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2007年12月12日 (水)

さよならピーマン

Dscn2076_320  超ミニ農園のピーマンを、じっと見つめている作男。
女農園主「どうしたのですか、怖い顔をして。」
作男「あっ、いらしたのですか。気がつきませんですんません。このピーマンをどうしたものかと思っておったところです。」
女農園主「もう、12月も半ばですよ。ドライフラワーじゃない、ドライピーマンにでもするのかと思っていましたのよ。」
作男「実が一つ付いておったで、ずるずると日がたってしまいましたです。」
女農園主「黒くなったその実は、もう諦めて根からお抜きなさい。土が弱りますよ。」
作男「土が弱るですか。そりゃ、困るべ。そんでなくとも、ここは土地がやせているだで、苦労してピーマンをここまでにしたで。今年は農園主さまのピーマンが連作でぜんぜん駄目で、ここしか採れなかったでね。エヘン(^O^)」
女農園主「一番良い苗をあげましたからね。」
作男「あれま、もしかして妬(ねた)んでいなさるですか。」
女農園主「そんな事はありませんよ。農園の不作はあなたのせいだけではないですよ。夏から秋までこちらのピーマンでずいぶん助かりましたよ。でも肥料もずいぶんもってゆきましたね。」
作男「なんか、ちょっと気になるお言葉ではありますです。」
女農園主「気になさらないでくださいね。ところでこの後はどうされますか?」
作男「うんだ、ミニ温室にでもしようと思っているです。」
女農園主「だから、支柱を沢山お持ちになったのね。」
作男「やっぱり、ピーマンのことでかなり妬(ねた)んでいなさるようで。早く抜くべ、抜くべ。」
女農園主「あら今日も、きれいな空だこと(-_-;)」

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