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2007年5月13日 (日)

登り窯ー沖縄ヤチムンの里

Dscn1218_320  沖縄の読谷村ヤチムンの里に有る大きな登り窯「読谷山窯」です。登り窯は幾つも見た事はありますが、こんなきれいな赤瓦屋根の有る窯は、このヤチムンの里が始めてです。いかにも沖縄らしい窯です。
訪ねた時は、丁度窯に火が入れられていて、若い陶工の方達が、忙しげに火の具合を調整していました。窯に一度火を入れると、3昼夜焚き続けるとの事です。友人の陶芸家が宇佐美に持っていた小さな窯でも、2日2晩の間、焚き続ける薪代が20万円ほどかかると聞いていましたので、この巨大な登り釜で消費する薪はかなりの量になるのでしょう。9連房にびっしりと作品を詰めないと、作品単価が高くなるというのもうなずけます。
このヤチムンの里は、陶芸家が集まって集落を作っており、現在14ほどの工房が有り、北窯(14連房)と共に、共同で窯を使用しているとの事でした。焼物は窯元により、「読谷山焼」「読谷山焼 北窯」「読谷壷屋焼」などにわかれていますが、登り窯の煙漂う陶芸コミュニティとして、陶芸作品が比較的安価に購入できる事もあり、人気の観光地となっています。
 里内のきれいに舗装された道のあちらこちらに、陶芸工房が点在し、散策するだけでも、楽しいところです。僕も再度、ゆっくりと訪ねたい場所のひとつです。
 ヤチムンの里のある、読谷村は戦時中、軍が農地を強制収容して作った飛行場を、戦後は米軍が読谷補助飛行場として長く使用してきました。軍の強引な農地接収方法や、米軍から返還後の政府の一貫しない政策などで、今でも多くの問題を抱えています。有名な楚辺通信所(通称・ゾウの檻)もここにあります。
これからは、大規模な基地返還後の村作りに、どう取組んで行くのか、村内に50近くある陶芸窯元や、美しい残波岬、座喜味城址など観光資源をを生かして、村のとなえる「人間性豊かな環境・文化的村づくり」そして「平和の郷」・「自治の郷」が実現し、美しい沖縄の観光地になるとよいですね。
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Dscn1216_512 Dscn1217_512 (写真は、里内の風景。のんびりと散策したり、窯元で買物をしながら、廻ると楽しい。)

(クリックすると拡大します)

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