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2007年3月31日 (土)

能登半島地震と予知研究、その2

 能登半島地震について前回書いた際に、未知の断層のずれにより今回の地震が発生したかに言われていますが、もっと大きく捉えると、プレート(岩盤)の沈み込み帯で起こる地震と同じく、プレートの移動による応力が、断層などの傷部分に働き、その箍(たが)が外れたのだと捉え、プレートの沈み込み帯との関連を注視すべきと書きました。
太平洋側のプレートの沈みこみと、大陸プレートの関係を表現したもので、非常にわかり易いと思う解説があります。2004.9.24の週刊朝日の地震関連の記事の中で、京都大学防災研究所の河田恵昭教授の、相撲に例えた解説があります。
 本番の巨大地震を小錦として、小錦がものすごい圧力で10人の若い力士を押している。若い力士は懸命に支えるが、小錦の力に抗しきれずに1人、2人と崩れていく。全員が転がると、最後に小錦の巨体がドッと崩れ落ちる。
(これにもう少し加えると、時により10人のうち、2、3人は凄い圧力に、ヒーヒーと悲鳴をあげて、押され続けるが、どういう力の加減か、よろめきながらも、最後まで倒れない若い力士が残る場合もある。)
この10人の若い力士のうちの何人かの身体に、いろいろなセンサーをつけて、力の動きや、筋肉にかかる圧力、身体のねじれなどを、運動力学的にデーターを取り、それだけが子錦のドッと倒れる瞬間を予想できる科学的な唯一の方法だとしているのが、政府や地震関連学会の頑固なまでの理論です。
 しかし、この相撲をよく見ると、身体のぶつかり合いだけでなく、若い力士の悲鳴や、体温上昇、吐く息の荒さ、身体から発散される気の応酬、飛び散る汗、そして相撲土俵の環境なども、小錦の圧力に対抗する要素として観察できる。もっと大きく見渡すと、側で見ている観客の歓声や、押しつぶされてはいけないと逃げる観客とその悲鳴、これらも見て取る事ができる。
 相撲を、力のぶつかり合いの力学だけで捉えて、これらの現象を小錦の倒れる事とは、因果関係も立証できないし、正確なデーターも取り難い。科学的検証を経ない現象を取り上げる事は、小錦と10人の若い力士の相撲の見方として正道ではなく、害の方が大きいとして排除してきたのが、例えるなら政府や地震関連学会です。 この項続く。

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