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2007年10月11日 (木)

船形山と神室山へ その2

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Dscn1772_320 神室山(かむろさん)へ
10月6日(土)
鬼首温泉の快適な宿で、ゆっくりと温泉に入って昨日の船形山の疲れをほぐした僕達は、今日は、神室山(1365m)に登ります。
昨日よりは、厳しい登りの山です。
 宿の旨い朝食を食べてから出発したので、早立ちの筈が少し出遅れました。これが後半にひびく事になりました。
7.25 鬼首温泉発。
国道108号を、鬼首トンネルを越えて、秋の宮温泉方面に向う。鬼首トンネル内に秋田県の標識があった。
Dscn1774_320宮城県から秋田県に入ったのだ。
山間部の寂しげな秋の宮温泉郷を過ぎる。今日は下山後ここに宿が予約してある。
このあたり、小野小町の生誕の地と言う事で、それにまつわる看板が多い。
秋の宮温泉から約6kmほどを、中山小学校を目指して走る。
小学校前の交差点を左折し、橋を渡って役内部落を抜け、舗装の切れた道をしばらく進むと、古い壊れそうな鳥居が建っている十字路にでた。ここを右折した。
ダートの道は荒れてはいるが、昨日のDscn1782_320舟形山ほどではない。
でこぼこ道を走る事2kmほどで登山口の駐車場に着いた。車は10台以上置けるスペースがある。
登山口駐車場着8.15。
ここから右方向の道を登るのが、パノラマコース、林道を直進するのが西ノ又コースである。
僕達は、西ノ又コースから登り、パノラマコースを下山の予定である。
登山口駐車場着発8.30。
10分ほど林道を進むと、標識があり西ノ又コース入口着。
ここから樹林帯を進む。
8.55 第1吊橋着。ワイヤーロープとアルミ足場板で作られた吊橋は渡って行くとゆらゆらと揺れる。
この吊橋で西ノ又沢を左岸から右岸に移り、しばらく沢を右手に見て樹林帯の中を登って行く。緩い登りである。
9.20 第2吊橋着。
第1吊橋とほとんど変わらない形状だか、こちらの方が長くて傾斜もついている。
ロープに掴まりながら、高度感のある踏板の上を歩き対岸で休憩。

9.30 第2吊橋発。
沢を左手に見ながら、緩い傾斜の樹林帯を登る。沢音は聞こえるが、沢がどんどん下方になる登りである。第3渡渉点は沢を横切るはずなので、あまり沢から離れたくない気持ちだ。
小さな沢を横切り尚しばらく登ると、正面左手の沢の対岸に三十三尋の滝が見えてきた。尋とは両手を左右に広げた時の両手先の長さ、すなわち約1.5mである。
三十三尋とは約50mの落差の滝だが、実際は40mほどだろうか、幾筋もの水が流れ落ちる美しい滝である。
滝が見えれば西ノ又渡渉点だとほっとしたら、歩くこと数十メートルであっけなく渡渉点にでた。

10.45 西ノ又渡渉点着。
第2吊橋から、ここまでの登りは楽だった。ここで、早めの昼食にしようとと、鬼首のコンビニで買ってきたおにぎりを食べ休憩する。
廻りの広葉樹は、紅葉には早いようだ。
ここにくる迄でに、数人の男女のグループ登山者が僕らを追い抜いていったが、休憩中にまた単独の男性が通過していった。
聞けば今朝、茨城県の守谷を車で出て、東北自動車道を通って登山口に着き、ここまで僅か1時間で急ぎ登って来たようだ。驚くべき俊足である。

11.05 西ノ又渡渉点発。
幸い沢の水量が少なかったので、石を数個飛び移って濡れずに渡れた。ここは水量が多いときは、渡渉に難渋するだろう。
渡渉点から、少し登ると不動明王の広場を通過、ここには石の祠があった。
ここから、ブナの樹林帯の急登になった。案内書にある「胸突き八丁坂」だ。案内板も立っている。
確かに急坂だが、足場がきれているので、わりとリズム感よく登れるので楽だ。
ここは高度を一気に450mほど稼ぐことになる。時々、ブナの大木がある。
樹林帯だが、前方に青空が覗く。天気は良くなりそうだ。ゆっくり登る。
熊のひるね坂と呼ばれている付近で10分休憩した。

12.15 着、休憩 12.25
急坂をやっと登りきると、樹林帯が終り、正面に前神室山と神室山を結ぶ稜線が良く見える潅木の尾根に出た。紅葉が始まっているようで、山肌が赤い。
途中で早くも下山してきた、西ノ又渡渉点で追い抜いていった守谷から来た単独行の登山者と出会う。なんと言う速さだ。
草紅葉がきれいだと言い残して、風のように下っていった。駐車場に戻り、それから和賀岳の登山口まで行くとのことであった。200名山を登っているようだ。
歩きやすい緩やかな尾根道を進むと、御田の神のあるミヤマ平に到着した。

13.10 御田の神着
登山道横に小さな祠があった。お地蔵様がニ体祭られているようだ。
ここから草原状になり、小さな池塘も見られる。リンドウの群落がきれいだ。
山にいる喜びを感じる快適な尾根道をゆっくりと登る。頭上に青空が広がり、廻りの山がすべて見える。

13.40 西ノ又コース分岐点着。
 分岐点と書いた標識があり、神室山へ0.4km、前神室山へ1.6kmと書かれている。ここから、いちど下って神室山に続く稜線を登る事になる。両側が切れ落ちているが、危険は全く感じない。しいて言えば小さな岩場が有るので左側に転落しないよう注意した。
晴れ渡った空に、神室山の山頂と、頂上から右に少し下がった場所に避難小屋の赤い屋

14.05 神室山山頂(1365.2m)到着。
遂に山頂到着だ。友人の200名山が1座増えたことを喜び合う。
山頂には誰もいなかった。先行していたパーティは、もう下山したのだろう。360度の眺望は素晴らしい。
尾又山、火打山、栗駒山、虎毛山などが見える。遠くにひときわ大きくそびえている独立峰は鳥海山だ。日本海方面に向けて、長い斜面が伸びている。
この眺め、とても1365mの高さの山頂とは思えない大眺望である。
頂上から少し下ったところに、赤い屋根の避難小屋が建っている。2年前の2005年5月から、老朽化の為、使用できなくなっているようだ。湯沢市、金沢町などの財政難で再建が難しいとの事だが、この場所の避難小屋の価値は高い。登山者の安全の為にも、再建されるとよいと思う。
休んでいると単独の男性登山者が登ってきた。今日は頂上付近で幕営し、縦走をするつもりだとの事、小屋の様子を見るといって降りていった。
山頂の展望を充分楽しんで、下山する。
14.40 神室山山頂発。
登ってきたコースを、西の又コース分岐点まで戻る。
15.00 西の又コース分岐点通過。
前神室山への尾根に、登山道が伸びている。しばらく進むと、尾根の岩に国定公園神室山と書かれた銅板のレリーフが取りつけられていた。地図にある鏑山大神宮は気付かずに通りすぎてしまった。
この付近は紅葉の中の道を進む。山が赤く染まっていて素晴らしい。
有屋口コース分岐を過ぎ、いちど鞍部に下り、水晶森分岐を左に分けて、前神室山への登りにかかる。
16.05 前神室山山頂着。
振り返ると、神室山がかなり遠くに見える。1時間でかなり歩いてきた事を実感する。山頂(1342.2m)には、標識が立っていた。
16.12 前神室山山頂発
尾根道を下る。ピークとは呼べないが、第3ピークと書かれた札が木にぶら下がっていた。
16.35 第3ピーク
樹林帯に入り、ざんげ坂を下る。歩き難い道ではないが急傾斜である。途中ざんげ坂と書いた板が木に取り付けられていた。
夕日に染まる鳥海山が見える場所があった。
16.50 ざんげ坂
ざんげ坂を下ると、また登り返して第2ピークに着いた。
17.10 第2ピーク(1095m)着。
17.20 第2ピーク(1095m)発。
単調な樹林帯の道が続く。足元が暗くなってきたので、ヘッドランプを点けた。
17.32 第1ピーク(1040m)
急傾斜ではないが、直線的に下る道が続く。登山口まで、まだ標高差600mある。ゆっくり降りる。
18.40 いっぷく平(700m)
いっぷく平と書かれた標識があった。相変わらず直線下りだ。遠くに役内集落と思われる灯かりが見える。下に沢音が聞こえるが、なかなか登山口に着かない。
歩いているわりには、標高も下がらず、時間も遅くなり少しあせる。
沢音が大きくなり、駐車場かと思ったが、まだ先があった。道が緩やかになった先に、ヘッドランプに浮かび上がる車を見て、ほっとした。無事下山したのだ。
19.33 西の又コース登山口着
今日の宿、秋の宮温泉郷に向けて急ぎ林道を走り、国道108号に向った。
20.10 秋の宮温泉郷の宿到着。

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根がはっきり見えた。 

Dscn1784_320

(写真上から1枚目、西の又コース分岐より、前神室山へ向う。すぐ先が銅板レリーフの取りつけられた岩)
(2枚目、第2吊橋、高度感がある)
(3枚目、三十三尋の滝、ここが西ノ又渡渉点)
(4枚目、西の又コース分岐点)
(5枚目、神室山に向う。山頂と右手の肩に避難小屋が見える)
(6枚目、神室山山頂、360度の大展望)
(7枚目、前神室山より見た神室山方向、後ろのピークが神室山)
(8枚目、前神室山山頂の標識)

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