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2007年6月25日 (月)

旧草軽電鉄北軽井沢駅舎

Dscn1547_320  保存工事も終了し、昨年(平成18年)の11月29日に、文化庁から有形登録文化財に指定された、旧草軽電鉄北軽井沢駅舎です。修復工事後に見るのは始めてでしたが、なんだかきれい過ぎてちょっと違和感がありました。昭和30年代、新軽井沢駅から、小さな客車にゴトゴト揺られて、友人宅のあった一匡邑に向うべく、小瀬温泉、国境平を経て、約1時間40分もの時間をかけてこの北軽井沢駅に降りたちました。運賃は確か、90円でした。少し脱線しますが、当時高校山岳部の山行きで八ヶ岳に登るには、上野から小諸乗換えで小海線に乗り、登山口である清里や、甲斐大泉に降り、帰りは同じ駅に戻り、こんどは小淵沢乗換えで新宿に帰ると学割1枚を使って630円くらいでした。学割証1枚ですむし、往復切符よりかなり安かったのです。生徒1人に、1年に2枚しか発行してくれなかった学割証をどう工面して山行きに使用していたかなどは、機会があればまた書きます。
 さて、話しを戻してと。友人の母親は、草軽電鉄華やかなりし頃の、夏の花電車の事などを懐かしそうに語ってくれた思い出があります。邑の管理人Mさんは、太平洋戦争中、召集されてこの駅から戦地に向う兵隊達を沢山見送り、再びこの駅に戻ることの無かった人達のことを話してくれました。
 僕の乗車していた昭和30年代の前半は、経営状態が悪化して廃線間近であり、当時の駅舎ははこんなにきれいではありませんでした。写真の駅名表示板の手前が踏み切りで、復元されているプラットフォームの先が軽井沢方面でした。写真集 草軽電鉄の詩(郷土出版社刊)の駅舎と比べると、線路の位置などがよくわかります。今後は、プラットフォーム前に線路の一部を復元する予定もあるようです。その際は、駅名表示を「くさつおんせん」「かるいざわ」でなく、隣駅だった「吾妻」「栗平」にして欲しいと願っています。
Kitaka1_320

(往時の北軽井沢駅、現在の上の写真と比べると、線路の位置や、踏切りがよくわかります)
写真集 草軽電鉄の詩(郷土出版社刊)より

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コメント

戦後間もない頃 沢山の夏を 祖母と一匡邑で過ごしました
ほとんど親類ばかりのような村民だったと思います 二股に分かれた川の畔に五右衛門風呂のお風呂小屋があり 別荘番のモヘエさんが湧かしては呼びに来てくれました 熱ければ川の水でうめてくれ ぬるければマキを燃やしてくれました順番を待っている間は 隣のピンポン小屋で遊びました
水道代わりの小川で米をとぎ 野菜を洗い 皿も洗い 洗濯をし スイカも冷やしました うっかりするといろいろな物を流してしまい 今 そば屋になっている古滝庵の滝のてっぺんにひっかかっていたりしました
顔を洗うのもモチロン川 日中遊ぶのも川 土手にはモウセンゴケが生えていました
一面の草っぱらで 桔梗 蛍袋 松虫草 カンゾウ オミナエシ 百合 ワレモコウ 浅間は正面 噴火するとバラバラ小石や灰が当たりました 今では木がずいぶん茂って....
押し出し 大滝 牧場 養狐場 照月湖やブドウつみには 歩いてゆきました バスはあっても一日に2,3本 郵便局やダイマル細川なども お使いに歩いて行かなくてはいけませんでした  
祖母はとうになくなりましたが 未だ叔母が元気です このブログは 従妹から古家の写真を見せてもらったという叔母が教えてくれました たぶん別の従弟が今年の村長です
日露戦争で203高地を攻めた白襷隊の中村覚が中心になって開いた村と聞いて育ちました
そういえば あの当たり満州蒙古開拓に出た人が多く 石碑もありますものね                          

投稿: | 2008年5月20日 (火) 18時26分

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拙いブログを読んで頂きありがとうございます。
今は汚れた流れになりましたが、あの清冽な小川は良かったですね。
朝、顔を洗う時に皆が挨拶を交わして、思い思いの場所に立ち歯を磨きました。雨の日は面倒で顔を洗いませんでした。あの風呂も良く入りました。ともかく夏は子供達が多かった
友人から、住人全部が家族のような雰囲気の時代があったこと。
夜に集合して浅間登山に行った話等を聞きました。
静かだった北軽井沢駅からの道を、今でも懐かしく思い出します。

投稿: Souroku | 2008年5月23日 (金) 22時03分

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