる重さのトマトが沢山採れるとよいですね。」
作男「構造計算では解けねえだよ。」

女農園主
「今年は、キュウリが多いから、そちらの支柱立てもたいへんね。」
作男「うんだ。キュウリの支柱は背が高いだで、頑丈に作らねば。」
女農園主「昨年のキュウリの支柱も、農園では1、2を争う出来栄えでしたよ。」
作男「うんだ、農園主さまが金目を惜しまず、支柱を買ってくれなさったで。」
女農園主「金目は惜しんだのだけれど、誰かさんがーーー」
作男「まあ、こまけえ事いいっこなしだ。農園主さま、見てくだせえ、ナスは元気だよ。」

女農園主
「本当に。あら敷き藁を針金で押えたのね。」
作男「優良農園のHさんから、洗濯ハンガーを切ってマルチ押さえに使うやり方を教わったで、それをそのまま、敷き藁押えに転用したです。」
女農園主「素敵だこと。なんだか実用新案か、特許が取れそうね。」
作男「おらも、そう思うべさ。」
女農園主「もう、ナスの実がついているわよ。」
作男「農園主さまの買われた苗が良かっただよ。ほんとにいい苗だ。今のは仮支柱だで、もう少ししたら、直立式の本支柱に換えるだよ。」

女農園主
「お願いしますね。ところでここに立てたビニールはなんですか?」
作男「ナスの風除けだべ。ナスの枝に風圧がかからねえように、うまく曲線になっているだで、風が逃げるだよ。気体力学ちゅう学問の応用だで。」
女農園主「あらまあ、難しいのね。ところであなたの超ミニ農園はどうなさったの?」
作男「ばっちりだよ。今年はミニトマトが2本だで、夏の朝のサラダに使ってくだせえ。」
女農園主「それは、うれしいわね。私の請求書に「ミニトマト極上苗」2本で800円と書いてありましたよ。」
作男「こまけえ事いいっこなし。それより、ミニトマトは始めてで、芽かきがよくわからねえだに、教えてくだせえ。」
女農園主「あらまあ、どちらが作男だかわからないわね。」

 そんなこと云っても、農園主さまは、おらのミニトマトの芽かきをちゃんとしてくれなさっただよ。こんどブログで見せるだよ。
 農園の仕事、がんばるべ。キュウリの支柱立てがんばるだよ。

Dscn2602_320

(写真上、今日の農園。手前はナス。右のマルチの穴から芽を出しているのが、種をまいたキュウリ。奥にトマトの支柱が見える。
寒冷紗の中はつるなしインゲン。サツキミドリという種をまき生育も良い。)

(写真中、小さいが頑丈なトマトの支柱)

(写真下、今日、敷き藁を敷いたナス。支柱は仮支柱。)

Dscn2601_320

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2008年5月20日 (火)

海上自衛隊インド洋給油事情その3

425_320  今年の1月11日に、57年ぶりという参院で否決された法案の、衆院再可決によって成立したテロ対策特措法によるインド洋給油再開ですが、マスコミには取上げられず国際貢献の大義名分もこのところ影が薄くなっています。
最多の給油回数のパキスタン国民の大多数は、日本の給油活動の存在さえ知らず、そんな事をやってくれていたのかという外交官までいたと報道されていま107_320す。
 そんなインド洋給油事情ですが、海上自衛隊による4月の給油状況の報告をみながら、少し考えてみたいと思います。
4月の各国に対する給油回数は、次ぎのようになっています。
(  )内は給油再開の2月21日からの2ヶ月半の累計です。
  
  パキスタンフリゲート艦  1 (5)  160KL (NO.181かNO185)
  フランス補給艦       1 (5)  450KL (フランスの補給艦登場は珍しい) 
  米国駆逐艦         1 (1)  500KL
  英国駆逐艦         1 (1)  95KL


給油量は、1,205KL(3145KL) でした。
パキスタンフリゲート艦の給油回数が、今月は少なすぎる。
フランスの補給艦への給油は、始めてではないか?。
米国の駆逐艦に対する給油量が1回の量にしては多すぎる?。どんなタイプの駆逐艦?。
 平成13年から始まった給油のデーターを、調べているといろいろわかってくる事もあります。今月の疑問点も、調べて見る事にします。

 発表された4月の給油回数、給油量は以前と比べると各段に少なくなっています。
例えば、イラク戦争当時の2003年には、米国の艦艇だけでも年間67回、全体の給油量は78,000KLに及びました。月間にすると6,500KL(米国のみ)です。
現在の6倍の量です。
2006年でさえ47,000KLの給油量がありました。
わかりやすく云うと、今までに70リットルタンクの乗用車を満タンにして、800万台分以上の給油をしてきたのですから。

新テロ対策特措法案の「定義」第3条に「補給支援活動」について、次ぎのように書かれています。
 テロ対策海上阻止活動の円滑かつ効果的な実施に資するため、自衛隊がテロ対策海上阻止活動に係わる任務に従事する諸外国の軍隊等の艦船に対して実施する自衛隊に属する物品及び役務の提供(艦船もしくは艦船に搭載する回転翼航空機の燃料油の給油又は給水を内容とするものに限る)に係わる活動をいう。

この目的に限れば、月間の給油量はどうやら、現在の1,500KL以下程度が、妥当な量なのかもしれません。
すなわち、以前の給油量が異常であり、他の目的に使用されていた可能性が高いと云うことでしょう。
パキスタンに限っても、2006年8月から2007年の8月までの1年間に50回近い給油を行い、これがパキスタンは給油を他の艦艇に横流ししているなどの噂を立てられた由縁です。

テロ対策特措法の成立前に、毎日新聞に「延長が国際社会の要請」なる文を書いた同志社大学教授の「村田 晃嗣」氏はこう書いています。

「インド洋では7カ国が海上自衛隊による、給油に依存している。海上自衛隊が撤退すれば、パキスタンの艦船は活動できなくなるという。」

 村田氏は、パキスタン海軍の現有勢力や、主として給油を受けに来るフリゲート艦1隻(政府答弁による海上阻止活動の従事艦艇数)の状況を理解していなかったのでしょう。パキスタン艦船が活動できなくなる理由はわからないのに、「できなくなるという」表現であらわしました。と云ったのは誰なのか?が曖昧なまま、論旨をまとめようとしています。
同じように、その後の文でも「アメリカをはじめ給油を受けている諸国の海軍は、およそ4割の活動低下に陥ると推定されている」
これも、嘘です。4割の活動低下も具体性に欠けるし、実際にその後も活動低下は報道されませんでした。推定したのは誰なのか?が曖昧です。
まだあります。
「確かに、イラク政策をめぐっては、アメリカ国内でも論争が激化している。だがことアフガニスタン問題に関するかぎり、一枚岩だということも了解しておかねばなるまい。」
 これも一枚岩と結論ずけて、了解させようとしても無理です。
「08年の大統領選挙で民主党が勝てば政策が変わると考えるのは、まったくの誤解である」
皆が誤解しそうになっているようです。

この程度の論旨を、新聞に掲載して世論を誘導しては大学教授の名がすたります。
パキスタンは、海軍艦艇への給油もできないほど、困窮している中での海上阻止活動従事ではなく、国内にアメリカ主導のテロ対策支援への反発が強い複雑な国内事情があるのです。現にこの時点で、新鋭駆逐艦3隻を中国に発注していました。

航空自衛隊によるイラク派遣をめぐる違憲判決の出たなかで、続行されている空自の兵士輸送は、当初の海上自衛隊のインド洋給油と同じように、作戦行動に支障があるとの理由で情報がまったく開示されません。
実際には、輸送能力と実際の輸送実績の数字がかけ離れていて、空気を運んでいると揶揄される面もあると報道されていました。
そのへんが、隠蔽や嘘の情報を報告した、どこか後ろめたい再開以前の海上自衛隊のインド洋給油と相通ずるものがあるのでしょう。
海上自衛隊が、インド洋における給油活動を、毎月の数値まで含めて公表し始めたのは、世論もあるでしょうが、法の期限切れである1年を目処に、撤退も意識しての事と考えられます。
航空自衛隊も、違憲判決に影響されないと云い切りましたが、多分士気も上がらず、撤退の潮時を模索し始めている気がします。

インド洋給油は、これからも毎月海上自衛隊から発表される支援活動の実績を踏まえて、毎月定期便で書いてゆきます。
 (写真上、現在インド洋で給油活動に従事している補給艦425「ましゅう」)
 (写真下、同じく護衛艦107「いかづち」)

 

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2008年5月18日 (日)

憧憬の利尻山

Dscn2599_320_2 7月に北海道の名寄市に行く予定があり、そうだこの際、ずっと憧れていた北端の名峰、利尻山に登ってみようと考えました。
インターネットで利尻富士町のホームページを見ると、観光資料を送ってくれるとの事、早速申し込んだところ、すぐにA4版の封筒に入った写真のようなパンフレットが郵送され感激しました。
観光協会のあいさつ文に「利尻礼文サロベツ国立公園の利尻島へご来島下さいますようお待ち申し上げます」とのお誘いの言葉。
利尻空港までの航空券入手も目処がつきそうだし、喜んで行かせて頂きます。
テントを張る予定の利尻山の3合目にあたる、利尻北麓野営場まで車で行けるようですが、どうせ登るなら標高1721mの山頂まで、海抜0mから歩き、そして戻ってこようと思います。
3000mの白馬岳から、日本海まで歩き、海に手をいれて登山を終わらせた栂海新道のように、最北の日本海に手を入れて憧れの利尻山登山を終らせたい。そんな楽しい夢を見ています。
 (写真は利尻富士町観光協会が送ってくれた観光,登山案内パンフレット。すみません。天幕で地球の大地の上に寝るのが好きな登山者ですから、町への経済効果は少ないと思います。)

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2008年5月16日 (金)

この写真は?

Kaeru_320 中国政府の地震対策本部は、15日中国四川大地震による死者が、推計では5万人を超えることを明らかにしたとの報道です。
政府が、推計で5万人を超えると発表すると、過去の事例から、最悪10数万人の死者の可能性も出てきたと思います。
今回の地震では、数多くの前兆現象が報告されていますが、そのうちのひとつと思われる写真がこれです。(毎日、興味深く読ませて頂いている東海アマチュア無線地震研究会のH.Pから、コピーさせて頂きました。問題ありと判断したら、削除いたします)

 地震発生の数日前に見られたといわれるものですが、綿竹市西南鎮の檀木村で大規模なヒキガエルの移動があり、数十万匹が、製薬工場近くの道路を横断し、多くは行き来する車にひき殺されたり、通行人に踏まれたりしたということです。
ヒキガエルが、季節的に移動する事は、よく見られることのようで、この写真が地震の前兆現象と断言する事は出来ませんが、この大量の数は異常といえるそうです。

 今なお救助されない多くの人々のことを思うと、毎日とても辛い気持で中国現地の報道番組を見ています。
 明日、日本のどこかで、大きな災害を招く大地震が発生してもおかしくない状況にあるのですから、とても人事とは思えません。
それと、気になるニュースがあります。
「震源地の四川省にある紫坪埔ダムの堤頂部に亀裂が見つかり、「極めて危険な状況」(地元幹部)となったため、水利省は14日、ダムの安全確保のために緊急放流を開始した。」
 「同ダムは2006年に完成した発電や洪水調節用の多目的ダムで、総貯水量は日本最大の徳山ダム(岐阜県)の2倍弱に当たる11億1200万立方メートル。
水利省は、仮にダムが決壊すれば、約9キロ下流にある人口約60万人の都江堰市が、完全に水没する大災害になるとして対策を急いでいる」

このダム以外にも、危険な状況にある多くのダムがあるようで、それに追い討ちをかけるように原子力施設の損傷などの情報が出始めました。
次々と悪い状況が発生している中国からのニュースを、心配しながら見つめています。
 いくら国土面積が広大で、人口が多いとは云え、十数万の人達が亡くなったり行方不明になっている大災害の最中に、別世界の出来事のような華やかなオリンピックを開かなければならない中国の苦衷を察します。
もし、このうえダム崩壊などの事態になれば、オリンピックは中止せざるを得ないでしょう。

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2008年5月12日 (月)

市民農園にジャガイモが一杯

Gyagai1_320 我が女農園主様が借りている市民農園は、今年で3年目になります。
3年が過ぎると、市との契約が切れることになり、畑全体を更地にして区画割りもし直します。
使用を継続したい人は来年、再度申込みをする必要があるのです。
ところが、世界的な食料難情報や、中国の汚染野菜などの影響からか?、
最近は市民農園が人気で、抽選の倍率も高くなっています。
折角、3年間肥料を充分に与え、土壌改良しても来年使用できる確率は低いGyagai2_320のです。

何故、こんな事になっているのでしょう。
それは、市民農園の土地が民間地主からの借り上げであり、市側は地主に3年ごとに借地の継続使用の可否を伺う契約になっているからです。
時には地主の都合で借地契約に応じてくれず、市民農園の閉鎖の場合もあるのです。
本来ならば、市有地の利用が一番望ましいのですが、志木市にそんな遊休地の保有が無い事が原因です。
他の市町村ではどうなのでしょう。
さて、そんな3年目の春の市民農園に異変が起きています。
(写真上下)に見られるように、ジャガイモを作る区画がとても多いのです。理由ははっきりしません。
最初の年は皆、張りきって、なす、トマト、キュウリ、ピーマン、インゲン、ほうれん草、小松菜、とうもろこし、レタス、キャベツ、大根、にんじん、ねぎ等などそれこそ野菜見本市のようでした。
2年目に入ると、農作業にたいする熱意の有無が畑にはっきり目立つようになり、3年目は連作障害への配慮も加わって、作物の種類はぐんと少なくなってきました。
そして農園に、圧倒的に増えたのがジャガイモなのです。
でも我が女農園主様は、植え付け位置を上手くずらして、今年もトマト、キュウリ、ナスを植え付けました。
本家農園の作業に精出している作男さんの、お馴染み超ミニ農園も去年、大収穫したピーマンに代えて、ミニトマトの極上苗を植え付けました。
この辺のところは、また作男さんに書いてもらいましょう。
ジャガイモといえば、女農園主様も昨年秋植えのジャガイモを作って成功しました。実は手間がかからず収穫が多かったので、今年の秋もねらっているようです。
チビスケたちが喜びますしね。
ところで、今年はあまり知られていませんが「国際ポテト年」です。
ポテト(ジャガイモ)が食料の確保と貧困緩和のために重要であることを世界にアピールするよう国連が定めたものです。
現在、ジャガイモは、トウモロコシ、米、小麦に次いで世界第4位の生産量で、重要な食用作物になっています。
僕も、いや作男も、もし食料難が現実のものとなったら、家の小さな庭全部にジャガイモを植え付けようと思っています。
国際ポテト年については、別の機会にもう少し詳しく書くつもりです。

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2008年5月11日 (日)

年金特別便

Dscn2564_320 やっとか、とうとうか、どう言ったらよいかわかりませんが、届きました「年金特別便」
 友人2人から、年金特別便が届いたが、お前のところはどうだの電話連絡をもらい、僕にもそろそろ来るなと思っていたところでした。
 見たところ、思っていたよりわかりやすく書かれているなと感じました。
「年金記録のお知らせ」の見方も理解出来るし、僕の記録も厚生年金、国民年金の加入期間も間違いなく記録されていました。
しかしです。
Dscn2565_320これほど、はっきりした記録が提示できるなら、何故、60歳になった時、社会保険事務所の係員は、あれほど誠意のない対応しかしなかったのでしょう。
今、思えば年金加入期間は提示できても、それ以上の詳細の提示は、実は自信がなかった。
現在、問題になっている「宙に浮いた年金」「消えた年金」が多数存在する事を認識していて、下手に加入記録などを提示したら、大きな問題になる。
なるべくあいまいにして、「ご自分で過去の記録を確認されたらどうですか」、「加入期間に疑問があるようでしたらまた来て下さい。」といった対応マニュアルがあった。こう考えるのが正しいと考えます。
届いた年金加入記録には、「厚生年金」「国民年金」「船員年金」等の区別、勤め先の名称、資格を取得した年月日、資格を失った年月日、加入月数がはっきりと書かれています。
これは考えてみれば当たり前のことで、これらの記録データーを保険加入者に定期的に確認をするなり、情報を開示して対応すべきものでした。

なぜ5000万件にも上る消失、不明記録が発生したのか。
なぜ50年前に、整備不能、整備不全、不明の台帳が多数あることが判明し、改善を指摘されていながらそれを実施しなかったのか。
当時の厚生省は「記録事項を検査するのは膨大なので、皆様から受給の申請があったときにチェツクします」などという出鱈目な解答がまかり通ってしまったのか。
そして、受給申請時に、この約束が守れなくても平気だったのか。
年金データー管理より、集めた金の運用を優先した政府と官僚達。
社会保険庁職員による、着服・不正受給がどのくらいあったのか、内部でも闇という実態。
グリーンピア(大規模年金保養基地)や「財政投融資」等への年金資金の運用や損失、不良債権が開示されない底知れぬ闇、
天下り先の確保しか考えていない官僚達、
国民年金の4割に近い未収状況、
保険料として集めた原資より支払いが確定している年金が3倍も多く、その額600兆円といわれる年金財政の借金、闇と疑問の年金制度です。
今のままでは、間違いなく「破綻」。そしてやってくるのが、「背に腹は変えられない、こうなった以上、こうするしかない」というパターンに行きつくのです。ああ、書き出すと切りが無い。
1通の郵便物から、さまざまな思いが浮かぶ配達された「年金特別便」でした。

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2008年5月 8日 (木)

船場吉兆哀れ

 船場吉兆が食べ残し料理を、使い回していた事が露見しました。
今度も内部告発で判明したようです。
船場吉兆は昨年、消費期限、賞味期限切れの菓子、惣菜の販売や、みそ漬けのブロイラーを地鶏、九州産の牛肉を「但馬牛」等の偽装表示商品を販売し、不当な利益を得ていた事件で、世間を騒がせました。
しかしそのわりには、ホームページのお詫びの文章が、なんとも納得できないものだった事もあり、まだなにかありそうだと思っていたら、案の定今度の発覚です。
参考までに、船場吉兆の「お詫び文」をコピーしておきます。

        お詫びとご報告

 このたびは、お客様、関係取引先様、社会の皆様に大変なご迷惑をおかけし、食品の安全に対する信頼を裏切ったことを心よりお詫び申し上げます。
 弊社は、平成19年12月9日付の大阪市保健所の指導により、本日、改善報告書を提出致しました。
 弊社は、上記報告書の中で、調査委員会の調査により明らかとなった、
本店において製造ないし販売していた一部商品において賞味期限ラベルの貼り替えなどがあったことについて報告いたしました。
 今後二度とこのような問題を起こさないよう、食品衛生法を遵守し、提供する食品の安全・衛生を確保するため、大阪市保健所と相談しその指示を仰がせて頂きます。

       平成19年12月14日
       株式会社 船場吉兆

今度の食べ残し料理の使いまわしでも、前回の不祥事を反省し、吉兆グループ各社が食材や製品の取り扱いが適正に行われているかを監査する目的で新設したコンプライアンス委員会が次ぎのようなお詫びを発表したと報道されています。
 
 「皆様の信頼を裏切るようなさらなる事態がないかどうかを含め、厳しく指導してまいります」と、監視を強化する方針を明らかにした。

  また、船場吉兆以外のグループ各社については「このような非常識な事態は一切ないことを確認しております」としている。

どうも、このコンプライアンス委員会なるものが、正常に機能しているのかが危ぶまれてなりません。厳しく指導したり、非常識な事態は一切ないことを確認しているのは誰だろうと思ってしまいます。
 
 料亭営業会社5社は、創業者が息子や娘婿たちを暖簾分けの形で独立させました。
長男が本吉兆、長女の婿が東京吉兆、次女の婿が京都吉兆、三女の婿が船場吉兆、四女の婿が神戸吉兆を継承したのです。
同族で固めたグループ企業の弊害を感じます。
ここ数年、食品業界の食品偽装、表示偽装、期限切れ商品販売などは、出るは出るはの底無し沼状態で世間を驚かせました。
今度の事件で、船場吉兆は廃業の道しか残されていないと思いますが、食品の使いまわしは、世間ではどこでも行なわれている事で、船場吉兆など氷山の一角のような気がしてなりません。
「客が手をつけていない料理は、食べ残しとはニュアンスが違う」という船場吉兆の釈明がそれを現している感じです。
きっと、これから同じようなことが次々と発覚、報道されることでしょう。
食品業界は、政界と同じでまったく信用なりません。

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2008年5月 6日 (火)

安全別荘住宅地ー志木

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 「関東大震災は1923年(大正12)に発生した、相模トラフ沿いの断層を震源とする関東地震(マグニチュード7.9)によって引き起こされました。
被害は、死者9万9千人、行方不明4万3千人、負傷者10万人をこえ、被害世帯も69万人に及び京浜地帯は壊滅的打撃をうけました。」

-広辞苑より
 ここに興味深いチラシのコピーがあります。年代はわからないのですが関東大震災以後に作成されたと思われる不動産広告チラシです(写真上)クリックすると拡大します。
「安全別荘住宅地ー志木」として、我が志木市を震災の無震害地である事を謳い、別荘地として売り出しています。
確かに志木市の一部はローム台地を形成し、関東大震災でも揺れが少なかったと言われています。

写真下
は最近志木市が作成したハザードマップです。(写真はクリックすると拡大します)
志木市に大きな影響を及ぼすと見られている立川断層帯を震源とするマグニチュード7.3の地震が起きたと仮定した場合の、志木市各地の震度を表したものです。
この色分けされた地図を見ると、黄色の部分、志木駅周辺から、朝霞市、新座市にかけて震度が他の地区に比べて弱くなっている事がわかります。
これは、詳細なボーリングデーターから推定されたもので、そんなデーターなど無かった大正時代の不動産広告チラシと合致するのは興味深い事です。
きっと家屋の倒壊などの被害状況や赤土地盤などから、この土地は地震にたいして、安全である事を感じたのでしょう。

コピーが不鮮明ですから、ちょっとチラシを読んでみましょう。
●地盤高台赤土にて東は全部岳崖にして、荒川の清流を望み西は遠く秩父山及富士山を一目に風景好良樹木沢山有り。
●東京より最近の地にて殆んど無震害地は當区域より外には有りません。
●府下池袋より
  陸 路 川越東京道、幅四間 三里
  自転車 四十分
  汽車  成増駅 二十分 膝折駅 三十分
  自動車 十五分
● 地 価 坪参円より九円 貸地 坪金一銭より金ニ銭

地価の坪単価参円や、東武東上線の駅の少なさにも驚かされます。ちなみに膝折駅は現在の朝霞駅です。
しかし池袋より自転車40分、自動車15分は、いつの世も変わらぬ不動産販売の誇大宣伝と思えます。それとも道路が空いていて、古い自動車や自転車でも凄く飛ばせたのかな。

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2008年5月 4日 (日)

作男、凄く感心する

Dscn2553_320 作男「農園主様、やっぱしここさですか。去年の「市民生産祭り、市民農園の部」」農産物特別賞を頂いた畑ちゅうのは」
女農園主「そうですよ。Hさんは白菜を出品されたそうですよ」
作男「おら、ここさ畑、去年見ただよ。白菜は、素人とは思えねえ出来栄えだったです」
女農園主「ご覧になったのね。そうですよ。それを農作物のコンクールに出品されたようですよ」
作男「コンクールがあったべか?」
女農園主「私のところにも、出品されまDscn2554_320せんかとのご案内が来ていましたのよ」
作男「げ!、なんしておらに知らせてくれなかったですか」
女農園主「あら、なにかコンクールに出せるものが出来ていたかしら?」
作男「、、、、、」
女農園主「良いのですよ。暮にジャガイモが沢山取れたでしょう」
作男「おらも、白菜を作っていたらーーーー」
女農園主「なにをぶつぶつ言っているの。この畑、素晴らしいでしょう」
作男「なんとまあ。丹精しておるで」
女農園主「このビニールで囲んだのがナス、ピーマンね」
作男「こっちがインゲンとほうれん草だべ」
女農園主「毎日、畑に来られるそうよ」
作男「おら、ここんとこ、物書きに忙しかったで」
女農園主「あら、なにか書いていましたの」
作男「作男物語」
女農園主「??」
作男「うそ、うそ、うそだべさ」
女農園主「うちもそろそろ作家さんから作男さんに戻りましょうね。」
「畑に本腰を入れないとね」
作男「これさ畑見せられたら、負けてはおられんです」
女農園主「張りきるのも良いのですが、マルチ、寒冷紗、支柱は買いすぎないようにしてくださいね。去年のがまだずいぶん残っていますからね」
作男「いやあ。この畑さ、見事なもんだ」
女農園主「あら、とぼけたりして。うちも頑張りましょうね。力仕事、お願いしますね」
作男「ヘイ。明日から精出しますです」
 しかし、このHさんの畑はりっぱでしたです。コンクール特別賞授賞のご褒美に、
今年の農園使用料は無料になったとか。おらは、凄く感心した。感心したです。見習うべ。
見習うべさ。

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2008年5月 2日 (金)

藤の花に感動!ーーあしかがフラワーパーク

Dscn2536_1024

昨日はかみさんに誘われ「世界が息を呑んだ美しさ」というパンフレットのキャッチフレーズにも引かれて、藤の花を見てきました。
場所は「あしかがフラワーパーク」。勿論始めてです。
 
今までも藤の花はいろいろ見てきましたが、ここのは特別凄い。実感です。
広い園内には、今が見頃の紫色の藤の花が咲きほこり、見ごたえがあります。白色の藤もこれから見頃を迎えようとしています。500畳敷の大藤棚や八重の大藤棚など、1本の木がこれほどまでに迫力のある藤棚を作るのかと驚かされます。その幹の太さは、これまで藤の木に持っていた概念を一蹴するものでした。
 
 交通は、JR両毛線の富田駅で下車し、徒歩10分ほどで入口につきました。
今日はゴールデンウイーク中とはいえ、休日ではなかったのですが、かなりの混雑で、ツアー観光バスが次々と入園者を運んできます。
どうやら休日の混雑は凄そうです。
園内は広く、花に見とれながら、結構距離を歩きますので、歩きやすい靴を履いていったほうが良さそうです。
 帰りは、富田駅に戻っても良いのですが、フラワーパーク前から、東武伊勢崎線の足利市駅まで200円のシャトルバスが発着しています。
途中の足利学校前で途中下車しても、乗車券の半券で再乗車できますからこれが便利です。
僕達も途中下車して、足利学校に隣接する「鑁阿寺(ばんなじ)」を見てから、食事処として人気の、めん割烹「なか川」で、昼食をとり、そこからぶらぶら歩いて、駅までの道の途中にある市立美術館に寄ってから足利市駅に着きました。足利学校から歩いて20分弱くらいでした。
それと、朝、富田駅に降りて気がついたのが、陶磁美術館としては有名な栗田美術館があったことです。
以前は、車で訪ねたので気付かなかったのですが、両毛線の富田駅から徒歩10分弱の場所に建っていたのです。
栗田美術館は、一万点もの伊万里、鍋島を収蔵し世界屈指の陶磁美術館です。
その収蔵品の見事さに感動もしますが、それよりも個人の力でこれだけの収集ができた事に驚かされます。いちどは訪ねたい場所です。
フラワーパークの花と陶磁器美術の観賞を楽しむ計画も出来そうですが、1日ではちょっと疲れるかもしれません。
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(園内のツツジも満開で美しい)

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(フラワーパークからも、栗田美術館が見える)

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