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2007年4月14日 (土)

自衛隊員の確保の為にー奨学金制度

 憲法改正手続きー国民投票法案が衆院を通過し、今国会での成立が確実視されています。実施は、早くても4年先とはいえ、憲法改正もいよいよ視野に入ってきました。防衛庁も防衛省となり、国と国民を守る自衛の為という大義のもと、戦争のできる国へと、着々と歩み始めています。
今、政府自民党と防衛省、文部科学省の間で、自衛隊員確保の為の検討事項のひとつに、自衛隊の奨学金制度の導入があります。今でも定員確保が困難な状況で、さらに少子化による若年層の減に対する危機感、それと装備機能の高度化による優秀人材の確保が必要になってきます。
 このため米国の例を研究して、大学入学を援助する奨学金、大学生、院生への援助、留学援助などの恩典を大幅に増やして、自衛隊の入隊希望者を確保する。また、大学と自衛隊の両立をはかる教育課程を組む案などもあります。米国では貧しい若者が、大学入学を目指す方法として、軍隊に入り奨学金を得る事例が多いし、徴兵制が廃止されてから、軍は低所得者層出身や、市民権取得希望の志願兵によって構成されてきた歴史があります。日本でも、地域格差、経済的格差の拡大によって生ずる貧しい層を自衛隊に取り込むべく、策が練られているのです。
 もうひとつ、自衛隊員確保の検討事項に、予備役の準備があります。
米国は現在、徴兵制度ではなく、志願制度を採用している為、慢性的な兵員不足になっています。そのため国の緊急事態や、戦争時に軍隊の拡大が必要となった場合、いつでも徴兵制度を復活することが出来る仕組みがあります。そこでいつ徴兵制度が復活しても対応できるように、18歳~25歳までのアメリカ市民、永住権保持者、米国に不法滞在している男性に対し、Selective Service System(SSS)という政府機関に登録を義務付けており、不登録者には、不利益が生ずるようになっています。
これを、そのまま日本に当てはめる事はできないにしても、予備戦力としての自衛隊退職者の厚遇と並行して、外国人労働者の増加などもにらみ、SSS制度の必要性を考え初めています。長期展望のあるしっかりした政策ができない政府ですが、不思議とこういった政策だけは、5年,10年先を見越した策を練る優秀な官僚組織があるようです。
今後、この問題は、折りにふれて、失言や、小出しの談話などのかたちで、政府、自民党筋から出てくると思います。実は確信犯の言動ですから、注意深く見守っていきます。

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