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2007年2月17日 (土)

バイオエタノール

 数日前のTVで見ました。アメリカでバイオエタノールを、自宅で製造し、仕事で使用している4、5台の自動車の燃料に用いて、経費(ガソリン代)を40パーセントくらい節約している事業主が、紹介されていました。この人、自宅の農場でとうもろこしを生産し、そこからバイオエタノールを作っていました。アメリカでは、バイオエタノールを販売しているガソリンスタンドまでが、遠いのでこうして自宅で作ってしまう人が増えているとのことです。このバイオエタノールの製造装置は、一式30万円ほどで、購入できるそうです。広大な土地を持つ、アメリカならではの話しですが、日本では、沖縄か北海道なら、可能性がありそうですね。(沖縄といえば、アサヒビールが、伊江島でサトウキビからバイオエタノールを作る実験を重ねています。)ところで、アメリカでは、個人がバイオエタノールを作っていますが、これを日本で個人が作ると酒税法違反で、即御用となるそうです。その他にもいろいろの法律の制限がかかって、きわめて難しいらしい。。TVのアメリカの例では、簡単に製造して車に給油しており、それが酒税法違反などにはならない雰囲気でした。
京都議定書からも離脱し、地球環境問題には、およびごしなアメリカですが、民間ではハイブリッド車は良く売れるし、バイオエタノール使用車も増えています。
日本では、バイオエタノールのガソリンへの混合などに、前向きに取り組んでいるようでありながら、各省庁の連携も悪く、酒税法などの壁が立ちはだかってしまう。高額な税収になっているガソリン税が、代替燃料が普及すると入らなくなるという心配もしています。
IRLインディカー・シリーズの使用燃料は、環境問題への配慮から、エタノールに切り換えているのに、日本で行なわれる第3戦において、エタノールを使用すると、燃料価格の5倍にもなる、2000万円の酒税負担がかかり、主催者が頭を抱えているというのも、どこかおかしい。アメリカは、いろいろな面で、矛盾だらけの変な国ですが、日本もまた、おかしな国です。
石油に頼らないエネルギー政策を進めて、バイオエタノール先進国となったブラジルの取組みなどを、是非見習って欲しいと思います。ブラジルでは、国内で2000万台の乗用車のうち、いまや15パーセントにあたる300万台が、エタノール対応車だそうです。
矛盾だらけの国アメリカの、もうひとつの話、昨年、在日米軍施設の改修工事の設計で体験した、アスベスト建材除去処理の厳格な規定について、日本政府の取組みとの差の大きさについては、また、明日書きます。BSE牛肉では、これが全く逆転しているのにね。

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