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2007年1月31日 (水)

年金の離婚分割ー妻には厳しい?

Dscn1017_320 志木市の広報「しき」2月号に、年金の離婚分割に関する解説が掲載されています。書いているのは、現志木市長の長沼 明氏です。長沼市長は、市長に就任する前の、市議会議員、県議会議員時代から、年金問題に取り組み、自費でパンフレットを作成し、配布していて、これが大変わかりやすいと好評でした。市長に就任してからも、そのスタンスを変えずに、このような記事を書いているようです。ところで、この広報の解説、僕はここに書かれている事を知りませんでした。勉強不足で、単純に半分が分割されるものとおもっていました。これを読むと、妻には厳しいとも言えるし、夫の立場にたてば、半分はないだろう、これは当然だよとも思えます。どちらにしろ簡単に熟年離婚を考えてはいけませんね。
以下、長沼市長の広報掲載文のコピーです。
2009年)4月以降、夫婦が離婚する場合、夫の厚生年金を妻に分割できる制度が、スタートします。配偶者の中には、夫が現在もらっている年金の半分を分割してもらえると、誤解をしている人がいらっしゃると聞きました。
たとえば、夫のもらっている
年金が、年額220万円とします。
内訳は、定額部分(老齢基礎年金)が80万円、報酬比例部分(老齢厚生年金)が100万円、そして、加給年金が40万円とします。そうしますと、分割の対象となるのはあくまでも、報酬比例部分(老齢厚生年金)の100万円のみであり、220万円すべてが分割の対象になるわけではありません。
 また、離婚分割の対象となるのは、婚姻期間中の夫の報酬比例部分(老齢厚生年金)だけです。婚姻期間前の夫の厚生年金加入期間は対象になりません。
 従って、このケースの場合、妻が離婚分割でもらえる年金の金額は、110万円ではなく、
50万円が最高の金額となります。
また、妻自身の年金の受給権が発生してからでないと、分割した年金はもらえません。会社勤めの経験がなく、
ずっと専業主婦だった妻の場合、基本的には、65歳にならないと、離婚しても分割した年金は受給できません。
いろいろな前提条件はありますが、概略そういうことです。
Dscn1017_640 (写真、左は志木市広報の記事、右は県議会議員時代に長沼 明氏が作成したパンフレット。クリックすると拡大します。)

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2007年1月30日 (火)

南紅梅が咲きました

Dscn1016_320  暖冬ですね。今日、我家の庭の南紅梅が1輪咲きました。平年より3週間は早いでしょう。今年は、武蔵丘陵森林公園の梅も早く咲き始めるのかな?。東武東上線沿線では、越生梅園が有名ですが、僕は東松山の森林公園の梅が好きです。
緩やかな斜面に散在する梅ノ木には、それぞれの種類を書いた札がついていて、その数の多い事に驚きます。いかにも里山の梅林の雰囲気です。2月に咲く福寿草もきれいですよ。

Dscn0203_512 Dscn0204_512

Dscn0202_512Dscn0201_512 (昨年、3月8日の森林公園の梅とラッパ水仙、クリックすると拡大します)

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2007年1月29日 (月)

三宅島公道2輪レースと浅間火山レース

東京都と三宅村は、三宅島の災害復興と観光振興のため第1回三宅島オートバイレース(仮称)を開催すると発表しています。開催期間(予定)は平成19年11月9日(金)~11日(日) の3日間。
http://www.sankei.co.jp/moto/2006/dec/kiji/miyake_tt_idea.html
http://www.miyakejima.or.jp/ 
レースは、島内の都道30kmを一時閉鎖して使い、阿古海岸を起点に、反時計回りで島を周回しタイムを競う。3日間のうち本戦は最終日で、125cc以下のマシンでタイムを競う計画です。島民もボランティアで参加するなど、噴火災害からの復興を目指す同島にとって、産業・観光振興の目玉としてPRしていくとの事です。
実質的な運営は村が行い、都は側面支援する。事実上、石原都知事の発案の具体化で、三宅村長、八丈町長などに、開催を強く働き掛けた側面があります。
三宅村長が逡巡していると、いやなら八丈島も乗り気だよと三宅島開催を促したりしました。
石原都知事は以前から、三宅島や八丈島でのオートバイレース開催を公言していて、昨年5月に2016年の東京五輪招致のため諸外国を訪問した際には、英領マン島にも立ち寄り、100年の歴史を持つ世界最高レベルの公道レース「マン島TT」を八丈町長、三宅村長らとともに視察した。東京都の19年度予算案でも安全確保の検討費用など4000万円を計上。その他、道路整備費などにまだ3億円以上の 費用がかかる見こみ。公道での本格的なレースは国内初となる。
 東京都や三宅村の具体的な動き、村議会の対応、村民の反応などの情報をまだ得ていませんので、いまコメントは出来ませんが、一過性のオートバイレースより、島の復興の為には、まだ先にやらねばならない事があるのではとの思いはあります。都知事選もふまえて、この話題は、これから新聞、TVなどの報道が過熱しそうです。
 ところで、火山灰降るオートレースといえば、真っ先に頭に浮かぶのは、浅間火山レースです。1955年に北軽井沢付近の県道を一時閉鎖して、第1回浅間高原レースが開催されました。1周約20kmを5周してタイムを争う2輪のメーカー対抗レースでした。県道といっても当時は、どこも未舗装で、車もほとんどと走っておらず、レース後の道路には、かなり後までレース車の轍の痕が残っていました。この点は、島の重要な生活道路を閉鎖してしまう、三宅島とはだいぶ条件が異なります。三宅島は舗装道路でのレースになりますが、浅間火山レースは完全なダートコースでした。予定されている三宅島のレースが、公道で行なわれる日本初のオートレースのように報道されていますが、僕の知る限り第1回浅間高原レースが公道レースの最初だと思います。(それ以前に公道を使用した富士登山レースもあったようですが、僕は記憶に無く、まだ調べていません。強いて日本初と言うのなら、完全舗装公道での、日本初のオートレースと云うべきでしょう。)
1957年に第2回、1959年に第3回のレースが、浅間火山レースとして開催されましたが、浅間牧場内の 新設の専用テストコースで行なわれましたので、観客が道路脇で応援する風景は、見られなくなり、以後、浅間での開催も行なわれなくなりました。第2回、3回のレースが開催されたコースは、1970年代前半くらいまでは、オートバイテストコースとして使用されていたようで、浅間牧場の丘に登ったり、鼻曲山の下山時などに、コースを走る2輪車の排気音がこだましていたのを覚えています。現在は、ここにオートバイコースがあったことを知る人も少なくなりましたが、この地で行なわれたレースを記念する浅間記念館が、浅間火山博物館内にあり、出場したオートバイや貴重な資料が展示されています。博物館案内より
「浅間高原のこの地で当時の日本モーターサイクルの欠点を洗いだす耐久レースが行われました。たった3回のレースによって日本のオートバイメーカーの技術は飛躍的に高まり、海外進出へ向かう基礎体力をつけました。レースを企画し、出場し、歓声をおくった人々は、モーターサイクルに夢を賭けた人たちでした。そんな時代を記念するために、この浅間記念館が設立されました。1955~1959年に行われた浅間火山レースが、今日世界一のオートバイ生産国の原点であり、かつモータースポーツの発祥とされています。ちなみに、このレースに参加した人たちは現在、日本のモータースポーツの中枢で活躍、浅間の人脈は立派に生き続けております。」
ちなみに、コースは浅間牧場以外の、嬬恋村の村有地部分は、一部手がつけられずに残っていますので、立ち入り禁止表示がありますが、テストコースの名残部分は見る事が可能です。タイヤ痕が幾筋も残り、往時を偲ばせてくれます。

三宅島の話に戻ると、予定されている2輪レースの、名称も募集中です。
僕はもし開催されるなら、正式名称にとらわれず「三宅火山島レース」と呼びたいと思っています。浅間火山レースの開催時期は、浅間山がやや活動期で、小爆発による降灰もあり、マシーンへの影響も心配されていました。三宅島も同じように、火山灰と火山ガスはレースに少なからず影響を与えることになるでしょう。
このレース開催は、三宅島の復興や、住民感情、自然環境への配慮から考えるとノー、モータースポーツ面から捉えると、イエス。複雑な心境です。もう少し考えてから、態度をはっきりさせます。
なお、レース開催推進者の石原慎太郎都知事は、その右翼的思考、他人の意見を聞かず、人を見下し、恫喝する態度など、全て嫌いです。新渡戸稲造が、武士道の最高の美徳としてあげる「敗者への共感」「劣者への同情」「弱者への愛情」の反面にある人物とみています。

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2007年1月27日 (土)

武漢雑技団

Ja27001_320  武漢雑技団の公演『中国英雄列伝」を、東京国際フォーラム、ホールAで見てきました。中国雑技団の演技は、TVのドキュメンタリー番組で紹介しているのを見た事はありましたが、本物の公演を見たのは、始めてです。頭のどこかにあったサーカス小屋のようなイメージは全く無く、演劇舞台のような構成で、次々とすごい曲芸を見せてくれました。
「武漢雑技団とは」公演公式HPより
「武漢市人民政府に直属する雑技団として1953年に発足しました。以後、武漢市文化局に属していた雑技団を吸収合併し、全中国でも有数の大型雑技団となっています。
伝統的な雑技演目に芸術的な改良を加え、技術的なレベルは中国における斯界のトップクラスと自他共に認めるところです。
1960年代に彗星のごとく登場して雑技界のみならず中国全土の話題をさらった夏菊花を輩出して武漢雑技は一世を風靡しました。彼女の演ずる《頂碗》は時の国家指導者の毛沢東らを驚嘆させて、雑技の芸術的価値を一気に高めました。
この団の活動は国内のみならず多くの海外公演の実績も豊富であり、ここ3年間に2回のヨーロッパ巡回公演をしました。スペイン、ポルトガルなどのヨーロッパの国々の21都市で13カ月にわたって公演、420ステージに延べ40万人を超える観衆を集めました。」

 公演は、それぞれの曲芸に、中国の歴史に題材を取って、物語性を持たせており、プロローグに始まり、竿登り、絹帯のアクロバット、帽子のアクロバット、皿回し、輪くぐり、独楽回し、椅子のアクロバット、碗のアクロバット、跳躍台とあってフィナーレまで、どれも人間業とは思えない演技に、見ている方も力が入り、20分の休憩を挟んで2時間の公演があっという間に感じられました。演目毎に、歴史背景に合わせた衣装も華麗で、バックに流れる勇壮な音楽も、静と動を旨く表し、演技を引きたてました。艶やかな舞踏的な場面や、コミカルな面白さ、豪快な兵士の乱舞など、ミュージカルを思わせる演出は、テンポよくつながって、曲芸の技だけでない楽しさも味わえました。ウルトラ級の技の連続で、最後の方では人の肩に立つ技など、誰でも出来るような錯覚さえ覚えてしまうほどでした。ともかく、武漢雑技団、楽しめました。
  「下の写真は、公式HPよりコピーしたものです。」
http://www.chinese-hero.jp/Docu0576 Story_img15 Story_img19 武漢雑技団公式HP

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2007年1月25日 (木)

氷川丸とスカンジナビア号

Hikawa1_320 横浜マリンタワーとともに、営業を終了した氷川丸は、元の船主である日本郵船に売却されました。日本郵船からは今後の船の利用などについてはまだ発表されていません。マリンタワーは、横浜市が購入し公募する運営会社に委託して、2年後くらいに再オープンするようですが、氷川丸はどうなるのだろう。
氷川丸を語る時、僕にとって忘れられないのは氷川丸と同時期にスウェーデンで建造され、船の大きさは氷川丸の3分の1ですが、優雅な姿から「七つの海の白い女王」とよばれ世界中を航海した客船「スカンジナビア号」(旧船名はステラ・ポラリス)です。数奇な運命をたどり、最後に日本に売却されて、静岡県沼津港で、「フローティングホテル・スカンジナビア」として、数多くの宿泊客や利用客に親しまれ、伊豆のリゾート地としての人気も高かった船です。僕などは、若い時に宿泊したくてもホテルのグレードが高くて諦めたくらいでした。それでも営業の最後の時期に、見学を兼ねて、家族とレストランで食事をした思い出があります。第二次大戦中に、ドイツ軍に接収され、将校のサロンとして使用された際の、若い将校達の歓談の写真なども資料として展示されていて、船の歴史を伺わせました。この船も氷川丸と同じく、経営的に不採算となり、閉鎖されましたが、その後も海洋文化財として残すよう保存運動が行なわれました。しかし結局スウェーデンの企業に売却され、昨年9月、スウェーデンに戻るべく曳航されて沼津港を出航しましたが、まもなく沈没して、太平洋に沈んでしまいました。36年間も係留したままの船を、外洋に出す事など所詮無茶であり、売却先の不動産会社の悪評、船の処理疑惑、什器の隠匿などや、保険金にまつわる悪い噂なども出て、この優雅な客船の最後を汚す事態となりました。
氷川丸もかっては「北太平洋の女王」と呼ばれ、海洋国日本の誇る栄光ある客船でした。外国に売却の話もあるようですが、日本の船舶史を語る上で欠かせない海洋文化財です。横浜市指定有形文化財でもあります。日本郵船が、元の船主として、折角長い時間を経た今、再度入手できた、この由緒ある船を上手に保存、活用してくれると良いのですが。
Skandi1_320写真上 氷川丸)
(写真下 修理の為の寄港地である上海に向けて曳航中のスカンジナビア号、なんとも美しい船ですね。この後浸水し、水平に沈没しました。)
 写真の出典は フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
氷川丸資料HP

http://www.arch-hiroshima.net/a-map/kanagawa/hikawamaru.html

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横浜マリンタワー

Dscn0991_320  先日、横浜に行き、山下公園からシーバスに乗船しようと思い、マリンタワーの横を抜けていると、タワー入口のガラス扉に、このお知らせビラが貼ってあるのに気がつきました。マリンタワーの閉鎖のお知らせでした。以前、横浜に住み、またこの近くの建築現場に1年以上常駐した事もあったので、このタワーにも何度か登りました。平成18年12月25日に営業を終了する事は知っていましたが、かっては、多くの観光客で賑わっていたこの場所に、今は人影も無く、ただ小さなビラが一枚貼ってあるのを見ると、いろいろな事が思い出されてちょっと 感傷的になりました
                                       http://www.hmk.co.jp/Dscn0992_320 マリンタワーと氷川丸のHP

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2007年1月23日 (火)

高度計

Dscn1014_320  地図とコンパスについて書いたので、ついでにもうひとつ。
写真は普段、山で使用しているアナログ表示の高度計です。最近の高度計は、カシオ製などの、腕時計組込みデジタル表示のタイプが主流です。高度計測は、高度を上げると、気圧が低くなる事を原理にしている為、どちらのタイプも低気圧の通過などの気圧変動に対する誤差修正が必要になります。腕時計型は、この修正がやや面倒ですが、この大型のアナログ表示の高度計は、実に簡単です。
標高の確認できる地点で、周りのクローム部分のダイアルを廻して、その標高に合わせる事で修正できます。それと、もうひとつの利点は、腕時計組込みタイプのような、電池の必要がありません。山岳地図の読み方などの教科書には、あまり高度計の積極的な利用は書かれていませんが、地図読みのテクニックに高度計を併用すると、現在地の確認がより確実になります。3000mの程度の日本の山で、高度計は必要無いという考えには、賛成できません。やっと登りついた地点で、そこに標高が書かれていると、高度計の針と照合するのも楽しみのひとつです。この高度計は、精度も良く、視認性も良いので、僕のお気に入りの山道具です。

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2007年1月22日 (月)

「アメリカヒドリ」をさがせ

Dscn1012_320_1  今年も柳瀬川に、越冬するカモがやってきました。10年以上前には、1000羽も飛来していたのですが、徐々に減少し、ここ数年は400羽程度で推移していました。しかし昨年の県内一斉ガンカモ調査日には、275羽とかなり少なくなりました。今年、行なわれた一斉調査の発表は、まだありませんが、僕の見るところ、飛来数は、昨年よりもまた減っている気がします。水は確実にきれいになっているし、河川周りの環境も、それほど悪化しているとは思えないのですが、減少するいっぽうのカモが気になります。
 昨年(2006年)の一斉調査日の計測数は、総数275羽、内訳は
ヒドリガモ106  コガモ89  カルガモ46  オナガガモ25  マガモ7  ハシビロガモ1 「アメリカヒドリ1 」でした。
毎年、ヒドリガモが多数派なのですが、1羽見つかった「アメリカヒドリ」は、埼玉県に飛来する数万羽のガンカモの中でも、数十羽しか発見できないカモだそうです。多数派のヒドリガモに混ざっていると云う事なので、毎日のウォーキングの際には、なんとか発見したいと目を凝らしています。ただ、ヒドリガモ、コガモなどの牡は見分けやすいのですが、雌と成鳥になる前の状態のカモは、どれもよくわかりません。 
300pxanas_americana_fws_1

(「アメリカヒドリ」 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)よりコピー) これを探しています。見つかれば、いいのですが。

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2007年1月20日 (土)

あれこれー1

 (1)御嶽山の火山活動が活発化
 長野県と岐阜県の県境に位置する御嶽山に、1月19日、  気象庁地震火山部より火山情報が出されました。伊豆諸島の火山、地震活動がやや活発化している中で、浅間山ではなく、やや西の御嶽山での火山性地震の増加は、いやな感じです。見守りたいと思います。
  火山観測情報 第1号
 平成19年1月19日14時00分      気象庁地震火山部
   火山名  御嶽山
**  見出し  ***************************
 御嶽山では、火山性地震が増加しており、火山活動はやや活発な状況となっ
ています。
**  本  文  ***************************
1.火山活動の状況
 御嶽山では、昨年12月下旬頃から、山頂付近の浅いところを震源とする
体に感じない程度の微小な火山性地震が発生し始め、その後増減を繰り返し
ながら、1月16日から17日にはさらに増加し、現在もやや多い状態が続
いています。また、本日(19日)05時58分頃、振幅のごく小さな火山
性微動も観測されました。
 なお、GPSによる地殻変動観測では、火山活動によるとみられる特段の
変化は観測されていません。また、遠望観測では噴気等は観測されていませ
ん。

2.火山活動の評価
 御嶽山で山頂付近を震源とする地震が増加したのは、平成4年(1992
年)11月以来で、その後は地震の少ない静穏な状況でしたが、上記のよう
に、火山性地震が増加しており、また、振幅のごく小さな火山性微動も観測
されました。
 以上のように、御嶽山の火山活動はやや活発な状況となっています。
 山頂付近では注意が必要です。

 次の火山観測情報の発表は、1月26日(金)の予定です。火山活動に変
化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。
 今後の火山活動に注意してください。

(2)40歳代の登山者が減っている!
 雑誌「山と渓谷」1月号に、興味深い記事がありました。山小屋宿泊者の年齢別の変化です。北アルプスの人気山小屋である、白馬山荘で、50~60歳代の登山者が急増し、かっては宿泊者の4分の1以上を占めていた、40歳代は10分の1以下に激減しているとのことです。(「山と渓谷社刊「白馬岳の百年」より)確かに、年月が経てばかっての40歳代も50歳以上になりますが、40歳代が少ないという事は、30歳代からの補充がないという事でしょう。20歳、30歳代の登山者を見かける事が少なくなり、最近の山小屋の夕食時の風景は、悪く言えば老人ホームの食堂みたいと言った若い人がいました。しかし登山者数は、減少傾向にあるが、めだって少なくなっているわけではないとの事です。すると、ここ数年で、60歳代が山歩きを卒業すると、登山人口の大きな変化が、すなわち登山者がぐんと減ると言う事になるのでしょうか。
数年前、北アルプスの槍ヶ岳山荘を建替える時も、現状の登山者数がどう変化していくかが読み難く、厳しい経営判断の結果、新築を決断したと聞いた事があります。これから先、山小屋はどうなるのでしょうか。今シーズンの登山者の動向が気になります。
でも、最近、山で若い登山者に合う事が、やや多くなった気がします。これは救いです。高校山岳部のパーティなどを見ると、なぜか嬉しくなります。かっての自分をそこに見るからでしょうか。老人ばかりの山は、やはり寂しいです。

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2007年1月18日 (木)

新ボンド鮮烈デビューー007 カジノ・ロワイヤル

Ja18001_320  映画007シリーズを始めて見たのは、1964年、今から43年前、シリーズ第2作「007 ロシアより愛をこめて」でした。公開時の題は「007 危機一発」でしたが。
殺しのライセンスを持つ、英国M16の秘密諜報部員ジェームス・ボンド役のショーン・コネりーは、こんな俳優がいたのだと、衝撃的な感動さえ覚えたもので、友人達にも、この映画を見るように、うるさく薦めたものでした。その後20作品が作られた007シリーズでも、特に初見の印象が強かった事もあり、この第2作が最高傑作だと思っています。
 それが、今回のシリーズ第21作、「カジノ・ロワイヤル」を見て、あの感動を再び味わうことになりました。
21作目といっても、従来のシリーズとは全く別の、新007シリーズの1作目として、時代設定も一新し、「00」ナンバーを持つ秘密諜報部員としての、若きジェームス・ボンドの誕生と最初の任務が描かれます。
ともかく、初代ボンド役のショーン・コネりーに感じた興奮を、新ボンド役「ダニエル・クレイグ 」が再び与えてくれました。彼が6代目ボンド役に決まった時には、この俳優がボンドかよと、大変な不評だった報道されました。とんでもない、この金髪、ブルーアイのボンド、野性味あり、セクシーで、着こなし抜群、しかも知的でユーモアセンスありと、初代ボンド、ショーン・コネりーと較べても甲乙つけがたしです。スティーブ・マックィーンや、ちょっとケヴィン・ベーコンを思わせるところもあります。ともかく新シリーズと共に、なんとも魅力的な英国秘密諜報部員、新ボンドの鮮烈デビューです。
「ストーリー」公式パンフレットよりコピー
「謎のテロ組織と通じている死の商人、ル・シッフルは、マイアミ国際空港でテロを起こし株式市場での大儲けを企むが、ジェームズ・ボンドに直前で阻止され、大損をこうむる。ル・シッフルはこの損失を、カジノのテキサスホールデムで勝つことで埋めようとする。これを察知したイギリス情報部は、カードゲームに通じたボンドと、監視役として財務省の美女、ヴェスパーを派遣、ル・シッフルの思惑を阻止しようとする。」

 オープニングタイトルも、恒例の躍る女性のシルエットでは無く、トランプを使った粋な映像です。これが良い。それと、オープニングとエンディングに流れる、主題歌も、若いボンドを象徴するようで、良い歌です。ダニエル・クレイグは、次回作への出演も決定していると言う事です。楽しみです。いやー、久々に見ていて力が入ってしまう、大変面白い映画でした。
 星★★★★☆ 最後の星は、新ボンドへの、ご祝儀です。

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2007年1月17日 (水)

地震予知についてーその1

ブログサイト「ココログ」のメンテナンスで、ちょっと間が空いてしまいました。
1995年1月17日、05時46分 兵庫県南部地震が発生し、多くの被害をもたらしました。
「M7.3 震度7 深さ16km  震央 淡路島(北緯34度36分、東経135度02分) 直下型地震  死者6433名 負傷者43792 家屋全壊104906棟 家屋半壊144274棟 一部破損263702棟。」
その阪神大震災から12年目の今日、毎日新聞、読売新聞などに、地震予知につながる、ラドン濃度の興味深い研究発表が報道されました。
日本列島は、明かに地震活動期に入ったとされ、大きな地震がいつ起こってもおかしくないといわれるほど、事態は切迫していると考えられます。ここ数日でも、地震の強さを表すマグニュチュード5以上の地震が連続しています。
1月13日 13:23  千島列島東方 震度3 M8.2 深さ30km
1月16日 12:10  与那国島近海  震度1 M5.5 深さ28km
1月16日 21:52  青森県東方沖  震度2 M5.0 深さ30km 
地震予知に関する事は、今年のブログの課題のひとつとして、継続的に書いてみたいと思っていますが、その最初としてこのラドン濃度を取り上げます。
新聞記事によると、放射線医学研究所と神戸薬科大学などは、阪神大震災前に震源地近くで大気中のラドン濃度が異常に上昇しており、1984年から観測していたデーターを分析すると、実際に地震の起こった1月17日前後に、エネルギーが解放されるという結果を見つけ出せたとの事です。
今回の研究発表で、注目すべきは、地震発生の時期が、日時を特定して証明できる可能性を見出したという事だと思います。
地震予知については、特に阪神大震災以後、インターネット上で大学の研究室や、民間の研究組織、個人が、さまざまな方法の観測結果を発表し、地震の予知につなげたいと努力しています。しかし、公的機関では地殻の変動測定に重きをおき、その他の方法の予知については懐疑的、否定的見解を取っています。この事についてと、民間の予知研究の広がりについては、長くなるのでまた書きます。
今日は僕が今、注目している予知、予報サイトのうち、二つを紹介します。ひとつは植物生体電位観測のサイトで、僕は以前からこの研究者の真摯な研究活動を知っており、その賛助会員にもなっているので、観測に異常があると会員にメールで知らせてくれます。
「植物生体電位観測の広場」  http://www.jsedip.jp/
もうひとつ、ここは予知理論や方式などの解説は無いのですが、日時を限定して予報をだし、それが良く的中すると評判の「サンドラの地震予報」サイトです。http://fhp.from.jp/equake/?n=&k=1
地震の前兆現象からの、予知、予報の的中率については、否定的な論証も多いのも事実で、このへんの事を書くと、これまた長くなるので、後日少しずつ書きます。しかし僕はこの二つのサイトからの情報を確認すると、普段忘れがちになる防災用品、食料、飲料水などを、改めて再点検する事にして、役立てています。

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2007年1月14日 (日)

超高層マンションの建設ラッシュー横浜ベイエリア

Dscn1010_320                                                      神奈川近代文学館の帰りに、山下公園からシーバスに乗船しました。船内から見た横浜ベイエリアは、超高層マンションの驚くほどの建設ラッシュです。工事中の建物にタワークレーンが林立していました。(写真上)

Dscn1009_320_1

(写真中)建設済のマンション群

Dscn1011_320_1 (写真下)山下公園から乗船したシーバス
 シーバスHP http://www.yokohama-cruising.jp/ship/seabass.html

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2007年1月13日 (土)

神奈川近代文学館へ

Dscn0987_320  昨日は、横浜の県立神奈川近代文学館に行きました。企画展 「露伴、茂吉、寅彦と小林勇展  一本の道 ある出版人の軌跡」 を見るためです。
展覧会案内コピーより
本展は、草創期の岩波書店に17歳で入店、創設者・岩波茂雄の薫陶を受けながら、昭和戦前・戦後期の日本の良識をリードする数多くの書物を世に送り続けた小林勇(1903~1981年〈明治36~昭和56〉)の足跡を、没後25年を記念し、特に親炙した三文豪-幸田露伴、寺田寅彦、斎藤茂吉との交流、ならびに戦中から「人生修行の一部」として真剣に取り組んだ小林の書画、随筆によって2部構成で紹介するものです。

 僕は建築設計の仕事で、当事岩波書店会長職にあった小林勇氏の、古武士の風格を思わせる毅然さと、大きく深い人柄に触れる事が出来ました。厳しいなかにも、優しい心遣いのある方でした。設計中、工事中など、お会いした機会に、お聞きした幅広い分野の話は、僕の人生の大収穫だったと今も思っています。それゆえ、是非とも、訪れたい展覧会だったのです。出版人として交際のあった、多くの文人の中から、特に露伴・茂吉・寅彦の三文豪との交流の様子が、展示された書簡、原稿、写真、書画等貴重な資料から伺えます。また文人としてのご自身の書画の展示とともに、その強く生きた生涯が語られています。本当に訪ねて良かったと思った展覧会でした。
展覧会が開かれている神奈川近代文学館は、港の見える丘公園の一角にあり、
隣接する大佛次郎記念館との間を、霧笛橋という大仏次郎作品にちなんだ、ロマンチックな名の連絡路で結ばれています。二つの建物とも、浦辺建築事務所の設計です。
行きは、みなとみらい線の元町・中華街駅で下車し、フランス山を抜けて、港の見える丘公園から文学館まで、平日ゆえか人も少ない素敵な散歩道を、久しぶりにのんびりと歩きました。文学館からの帰路は、中華街で食事の後、元町を散策し、山下公園に出てシーバスに乗船し、海から横浜駅へ戻るというコースで、小旅行気分を味わってきました。

Dscn0988_320

文学館のアプローチ(海の見える喫茶室は、現在休業中でした)

Dscn0986_320

大仏次郎記念館

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2007年1月12日 (金)

綿の実がはじけて。

Dscn0976_320  市民農園の一角に綿の木があり、その実がはじけて白い綿になっているのを今日、見つけました。畑で白い綿を収穫しているところなどを見た記憶がないので、多分始めて見る綿の実でしょう。実がはじけるまで、ここに綿の木が植えられていたことなど全く気付きませんでした。触ってみるとまさに綿そのもの。これから種を除いて、乾燥させ綿糸を紡ぐのですね。布団の木綿綿は、このまま使用するのでしょうか。

Dscn0978_320

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2007年1月11日 (木)

「上下逆の地図」の続き

Dscn0975_320  南北が逆になっている、地図の続きです。北海道が、下に描かれている地図に、意味は無く、たんなる遊びです。しかし、僕は今住んでいる埼玉県志木市から、方角的に頭に浮かぶのは、やはりかって住んでいた湘南方面、東京などです。すると、どうしてもその方角が地図の上にある方が、認識しやすいのです。
登山では、目標物が身体の正面に向くように、地図とコンパスを使用します。そのくせがある為か、地図を見る方向が、自分と正置する位置が良いのです。地図と現地の向きが頭の中で一致するというか、簡単に言うと向って行く方向と、地図の向きが同じということです。
写真は山で使用する25000分の1の地図と、シルバーコンパスです。世界的に有名な「シルバ・ワン・ツー・スリー」というコンパスセットで、現在地から次の地点まで歩くのは楽しいですよ。そう、オリエンテーリングは、これを使ったスポーツです。地図に手書きで書いた線は磁北線と言います。実は磁針が指す北(磁北)は真北と少しズレています。このズレを偏差と言います。西に5°(沖縄)~10°(北海道)のズレです。50000分の1や25000分の1の地図には「磁針方位は西偏約6°10′」と記載されています。僅かのズレのようですが、山ではかなり重要で、常にこのズレを意識してコンパスを使います。ですから使用する地図にあらかじめこのズレた磁北線を記入して、常にコンパスの北とこの記入した線を合わせながら地図を使用します。

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2007年1月 9日 (火)

300万分の1の確率

Dscn0974_320  年末ジャンボは外れました。ジャンボ宝くじの1等の当選確率は1000万分の1、ロト6でも610万分の1だそうです。部屋の壁に貼ってある、この日本全図の縮尺は300万分の1です。仮に宝くじの当選確率がだいぶ良くなったとして300万分の1だとします。人工衛星から日本全体をを見下ろし、石を投げてどこだかわからない場所の地面に広げた、この縦60cm横45cmくらいの地図上に書いてある日本列島に、その石が命中するという、とてもありそうも無い現象が実現して、はじめて2億円ゲットです。そんなわけで、この日本地図を眺めていると、とても宝くじなど、買う気にならなくなるのですが、それでもジャンボは買ってしまいます。勿論、かすりもしません。それはそうです。例え、志木市の広さと、この地図を較べたって、絶望的なまでに小さな点にしか思えません。それでも、ロト6の数字を塗りつぶし、一攫千金を夢見てしまうのだから、困ったものです。
ところで、この日本全図は、逆さまに貼っているのではなく、北海道が下になっている地図です。僕はこの方が、場所と方角が頭に描きやすいのです。

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2007年1月 8日 (月)

ギャガ・コミュニケーションズ

 (株)ギャガ・コミュニケーションズの名前は、映画通なら知らない方はいないと思います。日本の映画配給会社で、海外映画の買い付けや版権の管理を行ったり、テレビ向け版権販売・DVD販売を手がけていて、ヘラクレスにも上場し、一時は前途有望と思われた時もあった会社でした。でしたというのは、この会社、もう市場に存在しないからです。経営不振で、一昨年USENの子会社となり、遂には昨年の秋にUSENに吸収されて、ヘラクレス上場も廃止になりました。
その、最後の株主総会で、昨日書いた映画「パフューム」の試写会が行なわれたというわけです。かっては以下のようなヒット作も配給していました。
マスク
セブン
グリーンマイル
ハンニバル
シカゴ
華氏911
オペラ座の怪人
サハラ 死の砂漠を脱出せよ
皇帝ペンギン
私の頭の中の消しゴム
 しかし、最近は選択眼が無いのか、情熱が失われたのか、責任体制の曖昧さゆえか、ほとんど収益の上がる配給作品は有りませんでした。それでも、個人株主に人気が有ったのは、株主優待の良さが有ったのです。200株以上の株主に、DVDもしくは株主劇場鑑賞券の贈呈があり、ちなみに1000株持っていると次のような組み合わせの贈呈がありました。
 1.DVD3枚
 2.DVD2枚および株主劇場鑑賞券2枚
 3.DVD1枚および株主劇場鑑賞券4枚
 4.株主劇場鑑賞券6枚

株価は200円~250円くらいでしたので、比較的購入しやすかったことも有り、映画ファンにとってはなんともおいしい優待でした。
株価下落も厳しいものでしたが、この優待も、短期間に経営失敗しUSENの一部門となった今は、ほとんど継続は不可能であり、株主優待の魅力は完全に失われたといえるでしょう
何故、こんな事を書くかというと、ヘラクレス、ジャスダックなどに上場する新興株の会社に、この会社やライブドアーにみられる様に、企業戦略、経営の甘さ、脆弱さ、経営者不信、株主無視等が見られるところが、いくつも有るからです。若い経営者達は、会社経営が上昇時には良いのですが、ひとたび経営が不振になると、途端に怪しげな決算、インサイダーまがいの株操作などを行い、経営再建などを謳いながら、たいした策も打てず凋落して行きます。僕も株主であり、昨年の4月28日に「IT企業の株主総会へ」と題して応援するよと書いた、フォーサイド・ドットコム、この会社も無能とも思える経営で、事業を次々と売却、いつのまにか消費者金融が主体となってしまい、株価も1年半で15分の1になりました。企業説明も今もって曖昧で、株価はまだ下がり続けています。
社長が、麻薬容疑で逮捕されるという上場企業としてあるまじき失態を見せたダイナシティもライブドアーとの関連もあり、1年半で株価は3分の1にまで下落し、企業経営も前途多難です。新興会社にたいする株式上場時の審査は厳しくなっていますが、個人株主保護の為にも、その後の監査体制の強化が求められます。

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2007年1月 7日 (日)

映画「パフューム」試写会より

Pahyume_320  昨年の11月30日に、(株)ギャガ・コミュニケーションズの最後の定時株主総会が開催され、総会後に映画「パフューム」の試写会が行なわれました。
「映画化への経過とあらすじ」 共に映画公式パンフレットよりコピー 。 
「1985年、ドイツで一冊の小説が出版された。パトリック・ジュースキント作「香水ー有る人殺しの物語」。そのあまりに衝撃的かつ独創的な内容は、哲学、犯罪学などにも大きな影響を与え、世界45カ国、累計1500万部にも及ぶ最大級のヒットを記録した。スピルバーグ、スコセッシ・・・後を絶たない巨匠達のオファー。最も映像化の待たれる作品として長くその座に君臨してきたこの幻のベストセラーが、遂に映画化を許された。監督は、ドイツが世界に誇る鬼才、トム・ティクヴァ。主演に、名優ダスティ・ホフマンをして「十万人に一人の才能」とまで言わせしめた新鋭イギリス人俳優ベン・ウィショー。さらに特筆すべきは音楽だ。「音で香を奏でる」という斬新な試みに取り組んだのは、クラシック界最高峰といわれるサイモン・ラルト&ベルリン・フィル。その芳しい旋律と共に、歴史に名を刻むことを運命づけられた傑作が、今そのベールを脱ぐ。」
「あらすじ」
 「舞台は18世紀パリ。悪臭立ち込める魚市場で一人の子供が生み捨てられる。名をジャン=バティスト・ グルヌイユ。親の愛すら知らぬ彼に神が彼に唯一与えたのは、あらゆるものを嗅ぎ分ける驚異的な嗅覚だった。一切の体臭を持たない特異な体質と、その嗅覚による奇行から周囲に疎まれ続けるグルヌイユ。ある時、街で偶然出会った女の芳しい体臭に取り憑かれてしまった彼は、その香りを手に入れるために調匂師となり、日々香水造りに没頭してゆく。非凡な才能から生み出される数々の香水は、瞬く間に人々を魅了するが、それは彼の求める香りではなかった。やがて、パリを震撼させる連続殺人が発生する。被害者はすべて若く美しい娘で、髪を刈り落とされた全裸死体で発見される・・・。犯罪史上最も純粋な動機が彼を狂気へと駆り立て、そして物語は、かつて誰も目にしたことのない驚愕の結末へと向かってゆく---。」

 この映画の原作を読んでいたわけでも無く、映画の知識も無いままに、株主総会後の試写会上映作品という事で見る機会に恵まれました。今年の3月3日(土)より全国ロードショーの予定だそうです。
映画の最初、18世紀のパリの場面から、かなり衝撃的な映像です。当事のパリはこんな街であったかと、その喧騒と悪臭に満ちた描写に驚かされるなかで、魚市場の中で、処理されていく魚と、その中で産み落とされる映画の主人公である赤ん坊の凄まじいまでのシーンは、気が弱い人は目をつむってしまいそうです。
ともかく、ストーリーも、リアルな映像もかって見た事の無いほどの内容で、正直驚くべき映画といわざるを得ません。主人公の孤児グルネイユ役のベン・ウィショーはハンサムではないが、個性的で魅力有る俳優です。感情を見せない表情で終始押えた演技と見えましたが、不思議に彼の思いの全てが伝わってきてしまいます。この俳優あっての映画だと思いました。グルネイユが弟子入りする、落ち目の香水調合師バルディーニに名優ダスティン・ホフマン。富豪の商人役のアラン・リックマンなどが見事な演技を見せてくれました。全編をとうして描かれる主題の「香」を、映像から体感する事が出来たのは、難しい原作を完璧に映画化出来たからでしょう。
ただ、究極の香を保存するべく、猟犬のように追い求めた結果、主人公が得た禁断の香水がもたらす結末が、それまでストーリー展開とは、異次元の世界に感じられ、戸惑いも無いわけではありません。
それと、音楽が特筆されていますが、ストーリーと映像に追われて、僕はベルリン・フィルの音楽が耳に残りませんでした。
アカデミー賞候補と言われていますが、僕の評価も星★★★★4つ。
 ところで、この映画を見る事になった、(株)ギャガ・コミュニケーションズの最後の株主総会にいたる顛末は、明日書きます。

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2007年1月 5日 (金)

柳瀬川から始めます

Kamo_320  昨日は仕事始め。大発会も日経平均が+127.84円と順調な滑りだしでしたが、本日以後そう甘い日が続く事は無いと読んでいます。
さて、今年も、体験した事、気になる事などを書いていきたいと思います。昨年3月よりブログを書き始めて、良かったのは、世の中の出来事に、自分で考える習慣がよりついた事、困った事は、調べれば調べるほど深みにはまり、かなり時間を取られる事でしょうか。今年は、今後の日本の進むべき方向の選択で、かなり大事な年になりそうです。心したいと思Ja04002_320_2 います。
ブログの最初は、やはり柳瀬川、元日の午前中に、修理なったペンタックスMEスーパに、135mmレンズを付けて、カモを撮りに行きました。フライフィッシングのキャスティング練習をしている人のフライラインがきれいな円弧を描く側を、遠いシベリア方面から飛来したヒドリガモがゆっくり泳いでいました。この川の水は、ここ数年で本当にきれいになり、長く伸びたラインの先で、魚影がおどる幻覚を見ました。そうだ、僕も今年は、この熱心なフライマンに負けないように、毛鉤を確実に飛ばす技を磨こう。それと、古いペンタックスを生き返らせてくれた長谷川工作所の長谷川さん、ありがとうございました。まだ、操作感が戻りませんが、長年愛用したカメラのシャッター音が快く響き、嬉しくなります。
このペンタックスもHOYAと、昨年12月21日、経営統合し、2007年10月1日付けで合併することで基本合意し、合併新会社「HOYAペンタックスHD」になってしまいます。なにか寂しさを感じますが、他にも、今年も大型統合などの驚くような発表が有りそうですね。
さあ、今年もモチベーションを上げて、仕事と遊びに向かっていこう。

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2007年1月 1日 (月)

若手が資金別に組む日本株ポートフォリオー結果

 2007年1月1日、明けましておめでとうございます。
新年早々、株の話になってしまいましたが、実は昨日、大晦日のブログのつもりで書いていたのですがが、TVを見たり、話しこんでいるうちに年を越してしまいました。 
 2005年の「日経マネー12月号」に「若手が資金別に組む日本株ポートフォリオ」という記事がありました。この記事で4人の若手が書いた300万円コースを、記事を読んだ後の12月5日の株価で、ヤフーファイナンスに登録しておきました。ちなみに2005年12月5日の日経平均は15551.31円でした。そして昨年のの4月7日に、「日経平均高値更新ーいまひとつ実感が」で、その途中経過を書きましたが、その前日の日経平均終値は、17489.33円(前日比+245.35)で、終値ベースで2000年2月のITバブル後の高値を突破し、1991年11月以来の水準を回復している状態でした。
 4月7日時点での4人の評価損益です
  経済キャスター  雨宮京子さん               +210500
  マネーリサーチ  新井奈央さん               +119500
  トレーダーズ&カンパニー  大倉茂樹さん        +579000
  ワイズマネジメント       野尻美江子さん      +676800 
一応皆、利益を出していますが、一時は皆100万円を越える利益を出していましたので、日経平均が上昇していたのに、この時点では下降気味でした。
それでは、昨年末12月29日、大納会での株価はどうなっていたでしょうか。ちなみに日経平均終値は、17225.83円でした。
            取引値  保有数   時価     購入価格      損益
「大倉茂樹さん」
    任天堂(株)   30,900    100   3,090,000     13,250      1,765,000 
武田薬品工業(株)   8,170   100   817,000        6,800        137,000 
キヤノン(株)      6,700    100   670,000         4,587          211,300 
信越化学工業(株)    7,970    100    797,000          6,440           153,000 
     合計                                        5,374,000                   +2,266,300

「野尻美江子さん」
(株)サイバー・コミュニケーションズ92,200  1    92,200  415,000   -322,800
ケネディクス(株)            537,000      1  537,000    556,000     -19,000
ホソカワミクロン(株)     935  1,000       935,000              956       -21,000
ホンダ              4,700       200      940,000           3,500    240,000 
AOCホールディングス(株)  1,951  100       195,100          1,922          2,900 
(株)みずほフィナンシャルグループ  850,000 1  850,000    870,000     -20,000                       合計                         3,549,300     -139,900

「雨宮京子さん」
株)横浜銀行                 932          1,000          932,000        939       -7,000 
(株)総合医科学研究所   165,000           1        65,000  390,000   -225,000 
ソニー(株)           5,100         100        510,000   4,520     58,000 
平和不動産(株)               674          500          337,000         78      -57,500
(株)ラピーヌ                    192        1,000          192,000       340     -148,000
(株)サイバーエージェント  128,000          1        128,000    198,000     -70,000 
   合計                                                         2,264,000          -449,500

「新井奈央さん」
(株)みずほフィナンシャルグループ  850,000    1   850,000   870,000  -20,000 
東京都競馬(株)          314        1,000   314,000       370      -56,000
新立川航空機(株)      2,340        100   234,000    2,780   -44,000
国際石油開発(株) 2006年 3月 27日 997,000  1    997,000  907,000    90,000
(株)日本セラテック                    304,000       1    304,000    547,000  -243,000 
アセット・マネジャーズ(株)         236,000       1      236,000   567,000  -331,000
                      合計                 2,935,000               - 604,000
評価益を出しているのは、4人のうちで、トレーダーズ&カンパニーの大倉茂樹さんただひとりで、想定購入日より日経平均は1700円も上昇しているのに、他の3人は皆、評価損となりました。細かい論評など出来ませんが、大きな評価益を出した大倉茂樹さんの選んだ4銘柄全てが黒字、残る3人の中で、やや益の出た銘柄が、ソニーとホンダだけというのも、なにか昨年の市況を表しているように思います。今年も、この傾向は続くと思います。

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