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2006年6月 6日 (火)

輸入割箸高騰ー下川町の間伐材割り箸

Dscn0403_320 今日のNHKテレビ「クローズアップ現代」では、高騰する輸入割箸がテーマとなっていました。日本で消費される割箸は、年間248億膳で1人200膳の消費だそうです。(本当?という数ですね。ちなみに今はあまり外食しない僕はどう数えても50膳前後かと思います。皆さんはどうですか?)国産品は2%で97%が中国からの輸入品。日本の割箸産業は壊滅状態です。
しかし、危機的な中国の森林事情により、割箸の原料になる木材が不足して、安価な割箸供給が出来なくなってきたのが、今回の価格高騰の理由のようです。
先日、僕が訪ねた北海道の下川町は、町の面積の90%は森林で、森林資源を生かした循環型の森林経営(伐採した面積と同じ面積の植林をしていけば、50年サイクルでの森林作りが可能な森林面積を保有している事)と廃棄物ゼロの木質資源活用で町を活性化しようとがんばっています。
写真の割箸は、この下川町の下川製箸(株)の製品です。五味温泉の売店で購入しました。包装箱にこう書かれています。「北海道下川町で育ったシナの間伐材で作った国産の割箸です。シナは全国的に分布していますが、特に北海道に多く自生しています。萌芽力が旺盛で群生する為、間伐しないと幹の太い木が育ちません。成木は家具や合板の材料となります。」
国内でシナ、しらかばで割箸を生産しているのは、下川製箸だけになったそうです。森を育ててゆく過程に、発生する間伐材を原料にして作る国産割箸。中国からの供給が難しくなった現在、安いというだけで中国の森林資源を枯渇させる状況を変える良い機会だと思います。下川の割箸、そして吉野の割箸、がんばれ。
 以下はフェアウッドマガジン第9号、シリーズ顔の見える山村、<北海道下川町>第1回、さーくる森人類 奈須 憲一郎さんの文を写させて頂きました。
「この下川町では2003年、FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)の森林認証を取得しました。産地自らが多面的な機能を発揮する豊かな森林づくりに責任を持ち、世界で通用するロゴマークの証明をつけて、消費者の皆様に安心して木材を使っていただく…つまり、フェアウッドの供給が目的です。」
「FSC森林認証は、森林管理の認証(FM認証)と木材加工・流通の認証(CoC認証)からなり、FM認証は下川町森林組合を資源管理者とするグループ認証で私有林1,209.36ha、町有林1,040.92ha、国有林74.38haの合わせて2,324.66ha、CoC認証は下川町森林組合(カラマツ木炭、床下調湿木炭、羽目板、コースター、エッセンシャルオイル、もみの木香りのピロー)、下川製箸(株)(割箸)、三津橋農産(株)(梱包材、製材)、山本組木材(株)(梱包材、製材)の4事業体という内容です。」
この森林認証や、富良野の倉本 聰さんのゴルフ場跡地への植林、知床の植林などについては、また書きます。
  http://www.fairwood.jp/melmag/index.html フェアウッドマガジンHP

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