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2007年10月20日 (土)

隠そうとばかりしないで欲しいーその2

隠そうとばかりしないで欲しいーその2は「年金の資産が消えている?」

 年金記録の消失や、消えた年金、未払い問題だけでなく、国民年金未納者が40%を越えている、厚生年金未加入事業所が増え続けているなど、我が国の年金制度はどうなってしまうのかと暗澹たる思いを、誰もが持っていることでしょう。
今日も、昨日に続き、僕が今よくわからないことシリーズの2、年金の資産が消えている?です。

 国民年金5000万件の記載消失による国民の損失は2兆円を大きく突破するそうですが、その2兆円とやらはどこにいってしまったのでしょう。
また、年金納付記録は調べれば調べるほど、想像以上に酷い状況にあり、現在どういった状況なのか、その全貌をとても発表できる段階で無い事は、想像できます。
それにもまして、200兆円くらいあるはずの年金資金は、現在どうなっているのでしょう。実はこれがかなり危ない事になっているようなのです。

 戦後国民から徴収された厚生年金と国民年金の保険料は約500兆円だそうです。
そのうち、厚生労働省が発表しただけでも7兆円が年金給付以外に使われて消えてしまいました。
実際には発表の7兆円はまやかしで、調査方法を変えるともっと莫大な金額が食いつぶされているようです。
 厚生労働省から発表された主な流用先は
1、旧厚生省の特殊法人「年金福祉事業団」が行ったグリーンピア建設や、住宅融資などに約2兆3000億円。
2、年金相談やシステム経費約1兆9000億円。
3、厚生年金会館や健康福祉センターなどの年金福祉施設建設費約1兆4000億円。
4、年金事務費約1兆円 (この中には、あまりの酷さに話題になった社会保険庁の高官の交際費や職員の娯楽の為のテニスコート建設やゴルフ用品などの流用が含まれていました。)

 流用先となったグリーンピアや、健康福祉センターなどの年金福祉施設を作ることは、社会保険庁の官僚達の大事な天下り先を作る事でもあったのです。
そこでたいした仕事もしないで一定の任期を過ごすことで、多額の役員報酬と退職金を手に入れ、また次ぎの天下り先へと渡り歩いたのです。
 驚くべきはその多額の報酬は国民が納付した保険料を流用したものだと言う事です。
多額の退職金や庶民には納得できない高額の年金を得て、悠々と豪華客船ツアーなどの乗客となって旅する彼らの高笑いが聞こえてくるようです。
本来は、年金給付以外には使用するべきものでない国民の納付した保険料が、呆れるほどザブザブと流用されていたのです。
今尚、給付以外の流用の恒久化を守りこんだ社会保険庁改革関連法が成立していて、流用額は膨らみ続けています。
(注:年金事務費への保険料流用は、橋本龍太郎首相が1998年度から財政構造改革法に基づいて開始したもの。潤沢な年金資産で、年金事務の経費を賄うことにしたが、年金官僚達がいい様に使い始めてしまった。)

危ない事になっていると書いた、われわれ国民の年金原資、150兆円から200兆円といわれる年金資金のうち、80兆円以上が貸し出されて、事実上不良債権化して、焦げ付いているとの情報が流れています。
このあたりの事も、年金記録調査と並行して、本当はどうなのか、単なる憶測なのかを、政府は年金政策の指針の中で国民に知らせる必要があります。将来の年金不足や、消費税うんぬんを言う前に、現在の年金原資の実情を知りたいのです。
将来、本当に年金は支払い続けることが可能なのか、国民は不安に思いながら見守っています。またいつもの背に腹は換えられない論理で、突如年金30%カットなどと言い出すのは止めてください。
同じように、何の為に民営化したのかが改めて議論され始めた郵政の、世界一といわれる資金、郵貯・簡保資金も怪しいを見せ始めました。陰謀渦巻くといった感じです。
この事は後日書く事にします。

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