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2007年8月14日 (火)

廻り目平から金峰山、富士見平へ その3

Dscn1632_320   5時起床、まだ静かなキャンプサイトで、パンとスープ、乾燥果物、チューブ入りゼリー食、コーヒーとかなりまともな朝食をとる。プリムスのガスバーナーP-153は小形で火力は強いが、燃焼音がすごく大きいので、テントサイトが混んでいたりすると、廻りを気にする事になりそうだ。
テントを撤収し、廻り目平を6.00出発。
芝生サイトでは、もう小学生達が遊んでいた。
西股沢左岸に沿って林道を歩く。時々崩落個所があるが歩きやすい道が続く。
Dscn1634_320やがて、中の沢出会い到着。7.10 
 ここには案内標識が立っていて、八丁平への分岐も示されている。7.20発丸木橋を渡って樹林帯の中の細い登山道に入る。
 緩やかな林道から、急にきつい登りだ。15分ほど登ったところで、つまらないミスコースをやった。
 右手に明瞭な踏み跡があったので、なんの迷いもなく急な崩落状の斜面を登った。道がかなり悪くなり、登山道にしては悪すぎると思いつつ、登って行くと踏み跡も消えた。
上を見ると崩落も大きく、間違った事をDscn1635_320さとった。最近は踏み跡をたどるような、難路歩きばかりが多かったので、つい踏みこんでしまったのだ。こんな悪い道を平気で登ってきた自分に腹をたてつつ、元の登山道まで戻った。
なんの事はない、ミスコースした少し先に右手方向に続く立派な登山道があった。重荷のせいもあって30分のロス。
ここを8.00発。5分も歩くと最終水場の標識があった。ここから沢を離れて、樹林帯の急な暗い尾根道を、ゆっくり登る。中間点標識の地点8.33着。ここからは西面に瑞垣山が良く見える。小憩して8.40発。
Dscn1639_320またしても樹林帯の急な登りだ。少し傾斜が緩んだ鞍部を行くと金峰山頂上付近と思われる稜線が見えた。ひと登りすると、森林限界を抜け、そこに緑色の金峰山小屋があった。小屋着9.45。
登山者は誰もいない。小屋の若い管理人、吉木さんがせっせと薪を運び入れている。スズメバチが飛んでいるから気をつけるように注意された。
八ヶ岳や瑞垣山の景色をながめつつ、休憩していると、廻り目平からの登山者が登ってきた。僕と同じく、昨夜廻り目平にキャンプして、今日同じ道を帰るという。彼が頂上に向けて出発したあとを追Dscn1642_320うように、10.00に僕も小屋を後にする。
頂上の見える、ハイマツ帯の岩の急な登りだ。案内書には20分と書いてあったが、暑いのと荷物の重みも堪えて来て、30分かかって10.30金峰山山頂着
ガスがかかり、それほど眺望は良くないが、南アルプス、八ヶ岳が望める。五丈石がガスの間に見えたり、隠れたりしている。山頂に登山者7,8人がいたが、廻り目平からの一人を除き、他はみんな大弛峠からの往復だそうだ。

昼食はカロリーメイト、チーズ、パック入りジュース、ドライフルーツ(プルーン)。水分はスポーツ飲料500mL、水1Lを持ってきたので充分だ。時折ガスに隠れるが、360度の眺望を楽しみつつ休憩約30分。11.00山頂発。
五丈石まで岩の上をひょいひょいとバランス良く下る。五丈石からは、北西方向の岩尾根を下ることになる。
 ハイマツ帯の中の大小の岩の登り降りを繰り返し、疲れるし歩き難い。眺めが良い尾根道だが、足元に注意しないと左側に滑落しそうだ。
金峰山小屋分岐
11.33着。休まずぐんぐん下る。千代の吹上げと呼ばれる個所は、まさに左側にスパッと切れており、落ちたら命は無さそうだ。しかし、岩を選んで慎重に下ればどうと云う事はない。砂払ノ頭からは、樹林帯の急降下になった。眺望もなく暑い。ひたすら下る。
 途中で金峰山に登る登山者数人とすれ違った。やがて顕著な大岩が見えてきた。大日岩である。河原の石ころを大きくして置いたようなこの大岩は、つるつるでリスもなく、フリークライミング
は無理だろう。基部着12.50。ここに小川山への分岐があった。
 大日岩基部発
13.00。道は八丁平の尾根を離れて、左側に曲り縦八丁の急斜面になる。樹林帯を下る。少し傾斜が緩くなりそれを進むと、程なく左に大日小屋が現れた。13.25着。誰もいないようだ。休憩の後13.00出発。そこから飯森山の南斜面を巻くように緩傾斜の道を進み、それがまた樹林帯急な下りに続いていた。
 ひと降りすると右手に富士見平小屋が現れ、左の林間に数張りのテントが見えた。小屋着
14.20。大日小屋より50分かかった。
今日はここまでだ。小屋の管理人の許可を得て、他のテントから少し離れた林間に設営した。この富士見平のキャンプサイトは想像していたよりかなり広く、快適なキャンプが出来そうだ。水場は小屋より数分下った場所に、10秒も手をつけていられない冷たい水が勢い良く流れ出ていた。
暑さもあって、さすがに疲れがでて、しばらくテントの中で横になる。風が吹き抜けて気持ちが良い。
夕食は、アルファー米の山菜おこわと味噌ラーメンという変な献立。
林の中の枯れ枝を集めて、今夜も1人で小さな焚火をする。ゆらめく火を見ながらいろいろな事を考える。山中の孤独を強く感じる。好きな時間。
冷えてきたので、テントの中に入りラジオを聞く。予報は明日も好天だ。中波は夜になると驚くほど遠距離の放送局が受信できる。夜半、テント脇でうるさいほど鹿が鳴き、幾度も目を覚ましてしまった。

Dscn1643_320

(写真上から)

 1.金峰山山頂から、霧がかかった五丈石
 2.五丈石から砂払ノ頭に向って、北西に伸びる岩とハイマツの稜線を下る
 3.
大日岩基部。小川山方向を示す  赤ペンキが見える
 4.
樹林帯の中の富士見平小屋
 5.
富士見平の林間のキャンプサイト、誰もいない静かで快適な場所に幕営。                           Dscn1647_320

                                  

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