カッパのサクラ子とはたざくらまんじゅう
4月4日に、長勝院跡のハタザクラが満開だと書きましたが、ひとつ書き忘れたことがありました。昨年、このハタザクラの根元に、内田栄信さんの作品である新しいカッパ像が置かれたのです。名前も「サクラ子」。のんびりと横になって、いつもハタザクラを眺めています。
それと、この季節に忘れてならないのは、志木市の銘菓「はたざくらまんじゅう」です。
長勝院一帯は、昔の柏城跡といわれております。柏城主田面郡司藤原長割(タノモノグウシフジワラオサカツ)には、皐月前という美しい姫がおり、その姫に一目惚れした在原業平と駆け落ちした悲しい物語があり、その伝説にちなんで名付けられたのが「はたざくらまんじゅう」です。ほんのり花の香の風味がするのは、生地に桜の花びらの塩漬けを織り込んでおり、純白な心を白に、恋心をほのかな紅色にイメージしているということです。1999年11月に発売され、いまでは、志木市名物として定着しています。平成14年(2002年)には第24回全国菓子大博覧会で金賞を受賞しました。
写真は本町通りの「菓匠八百国」で購入したものですが、その他にも市内の「きくや和菓子店」、「風月堂」、「万葉和菓司」、「有喜菓子舗」などで販売されています。
(写真上、カッパのサクラ子、ちょっと大胆なポーズ)
(写真下、はたざくらまんじゅう。つぶ餡とこし餡がある。)
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