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2006年11月 1日 (水)

映画「日本国憲法」

  先日、志木市柳瀬川図書館の視聴覚会議室で行なわれた、「志木・九条の会」主催による映画「日本国憲法」の上映会に行きました。
映画の詳細は、下記URLで見る事ができますので、感想を一言。
          http://www.cine.co.jp/kenpo/index.html
 やや、難しい映画でしたが、映画の中で、インタビューに答える外国人出演者達の日本國憲法に対する思いが、重くかつ新鮮でした。憲法について日本人が日本のためにだけ考えるのではなく、世界、特にアジアの国々との連携のなかで考えてゆくべきだとの言葉には、目を覚まされる思いでした。
 今、自民、公明両党政府は教育基本法改正、共謀罪(組織犯罪処罰法6条の2)の新設、防衛庁の防衛省への昇格などをセットで進めながら、憲法九条の改正をいかに実現するか模索しています。
実際に世論調査でも憲法九条の改正への賛成が、反対より多くなっているとの報道もあります。朝日、毎日、読売新聞三誌のなかで、読売新聞は10年以上前から、改正を提言しています。
僕は戦後60年たって、護憲派、改憲派のそれぞれの主張、意見には、共にどちらが正しいと云えない真理があると思います。それゆえに、ひとりひとりが、この問題を考えて自分の判断をしなければならない。しかもそれはそう先ではない。それを表現できる場が選挙です。僕は今、平和を望むべき社会の根底が、揺らぎ始めていると感じます。そのひとつが選挙の投票率の極端な低下です。小選挙区、40%代の投票率では、有権者の5%程度といわれる公明党が、その完璧な投票率により、少ない投票総数のなかで、得票率を12~13%代にまで伸ばして、選挙の結果を支配しています。選挙は公明党票がどちらの陣営に上積みされるかで決まります。投票に行かない半数の人達に望みます。平和を守ろうとする人達の意見に、耳を傾け、その連体感を感じ取って欲しい。そして自分の意思で投票し、その結果が日本を動かすのだという実感をつかんで欲しい。
映画を見ながら、こんな事を考えていました。
                                                     「志木・九条の会」が発行したアピール文をコピーしましたので、掲載します。
  [志木・九条の会」アピール
  志木に住み、働き、学ぶ、すべての人たちに呼びかけます。
  今こそ、世界に誇れる、平和憲法九条を守っていきましょう。

沖縄、東京をはじめ、日本各地が焼け野原となり、そして広島、長崎に原爆が落とされ、ようやく終わった第二次世界大戦。このあとやっと、悲惨な戦争を経験した人々の、平和への願いがこもった、あたらしい日本國憲法ができあがりました。
 それから半世紀を越え、この平和憲法のおかげで、私たちの生活が守られ、今まで無事に過ごすことができました。
ところが日本は一昨年、こうしてきめられた憲法の下で、アメリカがしかけたイラク戦争に加わり、国際貢献・人道支援の名のもとに、自衛隊を派遣してしまいました。また、現在、憲法を「改正」しようとしている人々は、「押しつけ憲法反対」「戦後、60年たって、古くなった」「時代おくれだ」など、憲法を変える動きを強めています。そして結局、アメリカの望むとおりに、「日本を戦争ができる国」にしようとしています。
 市民の方々からは、「東京大空襲のとき、母は私を背中に炎を避けて逃げまどった」「二度と戦争はごめんだ」「戦後の食糧難は本当にたいへんだった」「広島の原爆の写真で戦争の悲惨さを知った」「イラク戦争で戦争が何かがわかる」「戦争は犯罪の最大のもの」「次代の青少年への責任として九条を残さなくては」などなど、痛切な声が寄せられています。
 さらに、日本國憲法は次代遅れどころか、21世紀にその輝きをいっそう増しています。憲法第九条は国連憲章にのっとり、アジアをはじめとする世界の多くの国々や、平和を願う人びとから尊敬の目をもってみられています。また、国際的な紛争、国家間の意見の相違を外交交渉によって、解決の方向を見出そうという流れも強まっています。
 私たちは、戦争のない、平和な暮らしのできる日本、世界であってほしいと願います。地球環境を破壊し、民主主義を否定し、人類が営々としてつみ上げ、創り上げてきた文化、芸術、スポーツを台無しにする戦争を憎みます。
 市民の皆さん、志木で働き、学ぶすべての皆さん、今こそ、立場の違いをのり越えて、九条をもつ日本國憲法を守るという一点で手をつなぎ、私たちにできることから、今すぐ始めようではありませんか。
    2005年4月24日 [志木・九条の会」

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