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2007年4月22日 (日)

国立新美術館

Dscn1367_320 東京ミッドタウンを覗いたついでに、サントリー美術館、六本木ヒルズの森美術館と共に、六本木アート・トライアングルのひとつである、これも開館したばかりの国立新美術館を見てきました。美術館といっても、他の国立美術館と異なり、所蔵する美術品や研究学芸員を持たない、国内最大級の広大な展示面積を持つ、美術展の為の貸展示場です。(展示のための、業務を推進する若干名の学芸員は所属する)
現在、「ポンピドー・センター所蔵作品展」「大回顧展モネ」の2つの企画展と、いくつかの公募展が同時開催されています。館内と展覧会は、サントリー美術館と共に後日、ゆっくり鑑賞する事として、今日はこの美術館の外観についてです。
最近の建築設計に見られるファーサードとして、全面的なガラスカーテンウォールに、曲面や傾斜面を持たせ、それに平面的凹凸と、日射をコントロールする為の、日除けルーバーや小庇を用いてアクセントをつけた建物が多くなっています。黒川紀章氏設計の、この美術館もその例にもれません。確かに大型建築をガラスで覆い尽くし、縦方向のリブ状支柱と細い間隔で入った横ルーバーには、この種の建築に見られる軽さはなく、圧倒的な迫力があります。しかし、ただそれだけの建物といった感じしか受けられず、良い建築を見たという充実感は得られませんでした。今後、新しい国立美術館が建設される頃には、多分生存していないと思うし、国内5館目の国立美術館として、期待が大きかっただけにこの美術館の外観、僕の評価は低いです。星★★★3個。
それにしても、この新美術館、間違っても日本の、ナショナル・ギャラリーなどの名称がつかなくて良かったと思いました。(The National Art Center, Tokyo)
    http://www.nact.jp/building_intro.html  国立新美術館公式H.P.
Dscn1368_320

(正面入口より左方向を見たところ、この球形の曲面が、写真で見る以上にシンガポールの建築、愛称ドリアン、劇場兼コンサートホールの「エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ」を連想させる)

Mango_320

(「エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ」、愛称ドリアン、サン・シェードはこちらのほうが、はるかに美しい)

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