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2006年10月20日 (金)

女峰山登山

Haruka1_320_1 10月18日に、友人と2人で日本200名山のひとつ、日光の女峰山に登ってきました。日光の山としては、男体山(二荒山,2486m)が有名ですが、この女峰山(2464m)と隣の太郎山(2368m)の三つの山の神を総称して二荒山大神と呼んでいます。この山々は神体山であり、名前からもわかる通り古くからこれらの神々は親子と考えられてきました。そして男体山を神体山として祀つっているのが、日光二荒山神社です。ご祭神は二荒山大神と称し、親子三神で、主祭神の男体山=大己貴命・女峰山=妃神の田心姫命・太郎山=御子神の味耜高彦根命です。
男体山は日本100名山ですが、お妃の女峰山は200名山です。200名山完登まで、あと残り30座ほどになった友人の誘いで、霧降高原からのメインルートで登ってきました。女峰山と名前は優しいのですが、この男体山の奥方は歩行程約10時間強と、夫より手強い山です。登山前日の17日に、日光市内の旅館に宿泊しました。和食専門の割烹旅館です。一緒に登る古い山の友は、子供の時から、肉、乳製品を一切食べないので、宿の予約が面倒です。肉や乳製品を食べなくても、高齢になっても山に登る元気な体力がある事を、実証している変な男です。ヒマラヤやヨーロッパの山に行っても、肉は一切口にしませんので、何を食べているのかいつも不思議に思っています。ヒマラヤのシェルパが焼き魚定食を作ってくれるとは思えません。宿といえば僕も5年で温泉100湯をこなさなければならないので、ここもちゃんと日光温泉の宿で、今回もひとつ稼ぎました。
 朝、4時に宿を出て、5時にヘッドライトをつけて霧降高原スキー場の第3駐車場(5.05)を出発しました。昨日ほどの快晴ではないものの、まあまあの天候です。
スキーリフトの終点になっているキスゲ平展望台(5.50)で、きれいな朝焼けを見ました。天候は悪いほうに向っているようです。小丸山までは、丸山を右手に見ながら草原状の広々とした緩やかな斜面を登ります。しばらくすると、石のごろごろした焼石金剛(6.40)に到着。どこを歩いても登れるような、ルートのわかり難い樹林帯を進み、傾斜がきつくなったなった所をがんばると、鳥居のある赤薙山頂上(7.20)につきました。そこから岩場のある登り下りを繰り返し、赤薙奥社跡(8.45)に到着。今年は山歩きがほとんど出来なかったので、ピッチが上がりません。休憩もどうしても長くなり、予定時間より遅れ気味です。奥社から途中ヤハズと標識の有る地点を通過(9.20)、小さな石の祠の有る一里が曽根(9.45)に到着。この地点標高2、295mです。前方に前衛峰が大きく迫り、右方向にイースター島のモアイ像のような、特徴ある大岩が見えます。不思議な形をしています。後ろを振り返ると、赤薙山の「大鹿落し」と呼ばれる赤茶けた爆裂火口壁が見えます。ここより岩場を15分ほど下ると、水場の標識のある地点に出ました。標識から30mほどの小沢にある、塩ビのパイプから水が流れ落ちていました。晴天続きだったのに枯れなかったようです。水場から急な登りをつめて、2、318mピークを通過します。ここからは右奥に女峰山の頂上ピークが小さく見え、目を凝らすと、頂上標識らしい物がかすかに見えました。ここから尾根どうしに大きく左方向に曲りハイマツ帯を登ると、いやな岩場が1箇所有る以外は、急坂ですが見た目よりは楽な登りで頂上手前のピークに出ました。ここに石製の三角点が有りました。標高2、464m地点です。頂上に三角点は無い山のようです。目の前に見えるピークを越えた、ひとつ先が頂上と思い緩やかな登山路を登って行くと、数人の登山者が見え、なんとそこが頂上でした。妃神の田心姫命を奉った木の小さな祠があり、そこの横を抜けて少し高い地点まで登るとケルン状に積んだ岩の上に女峰山2、483mの標識(11.45)がありました。一里が曽根では眺望が良かったのに、残念、頂上はガスがかかり、期待した360度の眺望は見られませんでした。まあ、5時間45分と予定時間より45分遅れながら、長いコースを歩き通しました。頂上の登山者は、志津林道からの最短コースを登ってきた人達でした。昼食を食べて、帰りの圧倒的に長い道のりを考えるとゆっくりもしておれず、30分後に頂上を後にしました。
 頂上(12.15)-水場(13.20/13.30)-一里が曽根(13.45)-ヤハズ(14.05)-赤薙奥社跡(14.20/14.40)-キスゲ平展望台(16.35/16.45)-第3駐車場(17.15)
下山途中から、霧が出て、時々霙も顔に当たるようになり、所用時間も5時間とかなりのろのろペースで、誰もいない第3駐車場に無事戻りました。キスゲ平からはヘッドランプをつけての下山になってしまいました。所用時間12時間10分は、少し時間のかかり過ぎ、今後の山行きが心配です。休憩時間を短縮しないといけません。今日、同じコースをのぼった登山者は他に3人。熊注意報が出ているので、静かな山道に、熊除け鈴の音だけが響く静かな山でした。紅葉は残念ながら終わっていました。
駐車場から、霧の霧降高原道路を慎重に下って宿に戻り、温泉に入って友とビールで乾杯。後は爆睡でした。

Nyohou1_320 (写真上)2、318m峰付近から女峰山を望む。右奥の小さなピークが頂上。遥か前方に見えますが、ここから頂上までは割と楽に短時間で到着できました。

 (写真左)女峰山(2、436m)頂上

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