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2007年7月14日 (土)

建築家ー黒川紀章

有能な建築家が?
 参院選東京選挙区から立候補している建築家、黒川紀章氏、街頭演説会場で、予定された演説をせずに車の中から手を振っただけで行ってしまったとか、マンゴーがどうしたと云ったとか、相変わらず良くわからない行動をしているようです。
 東京都知事選の時は、氏自身の考える都市計画との関連もあるし、同業で石原都知事と親密な安藤忠雄氏に対する牽制もあるかと、立候補の意味もわからないではなかったのですが、今度の参院選東京選挙区立候補の氏の真意が全くわかりません。
 有能な建築家である氏がいったい、どうなってしまったのか、頭の回路は大丈夫か?建築設計に携わる者として、無関心ではいられません。しかし選挙運動期間中でもあり、特定候補者に関する選挙に影響を与える記事は書けませんので、選挙の話題はここまでとします。
 話は変わります。でも氏の政治活動と無縁とも云えないのです。文化勲章の事です。1937年の文化勲章制定以来、建築家で文化勲章受賞者はとても少ないのです。最初の受賞者は1943年に伊東忠太(76歳)、それから20年以上とんで1964年に建築家の受賞2人目として、吉田五十八(70歳)、以後現在までに6人の受賞者がいます。(もう少し調べて落ちがありましたら、後日訂正します)
  1967年 村野藤吾(76歳)
  1972年 内田祥三(87歳)
  1973年 谷口吉郎(69歳)
  1980年 丹下健三(67歳)
  1983年 武藤清 (80歳)構造設計家
  1998年 芦原義信(80歳) 
 建築界では、黒川氏は以前から文化勲章受賞に並々ならぬ意欲を見せているとの噂がありました。しかし文化勲章受賞には、それ以前に文化功労者に選ばれる事が大事なのですが、最近では2003年度に建築家、安藤忠雄氏に先を越されてしまいました。それでも念願?かなって2006年に3年ぶりに建築界から黒川氏が選ばれ、晴れて文化勲章受賞候補の1人になりました。(ちなみに、文化勲章には年金はつきませんが、文化功労者には年額350万円の年金がつきます。したがって文化功労者でない人が文化勲章を受賞する、あわせて文化功労者にも選ばれるようです)
 しかし、文化功労者の数に比べて、文化勲章受賞者の数はぐっと少ないのです。はたして氏の文化勲章受賞は、この先どういった展開を見せるのか。黒川氏の従来の行動を、この文化勲章との関わりで考えると、納得するところもあったのですが、最近はどうも受賞にはマイナスではないかと思われる言動が多すぎます。ご乱心?。策士の深い読み?。日本の建築界を代表する有能な建築家がどうなってしまったのか、73歳という年齢にあせりも見られる氏の、このあたりの事情は得られた情報から、選挙後にまとめてみたいと思います。

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