2009年7月 8日 (水)

背丈がだんだん低くなるキキョウ

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前に背丈が20cmほどの鉢植えのキキョウを購入した事を書いた事があります。
花が咲き終わって枯れてしまったので、庭に植え替えてみたところ、翌年きれいな花を咲かせました。
鉢植えの時より、背丈が高くなり、30cmくらいになりました。

おや、キキョウらしくなってきたなと思ったのです。この場合先祖帰りという言葉が当てはまるか疑問ですが、僕の好みは、こちらです。
四阿山などの山でみるキキョウはすらりとして、花数も少なく可憐です。(写真上)
それに比べると、観賞用に作られた鉢植えのものは花が一度に沢山開いて、風情に欠けます。
そのキキョウですが、今年も咲きました。毎年、花の数が増えてくるような感じで、それにつれて
背丈がだんだんずんぐりしてきました。おい、おいこれも逆の先祖帰りか?
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(写真上、庭に植え替えた最初の年は、背丈が高くなった。)

(写真中、翌年、咲く花の数は増えたが、背は低くなってきた。)

(写真下、そして今年、写真を撮る角度が悪いので、似たように見えるが、一段と背が低くなっている。可憐とは云い難い。)

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2009年7月 6日 (月)

間引きした芽を、押し花にしたチビスケ

Dscn4187_320 立派なトマトだべ。おらの農園で昨日採れただよ。
今年はトマトが元気だよ。もちろんおらが丹精しただよ。

トマトさ、やはり芽かきと摘心だな。
それにつきるべ。
おらは、どんな野菜でも、間引きと芽かきさ、苦手だ
うまく出来ねえだよ。

その点、農園主さまはすげえよ
顔に似合わず情け容赦なく苗は間引くし、芽かきさするだよ。
そったらとこさ折ったらいけねえと、思うまもなく茎の先までバサリとやるだよ。
「摘心も覚えなさいね」だと。
おら、なんかかわいそうで、とても真似さできねんだよ。

 だども、トマトはそれが良かっただな。背はわりと低いが、しっかりと根を張って
もう実が鈴なりだ。
トマトは、女さ作るもんだな。
そんでも頑丈な支柱さ作り、うんと手入れしたのは、おらだよ。おらだよ。

間引きと言えば、おらの大事なチビスケ1号だども。チビスケ1号って誰だかって。
ほら、一緒に月山に登ったり、沢登りでササダニにとっつかれたあのチビスケだよ。
2号もいるだよ。

 その1号が、学校の授業で、インゲンだか、エンドウだかの種さまいて、植木ばちさ入れて家にもって帰ってきただと。
しばらくして、芽がでたら、間引きしなくちゃなんねえべ。
それがちょこんと伸びてきた苗がかわいそうで、なかなか間引き出来ねえだよ。
このまんまじゃ、育たねえと、親が代って間引きしてやっただよ。

 家さけえってきたチビスケ1号は、びっくりさ。
あわててゴミ箱から、間引いた苗を拾い出してきて、押し花にしただとよ。押し花じゃねえ、押し芽だな。
優しい子だよ。なんと、おらのちっちゃこい時とそっくりでねえか。

だども、心配もあるべさ。この優しさで、世間の荒波さ、越えていけるだべか。
こわーい農園主さまに、じっくり仕込んでもらうべかな。
そったら、おらぐらいにはなるべさ。

女農園主
「おらぐらいでは困りますよ」

ありゃ、聞いていただか。壁に耳あり、障子に目ありだな。

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2009年7月 5日 (日)

財務省HPの借金時計、いまだ回復せず

「柳瀬川通信:報道部」
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デスク日本の借金1日1260億円増。毎日新聞はかなり大胆な見出しをつけたね。」
 
 毎日新聞6月28日朝刊より
 ◇自・景気戻れば/民・4年間凍結
 ◇日本の借金、1日1260億円増
 1秒間に54万円、1時間で19億円、1日466億円……。ホームページ「リアルタイム財政赤字カウンター」の画面上で数字がめまぐるしく積み上がる。

 「800兆円になるのも時間の問題やな」

 兵庫県・但馬地域の山あいにある養父(やぶ)市立青渓中学校のコンピューター教室で社会科の西田浩二教諭(50)が3年1組の生徒23人に数字を示すと、「えー、何ですかこれ?」「どんどん増えてる……」と驚きの声が上がった。

 国と地方の借金額「長期債務残高」を分かりやすく示すこのカウンターは、地方大学の研究者が、年末に発表される財務省資料をもとに秒単位の額に換算したものだ。

 過去最大規模となった約14兆円の09年度補正予算を加えれば、1秒間に146万円、1日1260億円とさらに猛烈な速度で数字は膨らむ。債務残高は09年度末に816兆円。国民1人当たり約640万円の借金が重くのしかかる。


作山記者
「衆議院選挙前にしては、かなりインパクトがありますね。論点は自民と民社の消費税に対する考え方の違いを書いたものですが。」

男川記者「5月21日に平成21年度の補正予算が、参議院本会議で否決された後、憲法の衆議院優越規定に基づいて成立しました。
この補正予算の一般会計総額は過去最大の14兆円です。3月末に成立した当初予算と合わせると、今年度予算は史上初めて100兆円の大台に達します。」

デスク「100兆円か。昭和30年頃に国の予算が1兆円を超えたと聞いて、すごい金額だなと思ったけれど、平成に入るとあれよあれよと云う間に60兆円を越え、遂に100兆円とはね。50年で100倍か。驚きだよ。」

男川記者「しかも、今回の補正予算約14兆円の財源は、約10兆8千億円の国債発行によるもので、そのうち約3兆5千億円は赤字国債です。」

作山記者「そうだね。補正予算だけでなく予算全体でみれば新規国債発行額が過去最大の44兆円になるよ。
今年度の税収がまず、見込みどおりにいかないだろうから、初めて国債発行額が税収総額を上回るという恐るべき異常事態です。

デスク「それが、毎日新聞の今年度末の国と地方の債務残高見込み816兆円だね。それをリアルに表す財政赤字カウンターを、子供たちが見て驚いているわけだ。
次世代に付け回しされる借金だ。子供が見ているのが、何か象徴的だな。」

男川記者「そうです。借金時計とも言われますが、刻々と刻まれる時刻に併せて国の借金がめまぐるしく増えていく様が良くわかります。わかりすぎると云いましょうか。」

作山記者「この毎日新聞の記事によると、債務残高の対GDP(国内総生産)比は、2009年度末で168.5%、約1.7倍に倍増するそうだ。」

男川記者「国民一人当り約640万円の借金に相当するそうです。」

作山記者「この債務残高と主要7ヶ国で見ると、イアリアでさえ1.1倍で他の米国、英国、ドイツ、カナダ、フランスでは0.6~0.8倍に納まっている。」

男川記者「イタリアでさえは、ちょっとかわいそうですよ。僕はイタリアが好きですから。
国の借金と言ってもこの816兆円という金額も、どこからどこまでを国の借金に含めるかで大きく変わってきます。
1000兆円とも、学者によっては1300兆円と言う数字を挙げる者もいます。」

作山記者「イタリアというより、料理が好きなんだろう。
インターネットに幾つかある民間の借金時計サイトの金額が、それぞれ異なるのは、借金の範囲の取りかたの違いによるものです。」

男川記者「借金時計と言えば、東京タワーにあった内閣府の「感どうする経済館」にあった借金時計が消えましたね。というより「感どうする経済館」そのものが無いですよ。」

デスク「確か、今年の3月で廃止されたんだ。
国の借金の現状を生々しく広報しすぎると横やりが入ったらしい。補正予算が提出されたのに時期をあわせるようにね。

作山記者「そうでしたか。やり方がきたないですね。
そうだ、それで思い出した。財務省ホームページの借金時計の件を忘れていた。」

デスク「おう、作山クンが追っていた記事だね。」

男川記者「2年前、僅か2時間でホームページから消された、公設借金時計ですね。」

作山記者「あの時の財務省のいい訳が気に入らない。こうだよ。」

 財務省 「平成19年8月2日」

「借金時計の掲載の一時停止について」
8月1日、財務省ホームページの「日本の財政を考える」に掲載しました「借金時計」は、アクセスにより負荷がかかるため、公告等の掲載情報の円滑な閲覧を確保するため、一時掲載を取りやめております。
不都合をおかけしている点をお詫び申し上げるとともに、掲載の準備が出来次第、再度掲載いたしますのでご了承ください。
      連絡先:電話(代表)03-3581-4111
      財務省大臣官房文書課広報企画係(内線5946)
      財務省主計局調査課(内線2328)

作山記者「もちろん、その後音沙汰無しだ。直後はすぐに再開にこぎつけるようなコメントを出していたがね。そのコメントも消したからね。
財務省がホームページで借金時計を作る、ジョークみたいな事など必要だとは思っていないけれど、公開たった2時間で急遽削除しておきながら、
アクセスに負荷がかったなどという見え透いた嘘の言訳を書いたまま、国民を欺いたままにしているのが気に入らないよ。」

男川記者「我が柳瀬川通信報道部は、権力の嘘とジャーナリズムを標榜する組織の世論誘導や片寄った報道は、断固指摘するがモットーですからね。
作山さん、あの時書いた記事をまた再掲載しましょう。デスク、いいですよね。」

デスク「かまわんよ。今のままだと歳出の50%が借金の利息払いなどといった事態が起きかねない。
今度の衆議院議員選挙でも、消費税を含む財政再建問題は争点のひとつだ。
税金の無駄づかいに対して、国民一人一人が厳しい目を向けてもらう為にも、借金時計と言うより
国の歳出入を知ることが大事だよ。」

作山記者「財務省の借金時計が復活する事は無いと思うし、その必要も認めないが、ホームページの借金時計掲載にかかった費用が、400万円とも700万円とも云われているのに、たった2時間で削除してしまった責任はどうなったか、説明責任はあると思うからね。よし、再掲載しよう。」

「記事の再掲載」

(2007年8月1日、財務省の一室)

HPの作成担当者
「今日から、国の借金時計が当省のHPに掲載されます。作成依頼会社からも連絡が入り、私も確認しましたのでご報告します」

上司
「そうか、ホームページで国民に厳しい国の財政状態を啓蒙するのに、かなりインパクトがあるでしょう。ご苦労でした」

担当者
「国民に財政再建の重要性を訴える狙いで考えましたが、良いものが作れたと思っています。」

リンリン(電話)

上司の上司
「おい、ホームページの借金時計のことで、上から苦情がきてるぞ。あんなもん誰が許可したんだ!」

上司
「以前に、借金を知らせるHPの作成書案の中でご許可頂いていますが。」

上司の上司
「私はそんな起案書は見てないぞ。ともかくまずいよ。財務省の借金、じゃない、国の莫大な借金は国民の借金だよ。せっかく、この借金の責任は国民の皆さんにもあります、皆で考えましょうと方向づけしているところじゃないか。」

上司
「そのPRの一環でして」

上司の上司
「おい、借金幾らとしたんだ?。まだ、私は見ておらんのだよ。」

上司
「どなたが御覧になったのでしょう。」

上司の上司
「わからんよ。どうせ誰かさんが御注進に及んだんだろう。」

上司
「借金時計は国債発行残高550兆円に絞りましたが。」

上司の上司
「財投債、政府短期証券などは入れてないのだね。」

上司
「はい。それら粗債務を入れますと、850兆円になりますので、それではちょっと問題が。」

上司の上司
「地方債務を入れると1200兆円か。よくも借りまくったもんだ。まあ、ともかく、掲載は止めろと言って来ているんだ。すぐに中止してくれ。」

上司
「すぐにですか?。マスコミにも広報済ですが。」

上司の上司
「なんとかしてくれよ。君の責任だぞ。午前中に外すと言ってしまったんだよ。国の借金が雪だるまみたいに膨らんでいく様子を、数字で刻々と知らせては逆効果なんだそうだよ。」」

上司
「午前中は無理かと思います。急ぎますが。」

上司の上司
「私の首を飛ばすつもりか。ともかくすぐ止めるんだ。」
ガチャン(電話)

上司
「そういうことだ。すぐに連絡してくれ。」

担当者
「作成側に連絡は出来ますが。外すのは簡単だと思います。しかしマスコミにどう言いましょうか?」

上司
「壊れたとかなんとか言いたまえ。」

担当者
「はあーー。」
リンリン(電話)

担当者
「いろいろあって、借金時計を外すことになったよ。頼むよ。」

HP作成会社主任
「まだ、公開してから2時間も経っていないですよ。」

担当者
「ともかくまずいんだ。頼むよ。アクセスは多いかね。」

主任
「マスコミ関係かもしれませんが、一時集中的にきましたが、今はほとんどありません。外す理由は書きますか」

担当者
「うん。まかせるよ。お知らせ欄に簡単に出しておいてよ。」

主任
「そうですね。アクセスが集中してサーバーに負荷がかかりすぎたので中止すると言うのはどうでしょうか。」

担当者
「いいね、いいね。ただ、アクセス集中はどうかな?。どのくらいアクセスがあったかなどと聞かれるとまずいよ。」

主任
「そうですね。実際、アクセスは少ないのですから、ぼやかしましょう。アクセスにより負荷がかかるとでもしましょう。これ、おかしいですか?」

担当者
「いいよ、いいよ。なんだかわからないのが官庁語だよ。それと、中止はまずいな。」

主任
「再開もあるんですか?」

担当者
「無い、無い。借金が増え続けるカウンターはインパクトが強すぎるそうだとさ。
それでも一時掲載取り止めくらいにしようよ。そのうちに皆忘れてくれるからさ。」


主任
「わかりました。すぐに処置します。確かに時計を作った僕らでさえ、1時間に何億円もがくるくる廻って増え続けるのには、ショックを受けましたよ。でも、惜しいな。借金時計のプログラミングに結構時間がかかったんですよ。」

担当者
「せこいこと言わないの。借金時計プログラミングご請求では稟議おりないよ。いつものように、他の作業に上乗せしてよ。多目でよいからさ。」

主任
「ありがたいです。じゃあ、作業終了後、文案と経過、メール入れますから。お知らせの文案チェックされますか?」

担当者
「任せるよ。頼んだよ。お疲れさん」

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2009年7月 1日 (水)

映画「剣岳点の記」を見ました

Turugi1_320 映画「剣岳点の記」を見ました
 「剣岳点の記」

 観客の入りも良く、評価も高いようですから、ここに書き難いのですが、僕の見た感想です。
山好き、剣岳に思い入れの深い僕でも、この映画を見る事を人には薦めません。
 
 いつもの星★☆採点を先に書きます。
   星★★★ 3個です
  文の最後おまけ星☆一つ    

 このところ、「グラントリノ」以来、映画採点をしていなかったので、僕なりの評価基準をあらためて書いておきます。 好き嫌いの多い、全くの素人評価と受けとってください。
 「映画評価」
 星★★★★★      5   傑作
 星★★★★    4  秀作    
 星★★★☆  3+1  佳作    
 星★★★      3  良作(まあ普通)
 星★★       2  凡作
 星★         1  駄作
 (全てに☆一つのおまけが付く事があります。今までに★5、★2や★1をつけた映画はありませんでした。すみません、星★★★3も少ないのです)
  
 さて、「剣岳点の記」です。
監督・撮影:木村大作
原作:新田次郎
製作:坂上順、亀山千広
プロデューサー:菊池淳夫、長坂勉、角田朝雄、松崎薫、稲葉直人
脚本:木村大作、菊池淳夫、宮村敏正
美術:福澤勝広、若松孝市
編集:板垣恵一
音楽:池辺晋一郎
出演:浅野 忠信 :柴崎芳太郎(陸地測量部測量手) 
     香川 照之 :宇治長次郎(測量隊案内人)
     松田 龍平 :生田 信(陸地測量部測夫)
     宮崎あおい :柴崎葉津よ(柴崎芳太郎の妻)
     仲村トオル :小島 烏水(日本山岳会)
     役所 広司 :古田 盛作(元陸地測量部測量手)
     小澤 征悦 :玉井要人(陸軍参謀本部大尉)
     笹野 高史 :大久保徳明(陸地測量部長)
     石橋 蓮司 :岡田佐吉(館山温泉宿主人)
     國村  隼 :矢口誠一郎(陸軍参謀本部中佐)
     井川比佐志 :佐伯永丸(芦峅寺衆総代)
     夏八木 勲 :行者
上映時間:2時間19分
配給:東映

 ストーリーや製作に関しては沢山の情報がありますので、省略します。
先ず、この映画、脚本の出来がとても悪いと思います。原作もただ、未踏の剣岳に登るだけの筋なので、ドラマにはならないとしても人物像が描かれていないし、予告編にある感動の人間ドラマもありません。
例えば、映画の主要なテーマである主人公の測量士、柴崎芳太郎が何故未踏の剣岳登頂者に選ばれたのかが、いまひとつ説明不足だし、山案内人の宇治長次郎と息子の軋轢が和解にいたる様子もしっくり伝わりません。

この映画の大事な要素の一つである、明治期の山案内人や黎明期の日本山岳会の事なども、その歴史を知らない人が見たら、この映画からは理解する事はできないでしょう。

 地図作成の為に、剣岳に登る過程はわかるのですが、映画を見る人には、地理的説明が不足して、登攀路を求めて、どう苦労しているかがわかり難いし、困難のわりには、最後に三の沢雪渓(その後、案内人、宇治長次郎の名をつけて長次郎雪渓と呼ばれている)から、なんともあっけなく頂上に到達してしまうのも合点がいかないでしょう。

 登山場面も、意味無く岩を攀じて、滑落したり、悪天候、暴風雨のシーンが多すぎたり、立ちはだかる岩壁に登路を求める困難さも伝わりません。
盛りあがってよいはずの、頂上に至る三の沢雪渓を抜けて、難しい岩場を登攀する場面もないので、頂上直下で長次郎が初登頂の順位を譲る場面の迫力がありません。
 後日、登頂した日本山岳会隊と山頂との間で手旗信号を取り交わす場面も、その文言もちょっと嘘っぽい設定で感動がわきません。

 伝えられるように、撮影にいかに苦労したかは、わかりますがその努力が映画から伝わってきません。

 評価すべきは、剣岳の美しい映像です。
望遠レンズを使っての登山シーンにも見るべき場面が多いし、これだけを見て満足すると言う人も多いと思います。

俳優の浅野忠信さんと香川照之さんは、役にはまって熱演です。

 映画としては、木村大作さんの記念すべき初監督作品であり、敬意を表すべきところですが、宣伝に自讃が多すぎるので、あえてきつく言わせて頂きます。
情熱の名カメラマンと言えども、優れた映画作りをする事は難しい事なのだと感じました。カメラに力量が傾きすぎたのかも知れません。よい映像を撮りたい気持が強く出すぎて、映画としての掘り下げが弱くなった作品だと、僕は感じました。

 首を傾げたくなるような個所がかなりある、粗い脚本ながら、美しい景色と共に、記憶に残る映画となった「おくりびと」は、人間が描かれていました。
監督としての評価は、この作品を見る限り、合格点はつけられません。本当に映画製作は難しく厄介です。

 剣岳の長次郎雪渓上部の岩場をうろついていた、若き日の想い出が強いので、つい厳しい評価になったかも知れませんが、この原作、また別の映画作品として登場する事を願っています。
実は同じような題材で、江戸時代に槍ヶ岳に初登頂した播隆上人の物語が、いつか映画化しないものかと期待しているものですから。

 やはり最後に、厳しい自然と戦って、渾身の映画作りをした「点の記組」の監督、スタッフ、俳優の皆さんに敬意を表して、おまけ星☆を加えさせて頂きます。
  剣岳の素晴らしい映像をありがとう。

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2009年6月29日 (月)

ジャガイモの収穫----超ミニ農園

Dscn3732_320_2 3月2日に、植え付けたジャガイモを作男さんが昨日、収穫しました。
庭の芝生を抜いて作った巾、60cm、長さ1m、耕作面積0.6㎡の作男さんご自慢の超ミニ農園です。
作男さんに書かせると、おらが、おらがとうるさいので、寝ている間に僕が書きます。
そう、作男さん、今日は映画「剣岳 点の記」を見に行き、どうも映画の出来がお気に召さなかったのか、名カメラマン、必ずしも名監督ならずなどと、なにやらぶつぶつ言っていましたが、早めに寝たようです。

Dscn4182_320さて、ジャガイモですが、種類は味が良いと言われる「キタアカリ」です。なにぶん超と名の付くミニ農園ですから、30cm間隔で植え込んでも種芋4個が限度でした。

普通は、種芋を半分に切ってから、少し乾燥し灰をつけて植えつけるようですが、作男さん、1個のほうがが良いべさとそのまま植えつけました。

その後、芽かき、追肥、土寄せと丹精し、いや、丹精しすぎたのか、葉がジャングルのように繁り、高さも1.2mほどにDscn4183_320成長し、皆自立出来なくなり、作男さんお得意の支柱を何本も立てていました。
ジャガイモは、植え付け100日と言われますが、このところ天候が悪かったのと、あまりに葉が青々としていたので、作男さん、おらどうすべえと、いつもの決断力不足もあって、少し収穫が遅れたのでした。
ジャガイモは、葉や茎が黄ばみ出したら収穫と言われますが、あれは秋植えの場合で、2月下旬~3月中旬に植え付ける春植えは、葉が青くても100日を目安に収穫したほうが地中で腐らないので良いようです。

Dscn4184_320そして、葉にすっかり養分を取られて、掘ったら種芋しかなかったらどうすべえと心配していた作男さん、シャベルの先から、次々とジャガイモが掘り出されてくると、おら、ジャガイモ作りの天才だと嬉しそうに声をあげました。相変わらずのノーテンキぶりです。

標準的に、1個の種芋からどのくらいの量の収穫があるのか知らないのですが、計量したら、3.8kgとなかなかの収穫でした。

食料自給率40%以下、世界で最も穀物輸入量の多い国。世界中から食料を買いまくっているこんな状況が、いつまでも続くわけがありません。
戦後の食料難を身にしみて体験した作男さんが、ジャガイモ作りの体験をしておこうと考えるのは間違っていません。
0.6㎡で約4kgの収穫なら、18㎡の女農園主さまの本家農園なら30kgの収穫があるはずだと目論んだようです。
世界の飢餓を、ジャガイモが救っています。連作障害が付きまとうのですが、北朝鮮でも1990年代からの食料不足を、このジャガイモの生産でしのいだという話しも伝わっています。
「難しい話さそのくらいにして、おらのジャガイモが、どんなに旨かったか、皆さんにお知らせしてくんろ。おら、ジャガイモ作りは免許皆伝だ。えらいもんだ。それより、おらの事勝手に書くでねえよ。なんど言ったらわかるだよ。」

いかん、作男さん、起きてしまったようです。ここまで、ここまで。
そう、収穫したばかりのジャガイモを蒸かしてジャガバターで食べたら、それは旨かったですよ。作男さん、ありがとう。あれ、おらか、じゃない僕か。多羅尾伴内か。

(写真上、植え付けた時の種芋4個)

(写真2枚目、伸びた芽を芽欠きで、それぞれ1本にしたのにジャングルのようになって、支柱を6本も使って、倒れを防いだ)

(写真3枚目、収穫した3.8kgのジャガイモ)

(写真4枚目、ジャガイモを掘り起こし、茎や葉を処分した超ミニ農園。この後、夏は作る作物が無い。小松菜でも植えようか)

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2009年6月26日 (金)

針金の支柱だ!----作男びっくりする

Dscn4180_320 おら、びっくり感心しただよ。
おらの農園の近くで、ナス、ピーマンの支柱を、全部細い針金で作っている人がおるだよ。
洗濯屋から戻ってくる洋服についているあの、「えもんかけ」だよ。ハンガーとも云うべさ。白や青やピンクの色さしているやつだよ。

それさ、まっすぐに伸ばして3本くらいを束ねるだけだぞ。写真さ見ればわかるべ。それでナスもピーマンも風で倒れもせずに、ちゃんと実がつくだよ。

おらは、農園主さま「支柱は自由にDscn4181_320使って頂いてよいのですよ」とおっしゃってくださるだに、太い支柱さ遠慮なく使っているだよ。ここだけの内緒の話し、支柱だけでウン千円もするだよ。

あっちの支柱は、ただだべ。不燃ゴミ置場に行けば、いつでも拾えるだよ。あっちの作男はただものじゃないだよ。しっかりものだ。悪く言えばけちだな。支柱さ売れなければ、困る人もいるべ。

 農園主さまは、針金支柱に実をつけているナスをチラッと見てから、おらの隠し砦のような頑丈な支柱さ見て、なんか寂しげな顔をしただよ。
そったら顔しないでくだせえ。おらの支柱のほうが、安心感あるべ。あるべ。
だども、ほんとの話し、おら、針金支柱には、ショックうけただよ。エコとかいう難しい話さされると、こっちはかたなしだ。まったく、世の中には、偉えやつさいるもんだぞ。

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2009年6月24日 (水)

タイサンボク(泰山木)の白い花

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 「海上自衛隊インド洋給油その16(5月)」続きを「柳瀬川通信:報道部」で書いているのですが、ソマリア沖の海賊対処と絡んで、いろいろ調べたりない事があり、まだ公開できません。デスクも作山記者、男川記者、そして超美仁記者もちょっとお疲れの様子です。

そこで、ちょっと休憩で、今日はS通信員から教えてもらった志木ニュータウンの中のタイサンボク(泰山木)の花を見てきました。
中国の名山である泰山の名がついているし、俳句の季語にもなっているので、てっきり中国原産かと思っていました。ネットでも僕と同じような感想を書かれているサイトがいくつかありました。

しかし原産は北米で、1873年(明治6年)に渡来したとの事です。ニュータウンの中にも数本植えれています。何故か記念植樹で植えられた樹が多いようです。
花が咲いているのは、S通信員が教えてくれた今日まで、気がつきませんでした。高木の上の方に咲いているので気がつかなかったものと思います。

樹木に咲く花では、日本でも最も大きい花と書かれていますが、それがうなずける大きな白い花が咲いていました。
Dscn4177_320 ゆふぐれの泰山木の白花は

  われのなげきをおほふがごとし
              斉藤茂吉

(写真上、デジカメの望遠で撮ったタイサンボクの花)

(写真中、15m以上の高木である。咲いている白い花の大きさがわかる)

(写真下、蕾でもこんなに大きい)

Dscn4179_320

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2009年6月22日 (月)

梅酒作りと金柑の甘煮

Dscn4139_320今年の庭の梅の実の収穫は、平年並みでした。 アブラムシには悩まされましたが、それでも約3.5kgほど採れましたので、そのうち粒の大きい2kgを選んで、いつもの梅酒作りをしました。
「1瓶の材料」
 南高梅 1kg
 氷砂糖 1kg(甘めです)
 ホワイトリカー 1.8L

2瓶のうち、1瓶はサントリーブランデーを試しました。さて、ホワイトリカーとの味の違いが出るでしょうか。ちょっと楽しみです。

Dscn4142_320 梅酒作りの前に、瓶を空ける為に、やはり庭の金柑の実から、1月に仕込んだ金柑酒を取り出しました。
ちょっと味わってみましたが今年は、なかなかの出来のようです。これを約1年間寝かせるとまろやかな金柑酒が飲めるようになります。

取り出した金柑は、中から種を取り出し、鍋に金柑が隠れる程度の水を加えて、約2時間以上弱火でことこと煮込み、それに砂糖、少量の塩、少量の蜂蜜、ジンを加えて金柑の甘煮を作りました。
Dscn4144_320ジンを加えるのは、苦味が少なくなると勝手に思っているだけで、他の方の参考にはならないと思います。とろけるような金柑の甘煮は、ヨーグルトに入れて食べるととても美味です。

(写真上、梅酒作りの材料)

(写真中、仕込んだ2瓶の梅酒。梅と氷砂糖は交互に入れると書いてある事が多いが、過去の経験では梅の上に載せるように入れても味の違いは感じられなかった。左側がブランデー仕込み。)

(写真下、金柑酒と取り出した金柑。これを煮込んで金柑の甘煮が出来る。種を取り出すのが、ちょっと厄介な作業である。金柑酒は独特の香があり、食前酒に良い。)

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2009年6月18日 (木)

ホタルが飛んだ!

Hotaru
なんだ、この写真(上)は?。人魂でも撮ったのか!。残念、違います。

昨夜、以前ブログで書いたことの有る、我家から歩いて20分ほどの自然公園「こぶしの里」ホタルを見に行ったのです。
近くの川ではアユが釣れ、カワセミも見られます、イチリン草も咲きますと自慢して、なんとお次ぎはホタルか!。

そうなんです。驚かないで下さい。我家から歩いて行ける距離に、こんどはホタルです。
情報をもたらしてくれたS通信員と共に、懐中電灯を持ち、暗い夜道を歩いて「こぶしの里」まで来ると、この写真のホタルが光っていたのです。源氏ホタルです。なんとか写真に撮りました。(何枚も撮ったのですが、写っていたのは、この1枚だけでした。)
行った時間に丁度、地元の竹間沢ほたる育成会の方が居あわせて、説明してくれました。
今年はホタルの生育が例年より早くて、源氏ホタルはもう見る事が少なくなり、今は平家ホタルが良く光っていると教えてくれ、少し離れた場所に案内してくれました。

そこには、源氏ホタルより光の弱い平家ホタルが十数匹、いやそれ以上でしょうか、暗い潅木の茂みの中で、光っていました。Dscn3815_320 残念ながら、僕の写真撮影技術ではデジカメで写真を撮る事は出来ませんでしたが、しばしその幻想的な景色を眺めてきました。

(写真上、ホタルはこぶしの里の湧水池付近で見る事が出来ます)

(写真中、ホテルを育成している事を知らせる案内板)

(写真下、知らなかったのですが今年は6月6日、7日にホタル鑑賞会が開催されたようでした。ホタルは5月末から見られたようです)

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2009年6月16日 (火)

再び観音川、戸石川へ----ああ、水量不足

Dscn4136_320 週末に、5月に釣行した福島県の観音川、戸石川を再び訪れました。今度は釣り仲間との楽しい例会です。

しかし、残念、どちらの川も極端に水量不足で釣になりません。
田に水を引き込んでいる事も影響しているようですが、やはり雨が少ないのでしょうか。

それではと、山越えして栃木県の中三依の男鹿川へと移動してみましたが、こちらの川も同じ。
ヤマメ、イワナとも水量の少ない瀬には出てこないで、どこか深みに逃げこんでいるのでしょう。餌釣、テンカラ釣共に当りはほとんどありませんでした。
そんな事で、ロッジで酒盛りし、温泉に入って楽しんできました。今度また、大ヤマメを求めて行くことにします。

 (写真上は、中三依温泉駅近くの男鹿川です。瀬は一見水量があるように見えますが、どこでも渡れそうなくらい浅い川になっています。橋上から覗くと深みに集まっている魚が見えますが、場所も悪く釣にはなりません。)

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(写真下、川遊びじゃない川仕事に精出している間に、農園ではツル有りインゲンの実が大きく育っていました。昨日の収穫です。すぐに茹でてマヨネーズをつけて食べました。やわらかくてとても美味でした。作男さん、ご苦労さん。あれ、自分か?。

インゲンはツル有り、無しとも沢山の実がつき始めました。毎日収穫できそうです。ナス、ピーマンも順調です。)

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