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2006年5月13日 (土)

根津から谷中へーその3

Siryou1_320_2 大名時計博物館から少し戻って、宗善寺前を左折して延寿寺前の道を行くと二股になります。角に小さなパン屋(みかどパンの看板あり)が有りその前の道を直進します。右側に川名石材店が有ります。突き当たったら右折し、すぐに左折します。角に川口松太郎の小説「愛染かつら」ゆかりの、自性院本覚山宝光寺が有ります。1648年にこの地に移転してきたという古寺です。本堂に有名な愛染明王像が安置されていて縁結び、家庭円満にご利益があるそうです。「愛染かつら」は愛染明王像と本堂前にあった古い桂の木に想を得たと言われています。僕の母方の寺でもあります。そこから数分歩くとドラマ「時間ですよ」の舞台にもなった元柏湯の建物が角地に建っています。瓦屋根に煙突が立っていますのですぐわかりました。昔の銭湯は皆こんな感じの建物でした。200年の歴史を持つこの銭湯も、現在はスカイ・ザ・バスハウスという現代美術ギャラリーになっています。森万里子さんの作品展展示が行われていました。散策路はまだまだ次々に興味ある建築物が現れます。ギャラリーの角を右折して言問通りに出たところの左側にあったのが、写真の下町風俗資料館付設展示場です。
「この付設展示場は、谷中6丁目で江戸時代から代々酒屋を営んでいた「吉田屋」の建物を現在地に移築したものです。明治43年に建てられた建物は、腕木より軒桁が張り出している出桁(だしげた)造で、また正面入口には板戸と格子戸の上げ下げで開閉する揚戸(あげと)が設けられています。いずれも江戸中期から明治時代の商家建築の特徴を示すものです。」ホームページより
昔の酒店が再現されていて、当時の商家の様子が良くわかりました。写真の店先の中央の柱が取り外し出きる中柱で、この両側に上下する板戸があります。
現在のスチールシャッターも、間口が広いと中柱を取りつけてありますが、江戸時代にもあったんですね。2階も展示スペースでしたが、さっきのギャラリーもそうですが、ゆっくり見ているととても半日では廻りきれないので、見学せずに先を急ぎました。もと来た道をギャラリーまで戻り、そのまま直進して日暮里方向に進みました。途中で和菓子店、岡埜栄泉でお土産に豆大福を買いました。ここから朝倉彫塑館までは、寺院の建物や築地塀などを見ながら歩きました。加納院に突き当たったら右折して、観音寺を左折、数分歩くと写真の朝倉彫塑館につきました
。ここの説明は必要無いくらい知られていますので省きます。僕は始めて訪れましたが平日なのに来館者が多いのには驚きました。彫刻家、朝倉文夫が自ら設計した住居とアトリエだった建物には、代表作、大作の彫刻が多数展示されています。彫刻も素晴らしいのですが、コンクリート造と木造の建物が、池のある中庭を挟んで心地よく構成されて、この建物を見に再度訪れようと思いました。彫塑館から谷中ぎんざを通って、千駄木に廻るつもりが時間も遅くなり、そのまま日暮里駅にもどった事は、番外編に書いたとうりです。
谷中は、明治時代の建物が多く残っているので、見て歩くだけでも楽しいのですが、今回見たは資料館などの展示品も興味深いものが多く、貴重な体験ができました。本当にお薦め散策路です。
                              朝倉彫塑館Asakura_320_1                            

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