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2006年6月15日 (木)

いまさら説明されてもー医療制度改革関連法

 医療制度化改革法案は5月17日の衆院厚生労働委員会で強行採決、18日に衆院通過、この間マスコミの報道はいたって低調でした。ある新聞は一面にも出しません。ところが昨日(14日)参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、成立すると、とたんに扱いが大きくなり、法案内容などに詳しく触れて、高齢者の負担が増えそうです等と書きます。他の医療問題などの影に隠しておいて、法案が成立してから騒いでも遅いのです。負担が増えるなどと簡単に云われても困ります。この法案は情け容赦の無い、高齢者への負担増です。なるべく国民には知ってもらいたくない法案内容のようですから、ここにしっかり書いておきます。
詳細はこれから詰めるという事のようでもあり、どうもその辺がはっきり理解できないのですが、決まったのだからもう仕方ないという考え方は、止めようと思います。イラク問題、米軍駐留問題などすべて拡大解釈されて、悪い方向に持っていかれていますから。
それでは医療制度改革法の骨子です。
 1.70歳~74歳の人の患者負担を1割から2割に増やします。(20%アップではありません。窓口で倍の金額を支払う事です。1人あたり約年間2万円増)ー2008年4月より
 2.70歳以上で現役並の所得のある人は、患者負担を現在の2割から3割に増やします。現役並所得者とは、夫婦世帯で年収520万円以上、単身者で380万円以上の所得のある人達です。(この数字の引き下げ理由を検討するなどは、お役所の最も得意とするところです。失業保険、年金、介護保険などで、実証済です。事実今回も引き下げ案と込みでやってくれました)-2006年10月より
 3.長期療養が必要で、療養病床(現在38万床の療養病床を約6割削減します。 具体的には医療型(約25万床)を約15万床に削減。 介護型(約13万床)を全廃します) に入院する70歳以上の患者の光熱費、水道代、食事代を全額自己負担とします。(自宅にいても、食費や光熱費は払うのだからという論理です。要は、病床を半分にしたいから、出ていきなさいということです。毎日の食事が一回でも良いから、置いてくださいと言うお年寄りの悲しい話など聞きたくもありません。自宅療養が望ましいといいながら、介護保険は改悪し、ヘルパーさんの負担を少なくするから、右手が利かないなら、左手で雑巾掛けしなさいと云っています)ー2006年10月より
 4.光熱費,水道代,食事代の全額自己負担を65歳~69歳にも拡大適用します。-2008年4月より 
 5.高額療養費の限度額を引き上げる。(一般所得の70歳未満の人の場合、7800円増の80100円になる)-2006年10月より
 6.遺族に健康保険から、所得に応じて支給していた埋葬料を一律5万円に引き下げる。ー2006年10月より
 7.保険料を決める標準報酬月額の上下限の拡大(まだ解らないので調べて、また書きます)-2007年4月より
 8.現行の老人保険制度を2008年4月に廃止して、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度を発足させる。ー2008年4月より
 75歳以上の高齢者だけの医療制度です。独自の診療報酬体系などが盛り込まれます。
イ.今は保険料を支払っていない人も含めて、 75歳以上の全高齢者から保険料を徴収します。(年金からの天引きなど)。
ロ.保険料の滞納者から保険証を取り上げ、医療機関の窓口で10割負担になる、資格証明書発行の措置が可能になります。(保険料滞納者の、保険証の期間を限定するなども、今後の視野に入っているようです)
ハ.  国保加入の65歳以上の高齢者の保険料を年金から天引き します。(介護保険もいつのまにか年金から天引きされるようになりました)

書いてみると、かように難しいのです。特に後半になると、これからよく調べないと解らないことが多く、書き難くなりました。老人には、年金課税の強化、国民健康保険料の引き上げ、介護保険料の引き上げなど冷たい風が吹付けます。
今こんな葉書が来ています。「平成18年度の年金額が、17年度の全国消費者物価指数が前年を0.3%下回ったので、支給額を0.3%引き下げます」
単なるデーターと思っていた全国消費者物価指数とやらは、こんな事にも利用するですね。
まさかと思っていた、風邪を引いた時などの小額医療費は、患者全額負担などが、本当かと思えてきます。
「老後は自分で守りましょう」外資系保険会社のCMがやけに目に付くこの頃です。
 

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