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2007年2月18日 (日)

在日米軍施設のアスベスト問題

 東京マラソンが開催されたからでしょう、昨日、今日、このブログに検索項目が「ペースメーカー、報酬」で訪ねてくれた方が、多数います。笑っては失礼ですが、皆、同じ事を考えるんだと幾分、安心しました。幾らぐらいの報酬か、誰でも気になりますよね。2月5日に「ペースメーカーの報酬」についていくら検索しても、時間ばかりかかって、少しも疑問が解決しないから、「ペースメーカーの報酬」については、もう調べないと書きましたので、今日もこれ以上深追いしません。
ところで、昨日の続きです。
 昨年、ある在日米軍施設の改修工事の設計を行った時の事です。既存部分の撤去工事範囲に、少ない面積ながら、床にアスベストタイル(Pタイル)、天井部分に高圧石綿板(フレキシブルボード)が使用されていました。この撤去指示書に、撤去工事の祭は、他の執務室に粉塵が進入しないよう、工事する部屋を密閉し、アスベスト除去専門業者が工事を行う事。アスベスト含有建材は、一枚づつ、手作業で外し、床に積み上げた後、透明のビニール袋で密閉し、外部に搬出し処理することが指示されていました。
在日米軍施設ののアスベスト除去に関する工事指針は、非常に厳しいものであり、それが10年以上前から、実施されています。今回の除去工事などは、5段階ある除去仕様書のレベルの最下級の工事です。日本の場合、アスベスト被害が問題にされ始めたのも、ここ数年であり、しかも鉄骨などの耐火被覆の吹付け材や、製造工場関連などが、主として問題にされてきました。床、壁、天井、屋根などに使用されているアスベスト含有建材は、最近でこそ、その除去方法の環境庁指針などがでていますが、ほとんど危険視されてこなかったのが実状です。匠の技が発揮される、TVのリフォーム番組などで、リフォームされる既存部分が派手に解体される映像を、見た方も多いでしょう。当初は、日本の建設業者は、米軍のアスベスト建材除去の指示に、不慣れであり、認定された専門の施工業者も少なく、請負ってから、その多額の除去費用に困惑したものでしたが、最近は問題なく工事出きるようになりつつあります。幾分、除去する際の、施設内の自国民の健康被害を重視する面も有るのですが、日本国内では、今でもどんな種類の既存建物でも使用されている、石綿板などに対して、放置する日本と、厳しく対処する米国の違いは、考えさせられます。これに反して、BSE牛肉問題などの対応の悪さは、本国ではあまり問題視されていないので、日本人を軽視する緊張感の無さが見られます。この二つの問題をみても、アメリカは、よくわからない国です。

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