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2006年6月11日 (日)

右方向へ登ることー鋸岳(200名山)

Jn11_001_320  関東周辺の日本200名山で、登山路がやや難しいとされている山のひとつに南アルプス鋸岳があります。夏山シーズンとなり、鋸岳の登山を考えている人もいる事でしょう。従来は戸台より角兵衛沢を詰めるコースが多く登られていたのですが、最近は釜無川林道を利用するルートを登る登山者もも多くなりました。このルートについては案内書や、登山記録のHPも多くありますので、ここでは書くまでも無いのですが、昨年秋にこのルートから登ったところ、登山道で、1箇所迷いやす場所がありますので書いておきます。迷った記録や、迷った経験から同じ注意を書いているHPもありましたので、少し詳しく書きます。中央本線、富士見駅よりタクシーで林道ゲートまで入り、約2時間半の林道歩きで、第六堰堤到着(標高1540m付近)。この先に立派な小屋があります。登山者が使用できませんが、軒先のバルコニー部分にテントが張れます。ここでなくとも周りも快適な広場で、どこにでも幕営できます。ここに幕営して早朝出発する登山者が多いようです。僕達は横岳峠まで担ぎ上げて幕営し、山頂を往復しました。この横岳峠までのコースで、迷い易い個所があるのです。小屋横から、河原に下り、渡渉して、河原を登ります。再度渡渉して左岸の小道を行きます。(渡渉は川の増水状態で違うでしょう)やがて「この先富士川の水源」の標識が出ます。ここまでは、ペンキ印などもありまず間違える事は有りません。そこから急登10分ほどで、わかり難い分岐に出ます。左に少し行くと水源と思われる水場があります。記録には岩の間から水が流れ出ていると書かれたものも有りますが、僕達が登ったときは、沢状で勢いよく流れていました。この水が非常に旨く、下山時にもポリタンクに汲んで持ちかえったほどでした。尚これより上には水場は有りません。
ここから、元の分岐に戻った付近からが問題の個所です。この樹林帯に「やや左方向に直上する踏み跡」と、「右方向に進む踏み跡」が明瞭についており、木にはどちらにも赤や銀色の布、テープが付けられています。特に直上するルートには、ご丁寧に真新しい布が幾つかついていました。しかし正しいルートは右方向に、樹林帯をトラバース気味に登ります。「右方向」「右方向」と覚えておけば間違いありません。峠まで急登です。翌日に登った幾つかのパーティは、沢沿いに直上し、横岳峠には出ずに、横岳峠から三角点ピークに至る稜線に直接飛び出したようです。多分旧いルートか作業道でしょう。距離的には変わらないと思いますが、踏み跡も不明瞭で迷いやすく、不安だったと話してくれました。もし廃屋同然の造林小屋に出たら、それは間違いルートです。悪天候の時や、横岳峠で幕営したいパーティは気をつけてください。横岳峠からは、踏み跡もしっかりしていて、第一高点(鋸岳山頂2685m)までは問題ありません。見た目よりは、さほど難しくない登りです。下山時は、間違いルートに入るほうが難しいと思います。難なく横岳峠まで下れます。Jn11_002_320
最後に、釜無川林道のゲートですが、富士見駅のタクシー運転手さんの話しでは、林道が工事中なので、原則的には歩行禁止であり、ときにはゲートの通行を断られる事もあるとの事でした。その場合は、ゲート少し前から沢に降りて迂回して林道に上がれば良いとの事です。しかし第六堰堤までの林道歩きは、帰りが堪えますよ。帰りもゲートから富士見駅のタクシーを呼べます。ゲート前より、やや下ったほうが、携帯電話がつながりやすいようです。登山は自己責任で。気をつけて。      (写真は横岳峠)
「北の国から」
  北海道からの情報です。知床峠は、夜間も通行可能になったそうです。
[追記」
横岳峠までのルート記述で、一緒に登った友人から記憶違いを指摘されましたので訂正します。「この先富士川の水源」の矢印標識が出た地点の、左にやや入った所に、岩の間から勢い良く水が出ています。これが水源と考えて良いと思います。奥には本流と思われる水音が響いていました。この水場からもとの所に戻った辺りにロープが下がっていて、僕は覚えが無いのですが、友人はこれを掴んで登ったようです。そこから急登10分強くらいで、直上するか右方向に登るかの、本文に書いたわかり難い分岐地点です。本文ではわかり難い分岐地点のところに水源があるように書きましたが間違いです。
ここから、右方向に樹林帯を登るのが横岳峠に出る正しい踏み跡ルートです。訂正してお詫びします。

   
                                    

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