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2006年9月23日 (土)

暴風雨ー石垣島

 台風14号は、幸い本土直撃にはならず、大きく東にそれて海上を北上する模様です。
家庭菜園を始めたためか、農作物の被害などが気になるこの頃です。
きっこさんのブログでも、八重山諸島を襲った台風13号の凄まじさが書かれていましたが、石垣島の友人からもメールで、その猛烈な台風の脅威を知らせてくれました。こちらのマスコミでは、その被害状況がほとんど報道されませんでしたが、友人でさえも、最近では経験した事の無いような暴風雨が荒れ狂って、大きな被害が発生したようです。この13号台風による停電はなんと5昼夜に及び、電気・水・電話の三重苦を強いられたと書いてあります。何しろ西表島では瞬間最大風速「69.9m」を記録したそうで、過去東京での瞬間最大風速は38.2mですから、この風速がいかに凄いものかちょっと想像の範囲外です。以下青字は友人からのメールの一部です。
「923Hpの台風とはこんなものだ!・・とあからさまに見せ付けられました。
凄まじい風の音、がたつく防風戸にしなるアルミサッシ、もちろん寝てなんか
いられません。明け方、台風の目に入り、又その後の吹き返しが恐ろしいばかり。」

ちなみに友人の家は、台風対策もしっかり備えた、築浅い鉄筋コンクリート造の住宅で、アルミサッシの外側には防風雨戸も付いています。その雨戸さえ一部が飛ばされて跡形も無いとのことです。
「とにかく家の周りに置いてあったものは全て吹き飛ばされて何処へやら・・。
周りのトウキビもきれいになぎ倒されて見通しがきくのに、影も形もない。」
「林の木々も丸坊主になって向こう側まですけすけ。
道路には木が倒れ、また150本以上の電柱が折れたり傾いたり、街の方では
古い家屋の倒壊などの被害もあった模様。」

なにしろ、外部の浄化槽の重い鋳鉄蓋まで、吹き上げられてフェンスを越えて隣の畑に飛んでしまう強風だったようです。この台風の荒れ方や、被害状況がほとんど報道されないのは、米軍基地問題などの対応に見られるように、やはり日本国土は九州迄で、沖縄はその範囲に入らず、ましてや台湾に近い八重山諸島などは忘れ去っている姿勢が政府や、マスコミにあるからでしょう。友人のメールからもその歯がゆさが伝わってきました。
今回石垣島を襲った台風ほどの強風になりますと、ガラス面積の大きな住宅用のアルミサッシの場合、多分風圧に耐えらず、まずガラスが変形して破壊されてしまうでしょう。どうしても外部に雨戸が必要です。以前、神奈川県の海岸沿いに建築中の住宅が、台風に襲われて、アルミサッシのガラスがしなる様を体験した事があります。最近は木造住宅の2階には、雨戸を設置しない住宅が増えていますが、強風時の飛来物を考えると、設置が望ましいでしょう。
過去に大阪では、瞬間最大風速60.0m、那覇では73.6mを記録した事があります。地球温暖化の影響なのかわかりませんが、今後非常に大きな台風が襲来するかも知れません。地震対策として免震構造などの導入が普通になっていますが、近頃のガラス面積の大きなビルやマンション、住宅を見ると、暴風対策が軽視されているような気がしてなりません。
    (きっこのブログ) http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/

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