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2006年7月 2日 (日)

法隆寺宝物館

Houmot1_320  一昨日、東京都国立博物館に行きました。ブログで縄文のヴィーナスの事を書いていて、他の土偶でちょっと調べてみたい事が出来たのです。土偶は重要文化財級が東洋館に多数陳列されています。東洋館の後、法隆寺宝物館に寄りました。国立博物館の中で、最も好きな所です。博物館正門から、左方向に進み、重要文化財の黒門(鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門)横を過ぎると、正面にステンレスの門型の大きなキャノピー(庇)と、大きなガラス面で構成されたシンプルな建物が現れます。前面に池を配して、緊張感のある美しいプロポーションです。
設計は、前に書いた土門拳記念館と同じ、谷口吉生氏です。1999年に開館されました。ちょっとわかり難い入口を入ると、前面の大きなガラス面からの光で、とても明るい気持ちの良いエントランスホールがあります。1階、2階が展示室で、明治11年(1878)に、奈良の法隆寺から皇室に献納され、戦後、国に移管された7~8世紀の宝物が300件あまり収蔵されています。窓のない1階金銅仏展示室に入ると、暗い照明の中に、一体ごとにガラスケースに入った、観音菩薩立像などの高さ40cmほどの小さな仏像が、浮かび上がるように多数配置されています。館内には6つの展示室がありますが、この金銅仏展示室の持つ不思議な静謐空間に身を置くと、時の立つのを忘れさせてくれます。僕はN165の陳列番号をもつ、菩薩立像がすきです。この像は横から見ると、他の菩薩像にない、細身の美しいプロポーションをしています。そう、時代は全く異なりますが、あの縄文のヴィーナスにどこか共通するところがあります。どうぞN165を探してみてください。
他の展示室も、興味深い宝物が展示されていますが、特に1階の展示室は、幻想的な非日常空間とも思える場所で、お薦めです。
館内には、他に資料室と明るいレストランがあります。
Butuzou 金銅仏展示室(実際は全体照明はもっと暗く、それぞれの仏像が空中に浮かぶように展示されています)

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