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2006年10月13日 (金)

獅童流「森の石松」ー新橋演舞場

Isimatu320  昨日、公演中の10月新橋演舞場、獅童流 「森の石松」を見てきました。最近、飲酒運転、岡本綾、高岡早紀との交際など、なにかと話題の中村獅童が座長を務めています。
物語(パンフレットのコピーです)
若手演出家の石井(中村獅童)は舞台「森の石松」の公演の演出がうまくゆかず、悩んでいた。公演が間近に迫っているにもかかわらず、役者はセリフを噛むし、殺陣もまるっきりダメ。石井のイライラはつのるばかり。制作の岡田(高岡早紀)に当り散らしたり、大道具の長さん(笹野高史)やずっとコンビを組んできた脚本家の松田(橋本じゅん)とも口げんかになったり。ついには脚本を書き直せと言い出す始末。そこに、支配人の小松(高橋和也)や掃除のおばちゃん(吉田日出子)も乱入して事態はてんやわんや……。
さらに石井と松田はその夜、公園の屋台の女将(角替和枝)を訪ねると、そこで偶然鉢合わせた大御所脚本家・都(ベンガル)と口論になり、ついに大ゲンカ。そんな最中、突然稲妻が彼らを襲ったのであった!

我に帰った石井は周りの様子を見てビックリ!

辺りはちょんまげの町人が行き交う港町、純和風な町並みの後ろにそびえ立つのは富士山!そして自分の姿を見てまたまたビックリ! なんと森の石松になっていた!!
脚本家の松田も石松の相棒、松五郎に変身!!ここは清水? 今は…江戸時代?
これって、もしかしてタイムスリップ??
しかし、歴史では石松は金毘羅参りの帰りに閻魔堂でだまし討ちにあうことになっているのだ。果たして石井と松田の運命はいかに?!

他に共演者は、深沢敦、八十田勇一、長谷川朝晴、西牟田恵など多彩です。
 前半が現代、後半が江戸時代、テンポの早い舞台に飽きません。獅童も熱のこもった演技で、がんばっていますが、この舞台、共演者が皆ほんとに良く、獅童はやや、食われている感じもあります。幕開けはご存知「旅行けばー、駿河の国はー茶のかおりー」の浪曲で始まりますが、一転テンポの早いロックの曲にかわる。平日だったので、年齢層が高い観客が多く、この音楽とテンポにやや戸惑い気味の感じの客席でしたが、後半の江戸時代になると、獅童も好調、立ち回りなどはさすが歌舞伎役者、観客席も沸いてきました。石松は都鳥の吉兵衛(ベンガル)一味に討たれる事がわかっていても、歴史を変えられないのか、このへんがはらはらさせて、最後の大立ちまわりとなります。躍動感有る舞台で、獅童の面目躍如ですが、この場面、少し長すぎました。カーテンコールの大騒ぎ(?)、楽しめましたよ。獅童の声が枯れて、苦しげだった事と、スキャンダルの影響か、空席が目立ったのが気になりましたが、見て良かった芝居でした。★★★★

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