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2007年9月 5日 (水)

本当に300円になるか?-日本航空株

 今年、3月と5月に気になる株として日本航空(JAL)について書きました。

 「JALは、10年来の最高値が366円、最安値が197円です。幾ら下げても天下のJAL、190円以下には下がらないだろうと考え、上はなにか良い情報でもあれば、上下幅の半分、270円くらいまでは上げるのではと、安直に考えてしまうのです。」

 「JALは2010年度までの再建計画で、大規模リストラを含めて、高コスト体質の改善を図り、復配を目指しています。復配できなければ、現社長が退陣するとまでの決意です。」

 「ゴールデンウイークの搭乗客の伸びも順調のようですし、今後、社内刷新、労組問題、高賃金、安全面の取組み、社員の意識改革、モチベーションの向上等が進展すればとの思いがあります。」

 「実は、気になると書いた以上、実際に株主になったほうが、臨場感があるかと思い、5月10日に、244円で購入しました。でも買えば下がるの定石?どうり、10円ほど下がっていますね。」
 
 その後の日本航空ですが、再建策などのニュースが報道されない日は無いくらい、いろいろと取り沙汰されており、雑誌、週刊誌などでも特集記事が次々と組まれています。
 中でも「月刊現代8月号」の「9月破綻」JAL最終局面は、見出しがセンセーショナルなこともあり、かなり話題になりました。しかし衝撃レポートと銘打った割には読んでみるとこれといった内容のないものでした。しいていえば、政策投資銀行の完全民営化を遅らせるために財務省OBのJALを巡る暗躍があるとの記事くらいでしょうか。逆にその後の経済紙、週刊誌の中身の無い記事と同じで、JALサイドから書かせたのではないかと疑ったりしたものです。
株価のほうですが、JALについて書くのだから、自分でも株主になろうと5月10日に244円で5口購入した事は以前書きました。
購入後は、JAL関連のどんなニュースが流れようとも、日経平均が上下しようとも不思議なくらい230円から234円くらいを定位置としたかのような値動きしか見せませんでした。それがここに来て上昇に転じました。動き出した8月6日頃からの株価の推移です。

 (日付)        (株価)   (出来高)
2007年9月5日      260      8,187,000   
2007年9月4日      264     12,518,000 
2007年9月3日      265     18,347,000 
2007年8月31日    264     15,214,000 
2007年8月30日     259       9,603,000 
2007年8月29日    258     14,855,000 
2007年8月28日    259     15,995,000 
2007年8月27日    265     33,672,000 
2007年8月24日    253     16,840,000   
2007年8月23日     250            9,741,000
2007年8月22日       250           21,589,000 
2007年8月21日       240             6,484,000 
2007年8月20日       240             8,279,000
2007年8月17日       232           15,607,000 
2007年8月16日       236           10,448,000 
2007年8月15日       240             6,690,000 
2007年8月14日       244             9,695,000
2007年8月13日       248            15,242,000
2007年8月10日       256            30,310,000
2007年8月9日         254            26,589,000
2007年8月8日         242            16,555,000
2007年8月7日         234            15,626,00
2007年8月6日         230            14,189,000

資産売却、リストラなどの再建策が少しづつ軌道に乗ったとか、夏の旅客輸送実績が良かったくらいでは、天文学的借金を積み上げ、幾多の難問を抱えるJALの経営が上向いたなどとはとてもいえません。そんな状況での、15%もの上昇は謎です。

確かに9月21日には株主優待割引券の権利確定があります。以前にも書きましたが、この優待割引券は売却可能であり、年率にすると2%以上の利率換算になるようです。
    http://www.ttplaza.co.jp/sf.html    優待割引券買取サイト(ANAの方が高い)
 
そうはいっても、ANAのような配当がつくわけでなく、航空会社としての評判も落ちたこの会社のボロ株(失礼!)が今、値上がりしているのです。ヤフーの掲示板には、早くも300円の声さえ聞こえます。

実際に300円までの上昇があるのか、それとも今が天井でまた230円に戻るのか、本当のところわからないとしか云いようがありません。データーからみれば今でも高いくらいですし、上がる理由もわかりません。さりとて幾分利益も出ているからといって、ここで売却する気にもなりません。実に捉え様のない動きをしてくれる株です。

このへんが気になる株として取り上げ、すこし付き合ってみたい株たる所以です。21日までにどんな動きを見せるのか、もう少し見守ることにします。また、書きます。

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