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2007年1月13日 (土)

神奈川近代文学館へ

Dscn0987_320  昨日は、横浜の県立神奈川近代文学館に行きました。企画展 「露伴、茂吉、寅彦と小林勇展  一本の道 ある出版人の軌跡」 を見るためです。
展覧会案内コピーより
本展は、草創期の岩波書店に17歳で入店、創設者・岩波茂雄の薫陶を受けながら、昭和戦前・戦後期の日本の良識をリードする数多くの書物を世に送り続けた小林勇(1903~1981年〈明治36~昭和56〉)の足跡を、没後25年を記念し、特に親炙した三文豪-幸田露伴、寺田寅彦、斎藤茂吉との交流、ならびに戦中から「人生修行の一部」として真剣に取り組んだ小林の書画、随筆によって2部構成で紹介するものです。

 僕は建築設計の仕事で、当事岩波書店会長職にあった小林勇氏の、古武士の風格を思わせる毅然さと、大きく深い人柄に触れる事が出来ました。厳しいなかにも、優しい心遣いのある方でした。設計中、工事中など、お会いした機会に、お聞きした幅広い分野の話は、僕の人生の大収穫だったと今も思っています。それゆえ、是非とも、訪れたい展覧会だったのです。出版人として交際のあった、多くの文人の中から、特に露伴・茂吉・寅彦の三文豪との交流の様子が、展示された書簡、原稿、写真、書画等貴重な資料から伺えます。また文人としてのご自身の書画の展示とともに、その強く生きた生涯が語られています。本当に訪ねて良かったと思った展覧会でした。
展覧会が開かれている神奈川近代文学館は、港の見える丘公園の一角にあり、
隣接する大佛次郎記念館との間を、霧笛橋という大仏次郎作品にちなんだ、ロマンチックな名の連絡路で結ばれています。二つの建物とも、浦辺建築事務所の設計です。
行きは、みなとみらい線の元町・中華街駅で下車し、フランス山を抜けて、港の見える丘公園から文学館まで、平日ゆえか人も少ない素敵な散歩道を、久しぶりにのんびりと歩きました。文学館からの帰路は、中華街で食事の後、元町を散策し、山下公園に出てシーバスに乗船し、海から横浜駅へ戻るというコースで、小旅行気分を味わってきました。

Dscn0988_320

文学館のアプローチ(海の見える喫茶室は、現在休業中でした)

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大仏次郎記念館

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