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2007年7月27日 (金)

山の軽量装備

Keiryou_640  関東地方の梅雨明け宣言は、今週末にずれ込むようですが、今日も朝から太陽が照り付けています。気の毒なくらいに気象庁の予報は裏目に出ます。火曜日に梅雨明け宣言していたら、多分今頃は雨降りだったでしょう。
でも来週からは山岳地方の天候も安定して、本格的な夏山シーズン開幕でしょう。
 6月に送られてきたスポーツ店の夏山パンフレットに、「超軽量化計画」として、目指せ2泊3日で8kgの頁がありました。(写真上)
 
山の雑誌でも軽量化の特集が見られますが、インターネットでもアライテントの軽量装備の勧めがありますOsprey1_320
http://www.arai-tent.co.jp/support/support05.html アライテントの軽量装備表
   このアライテントの装備表は、ベーシック装備ながら、良く出来ていて大変参考になります。細かく重量が書かれていますし、親切に食料の献立までついています。
 僕も単独1、2泊テント山行であれば、この10kgを目標にするのですが、どうしても2kg程度はオーバーしてしまいます。
少しアライテントの装備表と比べて見ます。テント、シュラフ、シュラフマットは、ほとんど同じでが、どうしても少しずつ重量増です。
 テントは以前はモンベルのムーンライトⅠ型を使っていましたが、重量がほとんど同じで、はるかに居住性の良いダンロップVL21に変えました。この重量はアライテントのエアライズ2と変わりません。
ただ、ムーンライトⅠ型のフレームとフライを使い、中にフレームから吊り下げる形でツェルトを使用すると、超軽量のテントができ、これは優れものです。そのうち写真を撮って報告します。
 シュラフは、同じイスカですが、エア450を使っているので、重量270g増。シュラフマットは、プロライト3のショートタイプ(118cm)とレギュラータイプ(183cm)を使い分けますが、やはり寝心地はレギュラーが勝ります。この場合200g増です。ただ、実際には重量の問題より、ザックに納まるかのパッキングサイズで決まります。
 この他の小物ですが、コッフェルは、僕はスノーピークのチタンコンポーネントクッカーのトレック1400と900の組み合わせを常用しています。クッカーが1個ですと、レトルト食品を温めたお湯を一度捨ててから、食事用のお湯を沸かさなければならず、再度レトルト品を暖めるのに不便だからです。これで200g増。
 その他、テント山行でも、ツェルトを持つことと、非常用の携帯燃料セットを持ちますから400g増医薬品とハイドレーションセット450g増。装備表では雑品500gとなっていますが、プラス要因として、ランタン、非常用無線機(予備電池)と高度計、予備のライトなどで800g増。予備のライトというのは、夜道で転倒したり、木の枝に引っ掛けて、ヘッドランプが外れて消えてしまうと、単独の場合、それこそ漆黒の闇、ヘッドライトを探したり、ましてや修理など全く不可能です。手の指さえ見えないのですから。僕は夜道を歩く場合は、必ず予備ライトをポケットか、首から下げて備えています。
 ちょっと脱線しましたが、こんなところから、装備が2kgほど増えます。そうそう、衣類もこの装備表よりは多めに持ちます。
 総重量は、なるべく軽量化したほうが行動が身軽ですし、楽なことは確かです。
10代,20代のテント山行では、登攀用具も含まれていたとはいえ、30kgを越えることが普通でした。テントだけで8kgもありましたから。今では担ぐ事さえ出来そうもありません。それから考えると現代の装備の軽量化は本当に嬉しいことです。1畳に3人も寝かせるような混んだ山小屋より、重量は重くてもテント山行が好きです。

(写真下は、僕が愛用している50リットルザックのオスプレー、アトモス50、重量1.3kg程度と非常に軽量で、ハイドレーションシステム使用可能です。お薦めの品です。従来の50~70リットルクラスのザックは2kgを超えるものが普通でしたが、最近は軽量大容量で使いやすく良い製品が出来ました。
ただ、軽量化の為に生地が薄いので、岩角などにあたると破れ易い欠点があります。軽量装備の山行記事などでは、
35リットルザックを使うようですが、僕の35リットルザックでは、パッキングは全く無理でした。このアトモス50でも、アルミフレーム付きである事も原因ですが、かなり満杯となり、実際には60リットルクラスのほうが、楽にパッキングできますし、ゆとりがあるほうが物の出し入れが楽です。問題は僕の持っている60、70リットルザックは重量がそれぞれ2.5kg近いので、軽量化とは矛盾する事です。それとザックが大きいと、つい余計なものを詰めることになり、装備を軽量化した意味がありません。なんとしてもこのザックにパッキングするぞという心構えで、必要なものは忘れず、余計なものは入れない。これを守らなければいけません。よく、山の上で女性パーティの小さなザックから、お菓子やうまそうな果物が次々と出てくるのは、魔法のように思えることがあります。僕の背負う、倍の大きさのザックからは、りんごひとつ出てきません。)

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