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2007年12月25日 (火)

ジョニ黒

Dscn2093_320  正月用の酒を仕入れに行ってきました。近くに「酒のTOP」という量販店があります。
僕は普段は酒は少量を飲む程度ですが、それでも夏のビールや正月用だけは纏め買いをします。
さすがにいつも買うスーパーよりは安い価格で多量の商品が並んでいて、いつもどれを選ぶか悩んでしまうのですが、適当に、そして適量の日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどを買いこみました。
ところで、ウイスキーを買うたびに、感慨にふけるのがジョニ黒です。
昭和30年代には、高級ウイスキーの代名詞のような酒で、常に一万円前後の値段がついていました。
今の一万円なら驚きませんが、当時は大卒初任給でやっと1本買えるという値段です。

ジョニ黒にまつわる面白い話しは幾つもあるのですが、そのうちの二つほど。
沖縄が返還される前ですが、設計・監理した病院の現場が那覇市にありました。
事務所の設備担当の同僚が、確か3本程度(5本だったかな?)の持ちこみと決められていた土産用のジョニ黒を、飲みかけはその本数に入らないと聞いて、3本以外に、一升瓶に詰替えて持ちこんだのです。もちろん飲みかけとして。羽田の係官も驚いたでしょうが、残念ながら没収と決まりました。そんな、殺生なと同僚は、ここで飲めるだけ飲ましてくれと頼んだそうです。

もうひとつは、今年を表す漢字として選ばれた「偽」を思わす話です。
当時、五反田にあった小さなバー。この店はもうとっくの昔になくなっていますから、この話は時効でしょう。
カウンターの背後の棚にズラリ並んだウイスキーの中でも、ジョニ黒は別格で、とてもおいそれとオンザロックなどと、注文できる代物ではありませんでした。
しかし、バーのマダムから後で聞いた話では、中味はまったくの別物。
サントリーオールドでも入れたのかと聞いたら、あれは色でわかるから駄目。だいいちそんな高い酒は使わないのとのこと。
ちゃんと、それ用のウイスキーが有るのよと笑っていました。「オールドだって危ないわよ」だそうでした。
ちなみに、40年後のジョニウォーカー、今日の黒の値段は特価1699円、赤は965円でした。
このジョニ黒とともに、当時を思い出すのがスキーの「ケスレー」。前年までのオリンピックなどの競技レースの入賞数を金、銀、銅の雪のマークの下に、毎年誇らしげに書き換えていました。欲しかったのですが、月給を全部はたいても買えない高値の花でした。

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