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2007年10月17日 (水)

隠そうとばかりしないで欲しい!

 最近の国会質疑での、政府答弁を聞いていると都合の悪い事は、知られたくない、後で辻褄が合わなくなっても、ともかく今は隠せるものは答えない。そんな答弁ばかりが続いています。
質問しているのが、国民の代表であり、国民が知る権利があることを忘れ、党と党の駆け引き的やり取りが目立ちます。

聞いているといらいらするので、僕なりに頭の整理のつもりで、まとめてみます。書き出したら、教科書検定問題と同じできりが無いので簡略にします。

先ず、最近の気になる項目を三つ。(他にも多々有るのですが、先ずはこの3項)
1、インド洋の海上自衛隊給油活動
2、年金の資産が消えている?
3、日本国の借金の現状と増税

今日は、1、のインド洋の海上自衛隊給油活動について(10月18日に追記しています)
 だいぶ前の事ですが、友人が日曜日の午後の品川駅前で、乗っていた車が、追突された事がありました。
相手は低姿勢で、今日この場所で追突した事にしないで欲しい、明日の朝、通勤途中に追突した事にして欲しいと云うのです。
聞けば会社の業務用の車を仕事の都合で家に乗って帰り、日曜日にちょっと別の目的?に使っていたとの事でした。

インド洋上での自衛隊の給油活動問題の質問と答弁を聞いていて、この話しを思い出しました。
米空母に間接的ながらも、補給した事は事実であり、その空母が給油を受けた後、ペルシャ湾内に入って対イラク作戦に従事していたことも判明しています。
それがテロ対策特別措置法の目的内なのか、目的外で、すなわちイラク軍事作戦に従事したのかが 問題になっています。
これは空母や他の艦艇でもそうでしょうが、どこからが海上封鎖作戦か、イラク攻撃か、アフガニスタン作戦かと判定するのは、自動車事故に例えればぶつけた本人、すなわち米軍が正直に情報開示しないかぎり判定するのは難しいと思います。
ましてや追突された方が、すなわち海上自衛隊が実はこっちも隠したい事があるので、協力しあって事を穏便に過ごそうとしているわけですからなおさらです。

自衛隊の給油活動の本来の目的は、洋上でテロを行いそうな船、(こんな船を見つけたという事は聞きませんが)武器を輸送する船を臨検、捕縛、攻撃する為に従事している艦艇にのみ、給油する事が建て前になっています。そんな事が出来難いことはわかり切っているのに、全てをうやむやのまま、いつのまにか日本のシーレーン確保などと問題をすりかえてしまうのです。
国民から見れば、給油された艦艇がアメリカ軍の軍事行動の全てに使用されていることは確実だと思っていますから、4日分の燃料の内、半日分がイラク攻撃に従事していて使いましたなどと言う事よりは、他に知りたいことが沢山あるのです。

「まとめます」

1、この海上給油活動が、日本にとってどんな意味があるのかが、政府は今だに説明しきれていない。国際平和協力活動のあり方が議論されていない。

2、国際貢献というが、国際的に本当に評価されているのか。無理に評価させようとしているだけではないのか。総量の73%は米国の艦艇への給油である。
建て前は国際協力、実は対米協力という矛盾をどう説明できるのか。
日本は、アフガニスタンに対してこれまでにも、給油活動とは別に1300億円もの復興支援を行っている。給油活動だけを声高に叫ぶ前に、アフガニスタンに対して何が出来るのかを探り、国民に説明すべきではないのか。
アフガニスタン国民の大多数は、日本の海上給油活動など、ほとんど知らないという。

3、220億円(防衛省資料だが、実際にはもっと高額らしい)もの油を、日本の補給艦はどの国で、どんな価格で購入しているのか。
アメリカ資本系の石油会社から、高値で購入しているらしいとも噂されているが。もしそのアメリカ系石油会社が売却利益を出しているとしたら、そんな納得できない話しはないのでは。
10月17日に、TBSラジオに出演した自民党の山崎 拓氏は、オマールの港に戻って給油しているようだが、細かい事はわからないと言っていた。
(防衛省資料による今年夏までの給油の総量は、わかりやすく計算してみると70リットルタンクの乗用車を満タンにして、700万台分)

4、何故、米国の補給艦に給油しなければならないのか?。
米国の補給艦がオマールなどの港に戻ると、テロ攻撃の対象になるというが米国の補給艦だって油以外のさまざまな物資を補給しに、港に戻っている筈である。カラクリがわからない。

5、実際には80万ガロン(1ガロンは約3.8リットル)を給油したのに、それでは空母が遠くまで行動できるから、20万ガロンと報告しろとか、
補給艦の都合の悪そうな時期の航海日誌だけを、間違って破棄してしまったとか、
日本の補給艦からの燃料油でないと英国やパキスタンの艦艇はエンジン不調になるとか、
日本が給油活動を止めると給油を受けている諸国の海軍は、4割の活動低下になるなどの、見え透いた嘘が、何故堂々とまかり通るのか。

この項、思いついたら又書き足しますが、2回目は 「2、年金の資産が消えている?」です。

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