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2006年6月20日 (火)

新日鉄と日本郵船

今日の日経平均終値は、昨日よりー211.94円安い14、684.41円でした。値動きに無理に理由を見つけるといった、方向性の無い落着かない市況です。金利の現状維持か、引き上げかの見通しの悪さも原因のひとつでしょう。
金利といえばご存知、今の定期預金の利息は0.08%です。誰かさんと同じ1000万円を1年間預けて、利息は8000円です。1000万円などを簡単に定期預金に出来る人は少ないですから、100万円とすると利息は年に僅か800円です。
それから所得税120円、地方税40円を源泉徴収されて、640円。隣の駅の銀行までの往復交通費が280円、手元に残るのは360円です。主婦のパート代の時給30分しかなりません。これが日銀が13年間続けてきた超低金利政策です。304兆円(毎日新聞)という国民の預金金利の犠牲の上に、推し進めてきました。この現実と1000万円を6年間預けて、2500万円にしてもらったという人が、この政策の総元締めの総裁さんだというところが、皆なんとも割り切れないのです。
総裁さんは、恵まれた家庭に育ち、東大、国家試験を上位の成績で突破し、エリート街道をひた走ってきて、周囲からは有能との評価が高く、この人に代る人が見当たらないとの事です。しかし答弁などを聞くと、この地位の人に求められる、高い人格形成が出来ていない、正義の無い人のようです。社会勉強も不足のようで、貧しい人の心や生活感などもとても理解できないでしょう。社会勉強が出来ていないと云えば、話は脱線しますが、建築設計で、ちょっと難しい対応をさせられる面倒な設計依頼者として、昔からいくつかの職業の人が云われることがあります。少し社会に順応出来ていないというか、話の要点がかみ合わない時が見うけられるからでしょう。
話を戻して、残念ながら総裁の品格の問題が、 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で、ノーパンしゃぶしゃぶのご愛用者だったなどと書かれてしまいます。
人の上に立つ立場の者の、心構えの問題だと思います。
いけない、今日はこんな人の事を、ぐじゃぐじゃ書くのではなく、6月10日に書いた、高利回りがごろごろの続編として、新日鉄、日本郵船の事を書くつもりでした。
これは、明日書きます。
今日は映画「不撓不屈」を見てきて、主人公の、高潔な人物像に感動したものですから、つい、時の人、日銀総裁と比べて書いてしまいました。
最後に日銀の規約の一部を書きます。これを読むと、この規約に違反している、していないなどではなく、不撓不屈の主人公のいうように、運用するのは人間次第、人間としての成熟度の問題という意味が良くわかります。

日銀規約抜粋
(2)職務上の関係者以外の者と接する場合にも、その頻度、場所等または財産上の利益供与もしくは供応接待について、社会通念上相当と認められる程度を超えたと受け止められないようにするなど、世間から疑念を抱かれることのないよう慎重に配慮しなければならない。
7.個人的利殖行為
(1) 職務上知ることができた秘密を利用した個人的利殖行為は、厳に行ってはならない。
(2) 現担当職務と個人的利殖行為との間に直接的な関係がなくとも、過去の職歴や現在の職務上の立場等に照らし、世間から些かなりとも疑念を抱かれることが予想される場合には、そうした個人的利殖行為は慎まなければならない。
また、疑念を抱かれる利殖行為に該当するか否か判断し得ない場合は、あらかじめ所属長(所属長自身の場合はコンプライアンス会議の審議を経て総裁が役職員の中から定める者)に相談するものとする。

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