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2007年7月25日 (水)

図書館と日本の借金時計

 Dscn1587_320                                                     一昨日の(昨日は、Niftyブログサイトのメンテナンスでお休み)、ブログの中で日本国債の暴落などと経済危機の事を書いたので、少し関連したことを書きます。
  
写真は、我家から歩いて数分の場所にある志木市の柳瀬川図書館です。
 蔵書数は18万冊とそう多くはありませんが、インターネットでの予約も出来、市販の本ならほとんど取り寄せてくれるので、便利に利用しています。今も、「幕末維新の暗号」「あやつられた龍馬」(共に作者は加治将一)を借りて読んでいますが、この2冊、とても面白い本です。
 図書館といえば、財政破綻した夕張市では、閉鎖されたり、統合された多くの市の施設の中に図書館も含まれています。閉鎖です。本の貸出し業務は、公民館で存続するとの情報がありましたが、その後の経過はわかりません。
 次ぎに紹介するのは、借金時計です。
    http://www.takarabe-hrj.co.jp/clock/ 日本の借金時計
 こんな時計があるのですね。このクルクル動くデジタル時計を見ていると、日本国の借金、すなわち国民の借金(家庭の負担額)がどんどん増え続けている様が、強く実感できます。なにしろ1年で6兆円増え続けているのですから。日本の借金額の算出は非常に複雑で、計算根拠の違いにより1100兆円とも1600兆円とも云われています。すべて国民の借金というわけです。現在表示されてい770兆円という金額は、間違っているのではなく、どこまでの借金を含めるかというデーターの問題で、この時計の場合は、他の算定方式と比べて少な目の金額と見る向きもあるでしょう。
 夕張市が財政破綻すると、借金返済のつけが、過酷なまでに市民の肩にのしかかってきました。無策に借金を積み重ねた結果、市が破産したのだ、背に腹は変えられない、共犯である市民も覚悟して財政再建に協力せよ、忍びがたきを忍んでくれと、市民にとっては日常生活にも支障がでるほどの厳しい現実が待っていたのです。
 借金時計は、明日の日本が夕張市と同じ姿になるカウントダウンです
 「皆で借りれば恐くない」とばかりに、無計画に借金を増やし続ける世界一の借金国の破綻は、公共サービスの停止、社会福祉の打ちきりなどだけでなく、個人財産の消滅という、夕張市とは比較にならない悲惨な結果を生みます。国の信用が無くなり破綻するということは、国民の郵便貯金や国債その他が消え、支払われるはずの年金が無くなることです。
 このことは、多くの書籍やインターネットで情報がありますから、ここで書くまでもないでしょう。ただ、気に入らないのは、背に腹は変えられない理論で、原発事故が起きても、国民が選んだ道、日本の財政危機がひっ迫しても、国民が共犯だから責任をとるのは当然。こうなってしまったのだから仕方がないという、夕張市方式は承服できかねます
 我が志木市も、一昨年、「財政非常事態」宣言をして、財政の健全化に努力をしています。当然、反論も多かったのですが、夕張市の例、大袈裟にいえば、鉛筆1本買うのにも国や北海道の許可がいるという過酷な現実を見せられて、それが財政再建の追い風になりました。夕張市と市民だけが悪いのではなく、破綻に至る経過には、国や北海道も加担していたのに、それがいつのまにか検事役、破産管財人となってしまいました。「あなた方は、まだ状況を理解していない!」などと、若い政府役人にいやみを並べ立てられる、夕張市役所の職員の悔しさがよくわかります。
 志木市の図書館は、財政再建による経費節減の苦しさの中、インターネットでの問い合わせや、図書の予約など使いやすい図書館にむけての努力が見られます。今、柳瀬川図書館、いろは遊学図書館では、書架整理、配架、CD・DVDの確認視聴など、図書館の仕事をサポートしてくれる人を募集しています。市役所業務の外注や、ボランティア依頼に批判もあるようですが、僕はこの図書館サポーター案は支持しています。夕張市にも、早く図書館が戻ってくると良いですね。
   http://www.shikilib.jp/yanasegawa_sapota.htm  柳瀬川図書館サポーター募集

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