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2006年8月12日 (土)

ふたつの兵舎建築

6rentai_320_1  愛知県の明治村に、名古屋城内に1873年(明治6年)に建築された木造2階建ての兵舎が移築(昭和40年)されています。旧陸軍第三師団歩兵第六連隊の兵舎でした。(写真左上
これと、そっくりの兵舎建築を仙台で見学しました。現在は仙台市歴史民族資料館となっていますが、1874年(明治7年)に建築された旧陸軍第二師団歩兵第四連隊の兵舎でした。(写真左下宮城県の現存する最古の洋風木造建築物で、県の有形文化財に指定されていHeisya1_320_2 ます。瓦葺寄棟造り、木造2階建で、外壁は漆喰塗りの大壁、建物角隅にはコーナーストーンが貼られ、ガラス入りの上下窓、出入り口のポーチには洋風円柱を有するなどの特徴があります。
修復保存状態は、明治村の兵舎に比べて、格段に良く、外観など新築建物かと思わせるほどでした。これと比べると明治村の旧第四連隊兵舎は、コーナーストーンが無いなど見劣りもするのですが、保存状態はあまり良くありません。
日本に残る最古の洋風木造住宅建築としては、1863年に建築された長崎のグラバー邸(国の重要文化財)が有名ですが、それより10年後には、名古屋、仙台とかなり離れた場所で、外部、内部ともに兵舎建築の基準に沿った建物が建築されている事に驚かされます。ディテールなどもよく揃っていますので、図面指示の正確な事と、建築にあたった日本人棟梁が優秀だったのでしょう。
 兵士用寝台Sindai3_512_1          Sindai4_512_1      銃床       雲型彫刻階段      Zyusyou_512_1   Kaidan2_512_1                             

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